予約半年待ち!?【完全会員制 紹介制】焼肉 新進気鋭@東京 に行ってきました

グルメ
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完全会員制・紹介制の焼肉に、ご縁があって行ってきました!

 

住所や電話番号の公開はNGということでしたが、SNS等への掲載自体はOKとのことでしたので、備忘も兼ねてここに記しておきます!

 

大変美味しく、終始、妻と「こんな世界があるのか…」と言っていました…笑

 

 

焼肉 新進気鋭とは?

2019年に東銀座に誕生した完全会員制紹介制の「焼肉 新進気鋭」。

住所・電話番号非公開というかなり攻めたスタイルではありますが、口コミで広がり、今となっては予約半年待ちといわれるほどの名店にまで急成長されているそうです。

店舗数も増え、東銀座、恵比寿、京橋、麻布、広尾、目黒、六本木エリアにて展開中とのこと。

 

とある日のコース料理

知り合いの紹介で、今回訪問することができました。値段は2時間の飲み放題込みで、20,000円/人!一体どんな料理が来るのでしょうか…?

 

コースに入る前に、食材を見せてくれます。照明にもこだわった店内ということで、肉が浮かび上がったような印象です!黒毛和牛をはじめとした美味しそうな肉だけでなく、キャビア・トリュフまであり、贅沢の極みですね…!完全会員制・紹介制の焼肉屋…恐るべしです!

 

前菜:キムチ ナムルの盛り合わせ

五大老のようなたたずまい(?)

カクテキを始め、しっかり味が漬かっていて美味です。お店への信頼・お肉への期待が高まる逸品でした。

 

サラダ:新進気鋭 特性 サラダ

とにかくみずみずしい!これだけ無限に食べてしまいそうですが、本日はお肉を食べに来たので、このあたりにしたいと思います。

 

炙り焼き:黒毛和牛トリュフ仕立て

まるで歴史的建造物のような重厚さ…。炙った黒毛和牛の上に、削られたトリュフが乗っています!提供された次の瞬間には、トリュフの香りが部屋に充満しました。

 

黒毛和級の濃厚な味わいと、鼻から抜けるトリュフの香りが、しっかりと調和がとれていて、大満足の逸品です!本当は一口で食べてしまいたいくらいのところですが、これはこれでお酒のつまみになりそうなので、大切に大切に食べてしまいました。

 

タン塩:特上タン元 厚切り

特に脂が乗っているタン元を、贅沢にも厚切りで!

 

かつて、タンを自分でさばいたことがあるので、このタン元の脂の入り具合はとんでもないことが分かります!

 

本日1秒もトングを触ることはありませんでした。担当の店員さんが1人ついて下さり、すべての肉をベストな加減で焼いてもらえ、取り皿まで提供されます。さすが、完全会員制・紹介制のお店…恐るべしです!

 

薬味は左から、スダチ、おろしたてのわさび、生コショウ、塩です。

スダチは種が事前に除かれているというホスピタリティ…。

個人的には、生コショウが気に入りました!辛さは控えめなのですが、まるで挽きたてのような強い香りと、塩分がきいた湿った皮・身の味わいが最高です!

これを言ってしまうと、イキりにイキり散らかした大学生のようですが、この生コショウをつツマミにお酒が飲めてしまいそうです…。(実際におかわりする方も多数だとか)

 

ちょっと脱線してしまいましたが、特上タン元の登場です。店員さんがベストな焼き加減で提供してくださります。まるでダイヤのような美しさ…。彦摩呂氏が食材を宝石箱でたとえるのも納得です。(?)

 

まずは塩で。一口噛んで仰天したのですが、とにかくとにかく柔らかいです。一口で噛み切れました。その後は噛むたびに、タン元の脂が口いっぱいに広がります。これを幸せと言わず、なんというのでしょうか?

おろしたてのワサビとの相性も最高です。そもそも辛さは控えめのワサビである上に、タン元の脂で辛み成分が溶けてしまい、結果として、青リンゴを思わせる爽やかな香りが広がります。

 

赤身肉 塩:栃木県産 黒毛和牛 ハラミ

お次は、ハラミです。威風堂々たる御姿。大皿の中心に鎮座する様子は、まるで滋賀県でセンターを張る琵琶湖のよう。

(出典:滋賀県HP)

 

こちらも塩とワサビでいただきました。タン元と異なり、脂は前面に出てきませんが、肉の旨味自体が強いです!噛めば噛むほど赤身の旨味が口いっぱいに広がります。我々も年を取ってきて、赤身の良さに気付き始める今日この頃です。

 

赤身肉 塩:群馬県産 黒毛和牛 フィレ キャビア

フィレがやってきました。エアーズロックのような一枚肉(?)。

 

焼いてもらえるとその巨大さが良く分かります。

(比較)先ほどのタン元

 

少し焼いて、ストーンで休ませて…を何度か繰り返したのち提供されます。

フィレとキャビアのコラボ…。贅の極みです!

 

キャビアの粒も一粒一粒が大きく、ご立派です。金属のスプーンでは、繊細なキャビアに金属臭が移ってしまうということで、貝のスプーンで提供されるそう。

 

見た目のインパクト◎です。

フィレの脂の旨味と、キャビアのねっとりとした旨味が、噛むほどに混ざり合い、喧嘩をすることもなく絶妙に調和しています。何個でも食べたい逸品です。

 

赤身肉 タレ:群馬県産 黒毛和牛 フィレ

こちらはフィレの脂でタレが大変なことになってます。まるで油田です。こんなに脂がでているのに、OPECは追加減産をしなくていいのでしょうか?(?)

 

こちらも店員さんにベストな加減で焼いてもらいました。お上品な見た目ですね。フィレの良質な脂が、まるで口の中にスプリンクラーを入れられるがごとく、いっぱいに広がります。文句なしの美味です!

 

赤身肉 タレ:長野県産 黒毛和牛 サーロイン 焼きすき トリュフ

サーロインの登場です。サシが綺麗に入っています。このまま食べても美味しさは保証されているのですが、なんと、こちらでは…

 

ミニ牛丼にしてもらえます!!!しかもそこに削りたてのトリュフが…!

 

こちらが最終形です。間違いなく、ぶっちぎりで、人生最高の牛丼でした…!!

まず肉がとんでもなく美味しいです。本来であればすき焼きとして食べられる肉を、米と一緒に堂々とかきこむ背徳感…!そこに、削りたてで香りが際立つトリュフと、濃厚な黄身の旨味が融合しています。

ちなみに、サイズは小・中・大から選べました。

妻ゆーこ
妻ゆーこ

ちょっとお腹いっぱいかも…。小サイズにしようかな…

夫レージ
夫レージ

大サイズで注文してくれ!全責任は俺が取る!!(理想の上司像)

結局、美味しすぎて妻もペロリと食べていました。

 

〆:ライム冷麺

〆の冷麺です。こちらも小・中・大から選べました。

麺のコシがしっかりしていて、さっぱりとしたツユが肉の脂を洗い流してくれます。油断すると何杯でもいってしまうくらい、さっぱりとした美味しさです。

 

デザート:ジェラート

マンゴーとバニラのジェラートです。専門店と見紛うほどのクオリティ!

マンゴーのジェラートは、本当に果物を食べているかと思うほどの滑らかさでした。バニラは種子の粒がしっかり入っており、香り高く大満足でした。

 

充実した飲み放題メニュー

これらのメニューが2時間飲み放題で2,000円!破格すぎます。(20,000円の食事代には、飲み放題の料金も含まれています)

メニュー右下に注目してほしいのですが、「カレー」も飲み放題メニューに入っています!笑

 

夫レージ夫レージ

カレーも飲み放題なのですね(笑)

 店員さん
「カレーは飲み物」という考えのもと、飲み放題メニューに入れております
(真剣な眼差し)
夫レージ
夫レージ

あ、すみませんでした…

廊下にはお酒がうずたかく積まれていました。まるでピラミッド。

完全会員制・紹介制ということもあり、店内の壁には、様々な著名人のサインがありました。

 

以下、飲んだ飲み物(カレー含む)を列挙します。

 

スパークリングワイン

せっかくなので、乾杯はメニューに載っていたスパークリングワイン3種類を頼みました。なお、グラス交換制ではないため、一回に複数杯を頼んでもOKとのこと(程度はあるでしょうが)。
実際、酒のチェイサーに酒を注文する強者もいらっしゃるのだとか。

 

ウイスキー

飲み放題のメニューにタリスカーは載っておりませんが、聞いてみると提供可能とのことで、お願いしました。

また、「スモーキー系のウイスキー」というざっくりとした希望を出すと、目の前にラインナップを並べてくれました!ホスピタリティの塊です。

 

DEACONをロックで頂戴しました。アイラのスモーキーさと、スペイサイドのフルーティさが見事に調和していました。

 

滋賀の蒸留所AMAHAGANウイスキーの取り扱いがあるとのことで、どれにするか悩んでいたところ、こちらもラインナップをお持ちいただきました。

店員さんにおススメされるがまま、赤と青のラベルを選びました。

赤は、スペイン「ヴィノ・デ・パゴ」という最高位の格付の格付けワインの樽で2年間後熟させた「AMAHAGAN ワールドモルト Edition Vino de Pago」。

青はアメリカ シカゴのKOVAL蒸留所とのコラボ品で、アメリカンウイスキー樽で2年3ヶ月後熟させた「AMAHAGAN World Malt Edition KOVAL」 。

いずれも数量限定品ですが、店員さんのほうからガンガン推薦されてました。飲み放題だからと、安酒を飲ませよう…といった魂胆は無く、この時間を楽しんでもらえるよう、誠実に接客いただき、「これが、完全会員制・紹介制の焼肉屋か…」と、夫婦ともども感動していました。

 

あまりにも美味しかったので、「AMAHAGAN Edition YAMAZAKURA」も追加でお願いしました。こちらは、日本原産の山桜にて後熟を行うそうです。

日本酒

沢山の種類が飲みたい旨を伝えると、通常より小さめのグラスで提供をしてもらえました。ホスピタリティの塊ですね。

 

カクテル

カクテルも充実しており、あまりアルコールは得意ではない…という方でも充分に楽しめると思います。

カレー

前述の通り、「カレーは飲み物」という考えのもと、飲み放題メニューに入っております。美味!

 

さいごに

完全会員制・紹介制の焼肉、本当に「こんな世界があるんだな…」としみじみしておりました。

 

料金は20,000円/人と相応の金額はしますが、これだけの料理とお酒を楽しむことができるので、値段に対する満足度は、人生で行った焼肉でぶっちぎりの1位です。

 

食事終了後のタイミングでしか、次回の予約が取れないとのことで、迷わず次回を予約しました(なんと7ヶ月待ちでした!!!)

 

また次回の訪問後、自分への備忘も兼ねて、記事にしたいと思います!

 

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