【完全会員制】『鮨 りかく』 有田焼の器と絶品鮨!至高の食体験とフリーフロー(飲み放題)

グルメ
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2023年10月にひっそりとオープンして以来、

食通やエグゼクティブたちの間で密かに、しかし熱狂的に話題を呼んでいる完全会員制の寿司店鮨 りかく』。

現在、新規会員募集は満員のため募集終了という、人気っぷりです。

コースの全貌を、写真とともにご紹介します。

 

どんなお店?

東京の夜。無数の飲食店がひしめくこの大都会において、本当に価値のある「食体験」とは一体何でしょうか。

美味しい料理が出るのは、もはや当たり前の時代です。美食の国、日本であれば、探せばいくらでも見つかります。

しかし、料理、器、お酒、空間、そして人との温かな会話が完璧なハーモニーを奏で、一つの「総合芸術」として昇華される瞬間に出会えるお店は、ほんの一握りしかありません。

 

2023年10月にひっそりとオープンし、話題を呼んでいる完全会員制の寿司店「鮨 りかく」さんを、訪問する機会に恵まれました。

九州の豊かな海の幸と、伝統工芸の極みである有田焼・伊万里焼、そして現代的で洗練された会員制ビジネスモデル、さらにはお酒好きを狂喜乱舞させる圧巻のフリーフロー(飲み放題)システムが、見事なまでに融合した唯一無二のガストロノミー空間でした。

 

新進気鋭のオーナー

お店のオーナーは、20代後半という若さでありながらアメリカの大学院で学び、金融知識に長け、多角的なビジネスを展開する気鋭の経営者なのだそうです。

元々は、ご自身のコンサルタントや金融関係のクライアントをもてなすために「自分が本当に通いたい究極のお店」を作ったのがスタートだというから驚きです。

夫レージ
夫レージ

 店名の「りかく」は、金融用語の「利益確定」にあやかって名付けられたとのこと

 

革新的な会員制システム

完全会員制となっており、月額は33,000円

毎月決まった日付にクレジットカードから引き落としが行われ、来店用のチケットが付与されるという、サブスクリプション型のシステムを採用しています。

「毎月一度お食事代無料(毎月自動的にプールされます)」という仕組み。2ヶ月に1回、大切なパートナーや友人と2人で訪問するという使い方ができます。

予約はLINEのコンシェルジュ経由でスマートに行え、現在は300名弱の会員がいらっしゃるとのことでした。

夫レージ
夫レージ

「金融のプロが本気で作った、最高のもてなし空間」!

妻ゆーこ
妻ゆーこ

期待値が跳ね上がる!

器だけで総額3000万円!最高峰の器。

湯のみや、お皿、酒器にいたるまで、どれも素敵な焼き物ばかり。

このお店で使用されている器はすべて、佐賀県の有田焼の名窯による完全オーダーメイドだそうです。

中には1個100万円くらいするものもあって、引っかけそうで怖いんですよ…

と苦笑いするスタッフさん。

お店全体で揃えた器の総額は、なんと約3000万円にものぼるとのこと。

有田焼の人間国宝・井上萬二氏の作品や、歴史ある窯元と協力し、味や香りだけでなく「見た目からも楽しんでほしい」というお店の強い願いが込められています。

 

アクセスは、東京メトロ南北線・都営地下鉄大江戸線麻布十番駅6番出口より徒歩4分。

 

看板らしい看板はなく、縦格子のスタイリッシュで重厚な外観です。

一見すると何のお店か全くわからない、まさに「知る人ぞ知る」隠れ家といった佇まい。

扉を開ける前から、日常から切り離された特別な時間が始まるという高揚感に包まれます。

 

 

コース料理(33,000円)

いよいよコースの始まりです。

 

まずは一品料理から

雲子(くもこ)の御椀

雲子(くもこ。まだらの白子。)を使ったお椀。蓋を開けると、上品なお出汁の香りと、ほんのり柚子の香りがふわりと立ち上ります。

「途中で白子を崩していただくと美味しくなります」

と大将よりアドバイス。

言われた通りに白子を少しずつ崩していくと、澄んだお出汁が徐々に白濁し、まるで極上のポタージュのような濃厚なスープへと変化してきます。甘みとコクが広がります。

 

天然虎河豚刺し

続いて登場したのは、深さのある美しい白い器に盛られた下関の天然虎河豚(トラフグ)のお刺身です。

フグの身と皮がこんもりと乗っており、その上からはすられた山芋がかけられています。

「下からしっかり混ぜてみてください」

とのこと。

コリコリとしたフグの弾力、皮の心地よい食感、そして全体をまとめるまろやかな旨味が渾然一体となり、未体験のフグの味わいです。

 

白皮カジキ 醤油焼き

淡い青磁のような美しい葉の形の有田焼に、分厚くカットされたカジキの醤油焼きと、こんもりと盛られた大根おろしが添えられています。

「こちらは熊本で取れた『白皮』と呼ばれるカジキです。マグロのカジキとは全くの別物で、中にしっかりサシ(脂)が入った特別な部位だけを、東京の市場を通さず、九州の業者から直接仕入れています」

一口噛み締めた瞬間……

夫レージ
夫レージ

噛んだ瞬間の旨みがすごいです…!

と唸らずにはいられませんでした。

脂の強烈な甘みと醤油の香ばしさが口いっぱいに広がり、添えられた大根おろしが後味をさっぱりと引き締めてくれます。

 

あん肝 奈良漬け

あん肝とお上品な味わいの奈良漬け。

非常に濃厚でクリーミーなコクと、舌の上でとろけるような滑らかな食感。「海のフォアグラ」と呼ばれる理由がよくわかります。

妻ゆーこ
妻ゆーこ

日本酒がいくらでも飲めてしまいそう…

 

海老芋 香箱蟹餡掛け

冬の高級食材である海老芋(里芋の一種)に、ズワイガニの雌である香箱蟹をふんだんに使い、その上からとろりとした餡をかけた贅沢極まりない一品。

ねっとりとした海老芋の自然な甘みと、香箱蟹の濃厚な内子・外子の旨味、そして上品なお出汁の餡が複雑に絡み合う絶品です!

 

クエの蒸し物

一品料理の最後を飾るのは、なんと25キロオーバーという超特大サイズのクエの蒸し物です。

 

「クエは大きくなればなるほど価値が上がり、脂が乗ります」

と大将がおっしゃる通り、身の分厚さと脂の乗りは尋常ではありません。

夫レージ
夫レージ

クエの脂が浮いている!

妻ゆーこ
妻ゆーこ

まるでラーメンスープ…

クエの極上のお出汁。クエのゼラチン質と旨味が溶け出したスープは、最後の一滴まで飲み干したいほどの圧倒的な美味しさでした。

 

続いて、握り。江戸前とは一線を画す「九州スタイル」の握りとのこと。

「東京の江戸前寿司は、魚を寝かせて旨味を引き出す傾向が強いですが、うちは九州のスタイル。とにかく『新鮮さ』を重視してお出ししています」

握りは、黒地に金の縁取りの器に一貫ずつ、まるで宝石のように提供されていきます。

ガリは、定番の薄切りではなく、角切りタイプ。みずみずしさがあり、食感が楽しいです。

 

真鯛

 

伊佐木(イサキ)

甘み旨味が広がります!

 

本ムツ

 

白烏賊

白烏賊は細かく包丁が入れられ、上に乗せられた生姜の風味とともに、ねっとりとした甘みが口でとろけました。

 

 

小肌

美しい銀色の皮目に緻密な飾り包丁が入れられ、光り輝くようなビジュアルです。脂がのっていて、ジューシーでした!

 

赤身

札には「宮城県塩釜(旋網) やま幸」の文字が誇らしげに記されています。

 

豊洲市場(旧・築地市場)のマグロ専門仲卸「やま幸」は、本中の高級鮨店がこぞって指名する名門です。

“魚”ではなく“個体”単位で見極める圧倒的な目利き、独自の温度管理と熟成技術、そして冷凍を一切使わない国産天然生本マグロへのこだわりにあります。

 

美しい赤身の握り。舌に吸い付くようなしっとりとした食感です。

 

 

中トロ

口の中で、脂がはじけます。マグロの脂の甘みと旨味が、これでもかと広がります。脂がのりまくっており、手でつかむと体温でとろけてしまいます。

夫レージ
夫レージ

お口の中が、脂のスプリンクラー

 

雲丹

北海道のバフンウニ。軍艦から溢れんばかりにこんもりと盛られた雲丹は、口の中で芳醇な磯の香りを残して溶けていきます。

ウニはもちろんですが、海苔もとっても美味しいです。

 

車海老

美しい紅白の模様が目を引く立派な車海老。身がぎっしりとしていて食べ応えがあります。

 

穴子

ふっくらと煮上げられた穴子も絶品。

 

お椀とお茶

 

圧巻のフリーフロー(飲み放題)システム

極上の料理に合わせるお酒。

実はこちらのお店、これほどのハイクラスな高級店でありながら、飲み物は一部の特別なボトルを除き「一律の飲み放題(フリーフロー)」という驚愕のシステムを採用していいます。

お酒好きにとって、お会計を気にせずに極上のお酒を好きなだけ合わせられるというのは、まさに夢のような体験です。

 

ドリンクメニューはこちら。追加料金が発生するドリンクには、お値段が記載されています。

リストに記載がない提供可能なお酒もたくさんあるとのことです。

ワインリストには、シャブリやブルゴーニュの白、ピノ・ノワールなどが並びます。

追加料金でドンペリニヨンやサロン、クリュッグ、シャトー・ラトゥールといった超高級ワインもオーダー可能。

日本酒のメニューには、定番からレアものまで、全国各地の銘酒がずらりと顔を揃えていました

秋田の「刈穂」、山梨の「七賢」、新潟の「八海山」、福井の「黒龍」、三重の「作」、広島の「雨後の月」、山口の「東洋美人」、福岡の「田中六五」。

妻ゆーこ
妻ゆーこ

この錚々たるラインナップがフリーフローで楽しめるのはうれしい!

 

 

まずは美しいシャンパーニュ「エヴィデンス」

 

料理に合わせていくつか日本酒をいただきました。

奈良の銘酒「みむろ杉」。

創業は1660年。酒の神様を祀る日本最古の神社「大神神社(おおみわじんじゃ)」のすぐそばに蔵を構える、今西酒造が醸す日本酒です。華やかな香りと透明感のある旨味が特徴。

 

秋田の「刈穂」。

日本酒度+20を超えるキレのある力強い辛口。脂の乗ったカジキの醤油焼きや、クエの濃厚な旨味をすっきりと洗い流し、次の一口へと誘ってくれます。

 

山口の「東洋美人」。その名の通り上品でフルーティーな香り。

 

山梨の「七賢(絹の味)」。

絹のようになめらかな口当たりがシャリの酸味と見事に調和していました。

 

せっかくのフリーフローということで、その他にも、たくさんいただいてしまいました。

 

これらの日本酒が、美しい有田焼の酒器で提供されるという贅沢!

美しい有田焼の酒器で提供されることで、香りの立ち方や口当たりが格段に変わり、お酒の持つポテンシャルが極限まで引き出されます。

夫レージ
夫レージ

いいお酒、いい酒器!

 

デザートカクテル

コースの最後には驚きの演出。

「うちはデザートの代わりに、バーテンダーがお作りする甘いフルーツ系の『デザートカクテル』をご用意しています」

専属のバーテンダーさんから、デザートカクテルがふるまわれます。

提供されたのは、カルーアコーヒーリキュールなどを使った、クリーミーで甘美なカクテル。

夫レージ
夫レージ

お寿司屋さんの締めくくりに、まさか本格的なカクテルが出てくるとは。

この既成概念に囚われない自由な発想こそが、若きオーナーの真骨頂なのかもしれません。

 

おすすめポイント

「鮨 りかく」が提示する新しいガストロノミーの形を体験させていただきました。

  • 総額3000万円という規格外の有田焼への投資と、空間づくりへの圧倒的な美学。
  • 江戸前にはない「新鮮さ」を武器にした、九州の極上食材の直ルート仕入れ。
  • 月額33,000円で毎月1回の食事がプールされていくという、画期的で合理的な会員システム。
  • 銘酒からレア酒まで揃う、左党も下戸も大満足の圧巻のフリーフローシステム。
  • そして何より、堅苦しさを排除し、心からリラックスして美食を楽しませてくれるホスピタリティ。

私たちは口を揃えて

夫レージ
夫レージ

また2ヶ月後に来ようね

と約束。

次回はどんな器で、どんな九州の旬の魚が提供されるのか。どんな珍しい日本酒に出会えるのか。

東京のど真ん中で、若き天才の熱量を感じられる秘密の空間「鮨 りかく」。もし会員になるチャンスに巡り合えたなら、絶対にその権利を逃さないことを強くお勧めします。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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