お土産に自宅用に、スーパーでもお求めやすいおすすめのイギリスのビールを紹介します!
イギリス以外の国のビールについても紹介しています。
その⑧記事は、51~58番目のビールです。
美味しいビールを発見したら都度更新していくと思いますので、海外ビール好きな方はブログをちょこちょこ覗いてください(^^♪
英国といえばパブ。
夜はビールを片手にサッカー観戦しているお客さんで盛り上がっています。(夜だけでなく昼間もビールを飲んでいるお客さんでにぎわっていますが…)
イギリス国民から愛されるビール。
税率20%ですが、スーパーで販売されているビールは1.5£~3£(約200円~450円)と日本と変わらない価格帯です。
ラガービールなどはキンキンに冷やされていますが、エールビールなどの適温が10度~常温のビールは、常温の棚に陳列されています。
前回記事はこちら↓↓
ウェインライト Wainwright
大手のマーストン醸造所(Marston’s Brewery)のゴールデンエール。
ホップと100%イギリス産麦芽を独自に配合。ほのかな甘い香りと繊細な柑橘系の香りを持つ、さわやかな黄金色のエールです。
軽く飲める感じで、ラガー好きの人にもおすすめです。
元々は季節限定のビールとして醸造されていましたが、イギリス内でヒット商品となり需要に応えて常に販売されるようになりました。
オールド・スペックルド・ヘン OLD SPECKLED HEN
小売業者であり、ビールメーカーでもあるグリーンキング醸造所(Greene King Brewery)が所有する、モーランド醸造所(Morland Brewery)のエール。
モーランド醸造所は1711年創業の歴史ある醸造所で、2000年にグリーンキング醸造所に買収されました。グリーンキング醸造所はパブ、レストラン、ホテルなども経営している大手ビールメーカーです。
1979年にMG自動車工場の50周年を記念して、モーランド醸造所が初めて醸造したブラウンエールなのだとか。以来、20カ国以上で販売されているロングセラーの銘柄です。
アルコール度数は5%。モルトとキャラメルのような甘い香り、フルーティ感のある風味が特徴的なエールビールです。
肉料理、ロースト肉、ソーセージ、パイとよく合います。
オールド・クラフティ・ヘン OLD CRAFTY HEN
同じくグリーンキング醸造所(Greene King Brewery)が所有する、モーランド醸造所(Morland Brewery)のエール。
OLD SPECKLED HENにグリーンキングの旧ブランド「Old5X」をブレンドして作ったエールです。
アルコール度数6.5%、ビンテージオーク樽熟成のビールで、柔らかな甘味、後味は心地よい苦味があります。
イギリスのオンライン新聞「The Independent」の、「Top Ten Best Winter Ales」の3位にランクインしているとのこと。モルティな味わい、滑らかなコクがあり、肌寒い冬の夜にじっくり味わうのに良いかもしれません。
ホッグス・バック ティー Hogs Back TEA
イギリス・トンガム(Tongham)にある、ホップ栽培も行っているホッグス・バック醸造所の人気銘柄ビール。
家族経営の小さな醸造所ですが、地元産の原料にこだわりを持って醸造しています。
「地元で生産・消費することで持続可能な社会の発展に貢献する」というモットーを掲げ、醸造工程で使用した穀物は、すべて地元の家畜に与えたり、再利用可能なガラス瓶を導入することで、1万2000本以上のペットボトルを節約するなど、環境活動にも力を入れています。
ベストセラーの伝統的なエールビールです。アルコール度数は4.2%。ホップの爽やかな苦味、軽めの味わいでランチにサクッと飲みたいようなビールです。
パッケージの緑の豚は、醸造所近くにある、まるで豚が横たわっているように見える丘の尾根が由来なのだそうです。
カレッジ・ディレクターズ Courage Directors
1787年に、ジョン・カレッジがイギリス・ロンドンに設立したカレッジ醸造所(Courage Brewery)。何度も合併・買収を繰り返しながらも、現在まで伝統あるビールを作り続けています。
現在は、ロンドン証券取引所に上場している、大手ビールメーカーのマーストンズ(Marston’s)が経営しています。
アルコール度数は4.8%、ローストしたペールモルトとクリスタルモルトが使用されています。
フルボディでスッキリとした苦味、香りはフルーティでバランス感が良いビールです。ドライホップの風味が特徴的。
元々は醸造所の役員専用として醸造されていた特別なビールだったようですが、需要に応えて一般にも販売されるようになったのだとか。