【ドイツ旅行記】ブレーメン観光おすすめ その①

ドイツ
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黄色と緑のHと書かれたこのマークが停留所のマークだそうです。「H」はHaltestelle(停留所)を意味しています。

 

乗り方は簡単で、チケットを購入して乗車します。

チケットは、券売機で行き先入力して購入します。券売機は、各停留所(小さい停留所だと置いていないこともある)・路面電車の中にあります。券売機の言語は英語も対応していますし、クレジットカードでの支払いが可能です。

 

乗車後、チケットを機械に通したり、チケットを確認してもらうことはありませんでした。確認を求められた際にすぐに見せることができるように準備は必要です。

チケットに当日の日付が刻印されていない場合(券売機によって日付が刻印されないものがあるらしい)は、車内にある刻印機で打刻してもらう必要があるようです。

 

ブレーメン空港から、ブレーメン観光名所が集まるマルクト広場付近までのチケット料金は、2.85ユーロ。

乗車してチケットをじっと見つめていると、現地の方がドイツ語ではなく英語で話しかけてくれました。

「それもったいない買い方してるよ!9ユーロチケット買った方がいい!」と、自分の9ユーロチケットを見せて説明してくれました。

 

『9-Euro-Ticket』(9ユーロチケット)は、燃料価格高騰によるドイツ政府の国民に対しての一時的な救済措置で、「料金は9ユーロで、公共交通機関1ヶ月乗り放題」のチケットのことです。

利用できる範囲は、ドイツの地下鉄・トラム・路線バス・公共交通機関のフェリーなど幅広くカバー。ICEやIC/ECなど長距離列車、長距離バスは利用不可です。

国民だけでなく旅行者まで利用できるのは嬉しいです。

私たちが購入したチケットは2.85ユーロなので、3回以上乗るならば9ユーロチケットの方がお得ですね。親切なドイツ人にお礼を言いつつ、9ユーロチケットを購入しました(*_*;

 

 

車内の座席のカバーには、ブレーメンの音楽隊の動物・ローランド像など、ブレーメンの有名なものがデザインされていました。

 

 

ブレーメン観光名所

ブレーメンは、ドイツに11ある大都市圏のうちの1つで、人口は約56万人の都市です。

美しい旧市街、世界遺産があり観光地としても魅力的です。第2次大戦中には市の半分以上が破壊されたりしましたが、人々の力により復興し、現在は多くの観光客が訪れる魅力的な町並みです。

 

8世紀まで遡る司教座都市および商都としての歴史、ハンザ同盟(ヨーロッパの都市による都市同盟)としての歴史、など興味深い歴史を持つ都市です。

また、自動車、造船、金属加工、電子技術、食料品加工業の重要拠点でもあります。ブレーメン市内にはメルセデス・ベンツの工場や、ラインメタルの電子技術開発拠点があります。

 

そんなブレーメンの観光名所をご紹介します。

 

Youtube動画でも紹介しています。よろしければご覧ください(^^)/

 

ブレーメンの音楽隊の像

グリム童話「ブレーメンの音楽隊(ドイツ語: Die Bremer Stadtmusikanten)」。人間に捨てられたり、食料にされそうになっていた動物たちが一致団結し、音楽隊に入ろうとブレーメンを目指すお話しです。

森の中で見つけた一軒家で、泥棒たちを家から追い出すため、窓の所でロバの上にイヌが乗り、イヌの上にネコが乗り、ネコの上にニワトリが乗り、一斉に大声で鳴いたのである。

その光景を描いた銅像が、ブレーメン市庁舎の西壁脇にひっそりと立っています。想像していたより小さく、見逃してしまいそうになりました。

全体的に暗い色をしている像ですが、そんな中、金色に光り輝くロバの前足と鼻。ロバの足をなでながら願い事を言うとその願いが叶うとの言い伝えがあり、多くの人たちがなでた証拠です。

 

「4匹一体となり一斉に大声で鳴いた」というその声、実はすぐ近くのマルクト広場で実際に聞くことができます。

一見、普通のマンホールに見えますが、「ブレーメンの穴(Bremer Loch)」と呼ばれており、中央にコインを入れると、なんと音楽隊の動物の声が大音量で聞こえてきます。これを聞きたくて、わざわざ銀行へ行って現金を作ってきました…。

コインを1回投入するごとに、ロバ・犬・猫・鶏のだれかの声が聞こえます。全員分を聞くには、4回試す必要があります。

こちらのマンホールは募金箱になっているそうです。

 

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