原作はもちろん、アニメ・映画も大人気『ジョジョの奇妙な冒険』。
そのジョジョの聖地巡礼として、イタリアのベネチア・ローマへ旅行してきました。
『ジョジョの奇妙な冒険』の作中に登場する場所へ行ってきましたので、写真と共に紹介します!
- 第2部『ジョジョの奇妙な冒険 Part2 戦闘潮流』
- 岸部露伴は動かない
- 岸辺露伴 ルーヴルへ行く
- 第5部『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』
- ナポリ / 康一とジョルノが出会った場所
- カプリ島 / ポルポの隠し財産のありか・セックス・ピストルズ登場
- トリッシュと出会う場所
- ため息橋 / ボスが滞在していたホテル付近
- リベルタ橋 / ギアッチョ(ホワイト・アルバム)戦
- サンタ・ルチア駅前広場 / ギアッチョ(ホワイト・アルバム)戦
- ライオン像 / 指定ディスクの隠し場所
- レストラン / スクアーロ(クラッシュ)・ティッツァーノ(トーキング・ヘッド)戦
- ローマ・テルミニ駅 / メローネの最期
- サン・ジョルジョ・マジョーレ教会 / ブチャラティとボスが戦う場所
- ヴェネツィア広場 / ブチャラティとセッコが戦った場所
- コロッセオ /ポルナレフが待つ場所
- サンタンジェロ橋 / ボスとの最終決戦
第2部『ジョジョの奇妙な冒険 Part2 戦闘潮流』
出典『ジョジョの奇妙な冒険 Part2 戦闘潮流』
1987~1989年にかけて連載された、ジョジョシリーズ第2部『ジョジョの奇妙な冒険 Part2 戦闘潮流 ジョセフ・ジョースター ―その誇り高き血統』
第1部主人公ジョナサンの孫であるジョセフ・ジョースターが主人公の物語。波紋の戦士シリーズ・第2弾です。
イタリア・ヴェネチアは、ジョセフ・ジョースターが、波紋教師リサリサのもとで波紋の修行を積む場所として登場します。
イカ墨パスタ / レストランでシーザーとの初対面シーン
出典『ジョジョの奇妙な冒険 Part2 戦闘潮流』
ローマのレストランで、イカ墨スパゲティを食べるジョセフが、シーザーと初対面するシーン。
隣のテーブルに居るシーザーと波紋パスタを飛ばしあいます。
実はイカ墨パスタは、ベネチア発祥のスパゲティです。
味・香りが濃厚なイカ墨がたっぷり!テーブルに運ばれてきただけで強い香りがしました。具として入っているイカの身もフワフワ柔らかくて美味しいです。
ベネチアのグルメ・レストランはこちらの記事で紹介しています↓
コロッセオ / 地下に柱の男が眠っていた場所
ローマの観光名所1つである「コロッセオ」。その地下にカーズ、エシディシ、ワムウが眠っていました。
ローマの人々の娯楽施設として造られた闘技場「コロッセオ」。ここでは、数多くの剣闘士・動物が戦い、命を落としたと言われています。
たくさんの血が流れたこの場所の地下に柱の男たちがいる、と考えると恐ろしいですね(;’∀’)
そして、その地下への入り口はなんと真実の口です。
リアルト橋 / リサリサとの初対面シーン
ジョジョとシーザーがベネチアへやってきた冒頭シーンの背景にあり、リサリサ先生と初めて会ったリ場所です。
人気観光地のため、橋の上だけでなく橋付近は観光客で大混雑しています。
出典『ジョジョの奇妙な冒険 Part2「戦闘潮流」1話』/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
カナル・グランデには4つの橋があります。その中でも、最も古い16世紀半ばに建設されたリアルト橋(イタリア語: Ponte di Rialto)。「白い巨象」とも呼ばれています。
全長23メートル、幅7メートルの石造アーチ橋で、橋の上にお店が立ち並ぶほどの大きさです。
ベネチアの運河・仮面 / リサリサとの初対面シーン
”水の都”ヴェネツィア。ベネチアは、「ヴェネツィアとその潟」として世界遺産に登録されています。
迷路のように入り組んだ運河・橋・路地、街中を行き交うゴンドラや水上タクシーボート。その美しさから”アドリア海の女王”、”アドリア海の真珠”、”水の都”などの異名を持ちます。
出典『ジョジョの奇妙な冒険 Part2「戦闘潮流」1話』/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
そのため、水上の交通網が充実しており、水上バス・水上タクシー・ゴンドラなどが行き来しています。
水上バスは、1回券は7.5ユーロ、1日乗り放題チケットは25ユーロ。ゴンドラは、風情を味わいたい観光客向けに運行されており、1台あたり80~100ユーロです。
ジョセフはゴンドラに乗って移動しているあたり、さすがスピードワゴン財団!お金持ち・セレブですね(;’∀’)
出典『ジョジョの奇妙な冒険 Part2「戦闘潮流」1話』/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
リサリサ先生の登場時は、仮面を被り、ゴンドラの上に乗っています。
出典『ジョジョの奇妙な冒険 Part2「戦闘潮流」1話』/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
仮面は、2月にベネチアで開催される世界三大カーニバルの1つである「ベネチア・カーニバル」で使用されるものです。
ベネチアのお土産ショップでは、いろんな種類の仮面が売られています。ベネチアの定番のお土産ですね。
ちなみに、ジョセフ達が修行した孤島「エア・サプレーナ島」は、ベネチアには存在しない架空の島です。
サンマルコ広場 / 赤石をすられそうになった場所
出典『ジョジョの奇妙な冒険 Part2 戦闘潮流』/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
カフェで、リサリサ先生がシュトロハイムの部下からエイジャの赤石をすられそうになった場所です。
ベネチアの中心地にあるサンマルコ広場(イタリア語:Piazza San Marco)。
ドゥカーレ宮殿やサン・マルコ寺院などの回廊のある歴史的建物に囲まれており、”世界で最も美しい広場”と言われる観光名所です。
岸部露伴は動かない
出典『岸辺露伴は動かない (ジャンプコミックス)1巻』
『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場する人気キャラクター、漫画家の岸辺露伴を主人公として描くスピンオフ作品。
好奇心にあふれリアリティを追求する岸辺露伴が、漫画の取材先で遭遇した不思議な現象を、スタンドと機転で切り抜けるという、ミステリー・サスペンス作品となっています。
サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会 / 懺悔室
出典『岸部露伴は動かない 4話』/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会・david production
『岸部露伴は動かない』のエピソード『懺悔室』に登場する教会がこちらの、サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会(Santi Giovanni e Poolo)です。
お隣の建物まで実物と同じように描かれています。
教会内では撮影禁止となっています。(作中の岸部露伴同様、おかまいなしに撮影してる観光客が多いですが…)
岸部露伴が取材旅行で訪れたイタリア・ヴェネツィア。そのヴェネツィアの教会の懺悔室に入った所から物語が展開するエピソードです。
懺悔室は、自分の犯した『罪』を司祭に告白し、神様のゆるしを得る・魂を浄化する場所とされています。カトリック教会特有のものなのだそうです。
イタリアの教会の懺悔室はこちら。サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会は撮影禁止だったため、他の教会のものを撮影させてもらいました。
想像より小さくこじんまりとした印象です。
岸辺露伴 ルーヴルへ行く
4部の大人気キャラ岸部露伴を主人公にしたスピンオフ作品『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』。荒木飛呂彦先生の初のフルカラー漫画作品でもあります。
最近、テレビドラマ・映画化されたことでも有名ですね。
ルーブル美術館
作品の舞台となったパリのルーブル美術館。荒木先生が実際に取材のために訪れて、作品の着想を得た場所です。
世界一有名な絵画であり、吉良吉影が勃〇したあの名画である、レオナルド・ダ・ヴィンチの『モナ・リザ』
第5部『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』
出典『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』
1995年~1999年にかけて連載された、ジョジョシリーズ第5部『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』。
イタリアを舞台とし、DIOの息子であるジョルノ・ジョバァーナが憧れのギャングスターを目指す物語です。ディオ譲りのカリスマ性と、ジョースターの血統である高い精神力で、過酷な運命を切り抜けていきます。
5部のテーマは「運命」。悲しい境遇で生きてきた主人公・仲間たちの、運命と力強く対峙して生き抜くところが魅力的な作品です。
ナポリ / 康一とジョルノが出会った場所
出典『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風 1話』/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
ジョルノ : タクシー。アルバイトでこれから帰るだけだから、安くしときますよ。市内まで18万リラでどう?
康一 : 18万?って、えぇとーー、一万くらいか、、。高いよ!相場は半分くらいでしょ!
康一くんがジョルノと出会ったナポリ・カポディキーノ国際空港。涙目のルカがいる場所でもあります。
ジョルノ同様、タクシー乗り場では、タクシードライバーが観光客に営業をかけていました。そして、相場より高い値段でふっかけてきます(;’∀’)
ナポリ観光の際は、康一くんのように、ちゃんとナポリのタクシー運賃の相場を知っておいたほうが良さそうです。
康一くんのバッグだけを乗せて、ジョルノが急発進。エコーズACT3で車を止めた場所は空港前のこのあたりでしょうか。背景の建物が同じです。
出典『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
冒頭に一瞬だけ登場する「卵城」。
出典『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風 1話』/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
ポルポが刑務所内でピザを食べていたとおり、実はナポリにはピザの有名店が多いです。
ピッツァ大会で優勝したピザ職人のお店「Gino e Toto Sorbillo」のピザを食べてきました。ハチャメチャに美味しい上に、ヨーロッパのレストランの価格帯からすると比較的安いです。
ナポリの海沿いにはたくさんの船着き場があります。ブチャラティ達がカプリ島へ渡るための船を借りたのはこの辺りでしょうか。
カプリ島 / ポルポの隠し財産のありか・セックス・ピストルズ登場
ナポリからカプリ島までは、フェリーで1時間40分ほどかかります。
カプリ島の港はこちら。ジョルノ・ミスタが先に上陸した港と同じように、カラフルな建物が並んでいます。
出典『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風 7話』/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
この港で、ミスタとセックスピストルズが即席ランチをしたのですね。
ミスタ・サーレー戦が繰り広げられる山道が、ちゃんと崖の上まで続いています。
出典『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風 7話』/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
トリッシュと出会う場所
カプリ島に上陸し、ポルポの隠し財産を手に入れ、幹部のペリーコロさんに手渡す場所。そして、ボスの娘であるトリッシュと初めて出会う場所はこちら。
ケーブルカー山頂駅展望台のあたりです。
出典『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風 9話』/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
フーゴが上着をタオル代わりにされるシーンです。
ケーブルカー山頂駅を出てすぐ、かつ見晴らしが良い写真・観光スポットであるため、カプリ島観光をすれば自ずと聖地巡礼することになるかと思います。
ため息橋 / ボスが滞在していたホテル付近
出典『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風 25話』/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
アニメでボスが滞在しているホテルのシーンで登場します。
暗いホテルの部屋で、ストーカーのようにパソコンをカタカタしています。
ボスとの待ち合わせ場所であるサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会までは、ここから水上ボートで数分の距離にありますので、合理的な場所に泊まっているようですね。
また、この付近のホテルは、リゾート地・有名観光地であるヴェネツィアの、アドリア海の景色が見渡せる海沿いのホテルです。
1泊10万円以上の五つ星ホテルが建ち並んでいます。さすがはボス、セレブなホテルに宿泊していたみたいですね。
16世紀に架けられた、白の大理石の「ため息橋(溜息の橋, 嘆きの橋, Ponte dei Sospiri )」。
ドゥカーレ宮殿の尋問室と、古い牢獄(写真右手)を結ぶようにかけられています。
囚人が独房に入れられる前に見ることができる、最後のヴェネツィアの美しい景色ということで、囚人がため息をつくということから「ため息橋」という名がついたそうです。
「日没時に恋人同士が、ゴンドラに乗ってこの橋の下でキスをすると、永遠の愛が約束される」なんていうロマンティックな地元の言い伝えもあるそうです。ゴンドラ遊覧の定番のコースになっています。
リベルタ橋 / ギアッチョ(ホワイト・アルバム)戦
出典『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風 18話』/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
指定のディスクを回収するため、ベネチアのサンタ・ルチア駅前広場へと向かうジョルノとミスタ。その道中のギアッチョ/ホワイト・アルバム戦で登場する大橋です。
リベルタ橋は、ベネチア島と本土を繋ぐ長さ3850mもの大橋です。電車用と車用の2つの道がかかっています。なるほど、約4㎞もの直線道路…ギアッチョがスケートで追ってくるわけです(;’∀’)
変な所にぶちギレるところが、ジョジョキャラらしくて大好きなキャラです(*’▽’)
出典『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風 18話』/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
ギアッチョ(Ghiaccio)は、イタリア語で”氷”の意味。名前の通りのスタンド能力ですね。
ジョルノとミスタと同じように、タクシーでリベルタ橋を渡ってみました。
早朝の時間帯だったせいか、霧が濃く、ギアッチョのスタンド攻撃を受けているかのような状況で大興奮でした!

すでにスタンド攻撃を受けているぞッ!!
迎撃するミスタから見える景色はこんなかんじでしょうか。
ギアッチョがスピードスケートで追いかけてくると思うと、めちゃくちゃ怖いですね。
サンタ・ルチア駅前広場 / ギアッチョ(ホワイト・アルバム)戦
出典『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風 18話』/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
サンタルチア駅前の広場は、指定のディスクが隠されているライオン像がある場所として、作中に登場します。
この後で紹介しますが、実はこの広場にはライオン像は無く、実際には同じベネチアにあるサンマルコ広場にあります。
広場にはギアッチョがひっくり返したゴミ箱がありました。
出典『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風 19話』/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
ミスタとの激闘の末、ギアッチョの首に刺さったと思われる街頭もありました。
やばい「鉄棒」を引っこ抜かなくてはッ!
20年以上前の作品ですが、作中の街頭と同じ色味をしていますね。
出典『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風 19話』/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
なるべく同じ角度で撮影してみました。奥に見える橋までちゃんと描かれています。
激闘の後、ジョルノがミスタの手当をしている様子を見て、勘違いしたナランチャが気を遣って見て見ぬふりをして水上ボートで通り過ぎていくのですね。
駅前の運河というだけあって、水上ボートや水上バスが多く行き来していました。
ライオン像 / 指定ディスクの隠し場所
出典『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風 18話』/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
指定のDISCの隠し場所である「羽が生えたライオン像」は、実際には駅前広場にはありません。
翼の生えたライオンは、ベネチアの守護聖人である「聖マルコ」の象徴であるため、ベネチアの街中のあちこちでライオン像はあります。その中でも、こちらのサンマルコ広場にあるものが有名かと思います。
思ってたより高い塔のてっぺんにありますね。ライオン像を壊すには、この高い塔をよじ登る必要があるようです(;’∀’)
「有翼の獅子」像と、「聖テオドーロ」像の2本の柱。中世の時代には、この2本の柱の間に死刑執行台が設置されていたそうです。
別日に撮影した、晴れた日のライオン像はこちら。
レストラン / スクアーロ(クラッシュ)・ティッツァーノ(トーキング・ヘッド)戦
出典『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風 22話』/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
「ガッツのG」回で登場する、ナランチャがスクアーロ(クラッシュ)・ティッツァーノ(トーキング・ヘッド)と、死闘を繰り広げた回のベネチアのレストランです。
ちなみに、イタリア語でスクアーロ(Squalo)は”サメ”、ティッツァーノ(Tiziano)はルネサンス期の画家の名前だそうです。
白いスーツに赤ワインをこぼされたチンピラが絡んできて、ナランチャ・ミスタ・アバッキオでボコボコにけり倒すあのレストランです。ボコボコにした後に「…こいつ敵ではないようだ」はさすがにひどすぎる…笑
そのレストランに似ているお店があったので撮影してきました。
同じ角度で撮影するならば運河に入る必要がありますね。
レストランと橋の間にボート乗り場があるのも、作中と同じです!
ちなみに、このレストランの食事シーンでジョルノ達が飲んでいる赤ワイン「Castle Silent wine」は、イタリアのワインではなくフランスのワインのようですね。
ナランチャはこのベネチアの入り組んだ道を走り回って、スタンドの本体ことスクアーロ・ティッツァーノを探したのですね。自分の舌を切り落とす覚悟を持ったナランチャにより、呼吸を乱したことでエアロスミスに探知されてしまいます。
ローマ・テルミニ駅 / メローネの最期
出典『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風 18話』/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
ローマ・テルミニ駅についたメローネが、ギアッチョと電話。そして、毒蛇に舌を嚙まれるシーンですね。
ジョルノがベイビィフェイスの残骸を毒蛇へと変え、本体の元へ向かわせたことでメローネを倒すことに成功しました。このホームで、メローネは毒蛇に舌を噛まれるという最期を遂げます。
ちなみに、メローネ(Melone)はイタリア語で”メロン”の意味だそうです。
サン・ジョルジョ・マジョーレ教会 / ブチャラティとボスが戦う場所
出典『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風 20話』/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
サンマルコ広場から海方面へ見えるのは、トリッシュの引き渡し場所であり、ブチャラティがボスと戦った場所であるサン・ジョルジョ・マジョーレ教会です。
実際に上陸することができます。フェリー乗り場がある対岸のサンマルコ広場から教会までは、直線距離約500メートル。上陸する前のお約束として、てんとう虫のブローチを持っていきたいですね!
ヴェネツィアといえば、有名な工芸品の1つにベネチアングラスがあります。
街中にはベネチアングラス専門店が数多くあり、てんとう虫のベネチアングラスも売られていました。
ジョルノのスタンドのゴールドエクスペリエンスを思わせるような、虫のベネチアングラスがたくさんあり、興奮しました!
ボスの指示によると「ディスクを受け取ってから15分以内にサン・ジョルジョ・マッジョーレ島に上陸しなければならない」とあります。なかなかギリギリをせめる、良いあんばいの時間設定ですね(;’∀’)
また、実際にライオン像がある場所から、ボスが待つサン・ジョルジョ・マジョーレ教会までは、フェリーで数分の距離です。
たった数分、目と鼻の距離の情報を伝えるために、幹部のペリーコロさんを使った上、情報が漏れることが無いようにと自害させるなんて…(*_*;
さすがパッショーネのボス、用心深いです。
上陸するための交通手段は、水上フェリー・水上タクシーなどの船しかありません。いざ、上陸です。
出典『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風 20話』/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
床のタイルの柄まで実物に忠実に描かれています。
トリッシュ引き渡し場所である、大鐘楼の上まではエレベーターで向かいます。エレベーター乗り場までの廊下も実物と一緒です。
出典『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風 20話』/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
ちなみに、教会は入場料無料ですが、トリッシュの引き渡し場所である塔上部の鐘楼へ行くためのエレベーターは有料です。トリッシュとブチャラティのエレベーターのシーンを体験したい&鐘楼からの景色を見たい場合は、有料となりますのでご注意ください。
エレベーターは最大6人乗り。思ってたより狭い印象です。
大鐘楼からの景色はこちら。美しい海とベネチアの街並みが一望できます。
ボス戦の後、ブチャラティとトリッシュが倒れている場所はこちら。
出典『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
フーゴと別れ、ナランチャが泳いで追いかけてくるシーンもこの教会です。
俺に「来るな」と命令しないでくれッ!!トリッシュは俺なんだッ!!俺だッ!!トリッシュの腕のキズは俺のキズだァァ!!
ヴェネツィア広場 / ブチャラティとセッコが戦った場所
「あのゲスどもの力は借りたくなかったが…やむをえん」と言うようにディアボロの切り札こと、
セッコ(オアシス)。そのセッコとブチャラティが戦った場所です。

ジョルノとミスタに、チョコラータを任せ、ブチャラティはセッコと対峙します。
この広場からコロッセオまでの距離は、約1.1㎞。
これだけ先に見えるコロッセオ2階のポルナレフが見えたなんて、ブチャラティ・セッコ達の視力はどうなっているんでしょうか…(;’∀’)
この通りからコロッセオまでの地面の中を、セッコがブチャラティを追跡するのですね。途中にはフォノロマーノ遺跡などの古代ローマの史跡が数多く残っています。地面を潜って進んだら、史跡にぶち当たりそうですね…。
コロッセオ /ポルナレフが待つ場所
ポルナレフがジョルノ達を待っている場所であるコロッセオ。
ブチャラティに追い詰められたセッコがドッピオを人質にとったり、トリッシュのふりをしたドッピオの肩を借りて道路を渡るのは、コロッセオ前のこの通りでしょうか。
ブチャラティとドッピオが侵入したのは、コロッセオの北西側から。ちょうど、実際のコロッセオの入場口部分に近いみたいです。
ポルナレフが待機していた場所は、入場口の上でしょうか。ポルナレフがブチャラティに「隣のそいつは誰だ?」と問いかけます。
見通しが良いので、2階で待機するのは合理的ですね。
時間を飛ばしドッピオが階段を上がり、ディアボロへと変わるシーン。
車いすのポルナレフはどうやって2階へ上がったのか?と思ったら、2階のフロアはコロッセオ関連の博物館?展示エリアになっており、階段を利用できない人でも登ってこられるようエレベーターが設置されておりました。
ローマ有数の観光名所ですから、バリアフリーもばっちりみたいです。
ジョルノの肉体 (中身はナランチャ) が刺さっていたと思われる柵。作品に登場する柵より目が細かい?ような印象です。
出典『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風 35話』/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
サンタンジェロ橋 / ボスとの最終決戦
サンタンジェロ城、サンタンジェロ橋へ、レクイエムがこの通りを歩いて行きます。
ちなみに、シルバーチャリオッツレクイエムが、コロッセオからこのサンタンジェロ橋まで歩いてき距離は約4㎞!歩くと時間にして47分もかかります(;’∀’)
ボスとの最終決戦の場所は、橋の手前のこの通りです。
出典『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風 37話』/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
背景の建物の壁・窓の形が同じですね!
そしてブチャラティの生命エネルギーが尽き、天へと昇って行くのも、このサンタンジェロ橋の手前です。
ゴールドエクスペリエンス・レクイエムに無駄無駄ラッシュされたディアボロが落ちていく川は、こちらのテベレ川です。
ディアボロは、命からがら生き延びましたが、流れ着いた先の川沿いの穴に住んでいる薬物中毒者に刺されます。自分の組織が流通させた薬物のせいで殺されるあたり、自業自得感があり気持ちいいオチになっています。