【古代遺跡・観光名所たっぷり】イタリア・ローマ旅行記 観光紹介①

イタリア
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世界有数の観光都市で、イタリアの首都であるローマ(Rome)。

古代ローマ遺跡・コロッセオ・石畳の道などの史跡が街中に残っており、ローマの古き良き歴史を堪能できます。

そんなローマへ行ってきました!世界遺産・観光名所見どころ・グルメ食べ物・ホテル・物価や旅費・注意事項など、写真と共に紹介します。

 

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ローマってどんな街?

「永遠の都」と呼ばれる、イタリアの首都・ローマ(Rome)。イタリアで最も人口が多い都市です。

政治・経済・文化・宗教などの中心地でもあり、約3000年以上にわたり、芸術・建築で国内のみならず世界へ影響も与え続けている都市です。

「永遠の都」と呼ばれる理由は、「大帝国であるローマ帝国の首都であり、また、カトリック教会の中枢でもあるローマ。たとえ世界に何が起こったとしてもローマは永遠に続くと人々が信じていたため」なのだそうです。

街中には、歴史的建造物や遺跡・遺産が多いです。かつてのローマ帝国の勢いを物語るような、フォロロマーノやコロッセオなどの古代遺跡。

ローマ的な文化のひとつである”ローマの道”は、車道も歩道も石畳に覆われています。そのローマの石造りの道が波及した結果、ヨーロッパの各都市においても石畳の道が使用されています。

道はデコボコしていて、思ってた以上に歩きにくく、ローマは″世界一歩きにくい街″と言われるほどです(*_*;

履き慣れた歩きやすい靴で観光することをおすすめします。

 

さらに、ローマ・カトリック教会の本部であり、ローマ教皇が住むバチカン市国には、サンピエトロ大聖堂があります。そのため、ローマは「聖なる都」とも呼ばれています。

そんな魅力たっぷりのローマは、観光都市としても世界的に有名です。

ロンドン・パリに次いで、欧州圏で3番目に訪問者数の多い都市で、年間700〜1000万人の観光客が訪れるそうです。

 

 

観光名所

そんなローマの観光名所・見どころ・おすすめスポットをご紹介します。

①真実の口 / サンタ・マリア・イン・コスメディン教会 ②トレビの泉/トレヴィの泉
③【世界遺産】闘技場「コロッセオ/コロッセウム」 ④【世界遺産】フォロロマーノ
⑤パンテオン ⑥サンタンジェロ城 / サンタンジェロ橋
⑦ヴェネチア広場 / ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂 ⑧スペイン広場 / スペイン階段

 

真実の口 / サンタ・マリア・イン・コスメディン教会

映画『ローマの休日』でも有名になった、ローマの記念撮影スポットの1つ「真実の口(イタリア語: Bocca della Verità〈ボッカ・デラ・ベリタ〉)」。

ローマのサンタ・マリア・イン・コスメディン教会(Santa Maria in Cosmedin)の、正面柱廊奥にあります。

周辺には、歴史ある遺跡群のようなものがたくさん(;’∀’)少し歩くだけで、荘厳な建造物に出くわすからローマはすごいですね…。

 

入場料は無料、寄付金大歓迎。営業時間は、9時30分~17時50分。

所用時間は、真実の口の前で写真撮影&教会の内部とお土産ショップを見て回れば、約30分ほど。行列に並ぶ時間は、30分から1時間ぐらいでしょうか。

 

今回は平日に訪問しました。朝一番に行きましたが、もうすでに行列ができていました(;’∀’)土日祝の混雑する時は、1時間以上並ぶこともあるそうです。団体客がぞろぞろとやってきます。

ワクワクしながら待ちます。

真実の口の前には、寄付金ボックス。各国の言葉で書かれています。

 

真実の口の前に到着。

直径1.8メートル、重さは1,300キログラム。

係員さんはいますが、写真撮影を手伝ってくれるわけではありません。セルフ撮影したり、後続で待っている他の観光客に撮影をお願いしました。

 

迫力ある怖い顔は海神オーケアノス(トリトン)のものだそうです。偽りの心がある者が、その口の中に手を入れると、手を噛み切られる・手が抜けなくなるという伝説があります。

映画『ローマの休日』では、新聞記者のジョーが、オードリー・ヘプバーン演じるアン王女を驚かせようと、真実の口に手を入れて抜けなくなるという悪ふざけをするシーンがありますね。

その様子にアン王女は驚き、叫んで泣き出してしまうという印象に残る名シーンです。

 

行列に並ばずとも、協会の外の鉄格子の隙間から見ることはできます。しかし、この位置からだと真正面から綺麗に撮影するのは難しいです。

 

教会内部も見てきました。

懺悔室もありました。漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の外伝作品『岸辺露伴は動かない』でしか見たことなかったので、実際のものを見ることができて嬉しいです。

お土産ショップには、真実の口だけでなくローマ関連のグッズがたくさん売られていました。

 

 

トレビの泉/トレヴィの泉

こちらもローマ有数の観光名所の1つである、「トレヴィの泉(イタリア語: Fontana di Trevi)」。

バロック時代、18世紀に完成したロココ調の噴水です。元々は古代ローマ時代に皇帝アウグストゥスが作らせたもの。ローマにある噴水の中で最大級のサイズです。

実はローマは、世界で一番、噴水の数が多い都市なのだそうです。ローマの街には2,000以上もの超噴水や泉があります。

観光客で大混雑していました。一年中混み合っており、落ち着いて噴水を眺めたり、全体を綺麗に撮影できるのは、AM3時から9時の早朝のみだそうです。

 

トレビの泉の幅は約50メートル。ポーリ宮殿(Palazzo Poli)の壁を背景に、中央には水を司るネプトゥーヌス(ポセイドン)、左には豊饒の女神ケレース(デメテル)、右に健康の女神サルース(ヒュギエイア)が配置されています。

明るい昼間は泉の水が水色で綺麗ですが、夜はライトアップされて昼とはまた違ったロマンチックな雰囲気を楽しめます。

トレビの泉には「噴水に背を向けて、3枚のコインを肩越しに噴水の中に投げ入れると幸せになる&ローマへの再訪が約束される」という言い伝えがあります。

トレビの泉を訪れるほとんど観光客が、この言い伝えにのっとってコインを 3 枚投げ入れるため、噴水の底は硬貨がいっぱいです。なんと毎日、平均40万円もののコインが泉に集まり、年間合計では約 1億 9000万円にもなるとか(;’∀’)

このお金は政府により、慈善活動に寄付されるそうです。

 

映画『ローマの休日』にも登場します。

 

 

【世界遺産】闘技場「コロッセオ/コロッセウム」

ローマの有名観光名所の1つである、闘技場「コロッセオ(イタリア語: Colosseo)」。英語で競技場を指す”colosseum”、コロシアムの語源となっています。

正式名称は、フラウィウス円形闘技場です。世界的遺産に認定されています。

ローマの人気観光スポットで、世界中から毎年約600万人の観光客が訪れます。

入場料は、一般のチケットは16ユーロ。

今回、私達が購入したチケットは、優先入場&一般チケットでは入場できない場所も見学可能のガイド付きツアー「Colosseum Gladiator Arena Floor With Palatine Hill and Roman Forum Guided Tour」でした。

チケット料金は69ユーロと、一般と比べるとかなり高いのですが…事前予約の時点でもうこのチケットしか売れ残りがありませんでした(*_*)さすが大人気観光名所ですね…。

 

所用時間は、ツアーのタイプにより異なりますが、だいたい1時間半~3時間ほどかかるようです。今回参加したツアーは、たっぷり2時間半かかりました。

 

 

西暦80年に、ローマ帝国の皇帝、ウェスパシアヌス帝とティトゥス帝によって造られた円形闘技場です。

現在に至るまで約2,000年もの間、地震の際も崩壊しなかった理由はは、全体が円筒形で力学的に安定していたためと言われています。

コロッセウムに使用されている建材は、中世には他の建築物に流用されていました。その大理石の一部はバチカンのサン・ピエトロ大聖堂にも使用されているそうです。

 

財政の再建を目指していた時期に、ローマ市民を懐柔するための娯楽施設として、この円形闘技場を建設

人や猛獣が戦うという刺激的な見世物を楽しむ、と聞くと現代の私からすると恐ろしいですが、今でいうところのサッカーや野球観戦のようなものだったのかもしれませんね。

コロッセオでは、ライオンや像など様々な猛獣が約5000頭殺され、数百人の剣闘士が命を落としたそう。

剣闘士はさぞ過酷な生活を送っていたのかと思いきや、毎日十分な食事やきちんとした寝床などが与えられ、意外にも福利厚生はしっかりしていたようです。

長径187.5m、短径156.5mの楕円形、4階建てで面積は3357㎡。推定5万人~8万7千人の観客を収容できたそうです。

アーチは各層で様式が異なり、1階はドリス式、2階はイオニア式、3階はコリント式になっています。

天井部分は開いていますが、昔は日除け用の天幕を張る設備がありました。ローマ皇帝席には1日中直射日光が当たらないような設計がされており、一般の観客席は1日に20分以上日光が当たらないような構造の工夫がされていました。

 

円形闘技場に入るアーチは全周で80箇所。そのうち皇帝や剣闘士専用のものを除く、一般の観客向けの76のアーチには番号が付されていました。番号を振ることで、わかりやすくするためのものと思われます。

 

 

【世界遺産】フォロロマーノ

約2000年前の古代ローマ時代の遺跡「フォロ・ロマーノ(イタリア語:Foro Romano)」。

名言「賽は投げられた」で有名なユリウス・カエサルの演説を行った場所であり、歴代のローマ皇帝たちが凱旋した場所でもあります。

コロッセオやパラティーノの丘の近くにあります。

営業時間は、シーズンごとに若干異なります。1日の日照時間が長い夏場は8:30~19:00、日照時間が短い冬場は9:00~16:30です。

変更がある場合もありますので、正しい営業時間は公式サイトでご確認ください。公式サイト<https://parcocolosseo.it/area/foro-romano/

所用時間は、1時間~1時間半ほど。

日陰になる場所がほとんどありませんので、夏に訪問する場合は、帽子や飲み物の持参をおすすめします。

入場料は、大人16ユーロ、18歳以下は無料です。チケットは時間指定されていますが、その当日であれば閉門までに入場することです。

東西約300m、南北約100mと、なかなかの広さです。

フォロ・ロマーノは、「ローマ市民の広場」という意味で、政治・宗教・司法・商業などの活動の中心として栄えていました。

現在は基礎・柱・建物の一部しか残っていませんが、約2,000年前の当時は大きな神殿・凱旋門・下水道などが整備されていました。2000年前とは思えないほどの、当時のローマの建築技術の高さがうかがえます。

フォロ・ロマーノの発掘は、19世紀から本格的に行われるようになりましたが、開発が繰り返されており、様々な時代のものが混在しているため、発掘調査は難しいとのこと。

 

凱旋門、記念柱、神殿、元老院議事堂など、様々な建物の遺跡が残っています。

 

 

パンテオン

マルス広場に建造された、ローマ神を奉る古代の万神殿パンテオン(Pantheon)」。

最初のパンテオンは紀元前25年に建てられ、その後火事により焼失。それから118年から128年に掛けて再建されたものが現在まで残っています。

パンテオン神殿はローマの神々を奉るために建設された神殿です。古代の建築物は損傷しているものが多い中、なんと、このパンテオン神殿は大きな損傷なく約2000年前の姿を保っているのだそうです。

石灰岩と火山灰を混ぜた特殊なセメントが使われているおかげで、劣化を防ぐことができたようです。また、聖地としての役割があったため、人の手で荒らされることが少ないことも要因の一つです。

現在はキリスト教の聖堂として、定期的にミサが行われ礼拝の場として使用されています。

ヨーロッパの各都市の教会と同様、入場無料で鑑賞することができる観光スポットですが、信者の方に配慮し、マナーには気を付ける必要があります。

 

 

サンタンジェロ城 / サンタンジェロ橋

ローマのテヴェレ川右岸にある、2世紀に建てられた円形の城塞「サンタンジェロ城(Castel Sant’Angelo)」。

頂上には、太陽を象徴したハドリアヌスが戦車を引く像が設置されています。中世には、牢獄や避難所としても使用されたそうです。1933年以降から現在に至るまでは、博物館として利用されています。内部に入るには、入場料が14ユーロ必要です。

サンタンジェロ城は「聖なる天使の城」という意味を持ちます。その名の由来は、ローマでペストが大流行した際に、時の皇帝が城の頂上で剣を鞘に収める大天使ミカエルを見て、ペスト流行の終焉を意味するとしたことあります。

聖なる天使の城の名の通り、城の前のサンタンジェロ橋の装飾には、10体の天使像の彫刻があります。

また、約700メートル離れたバチカンのサン・ピエトロ大聖堂とは城壁上の通路で繋がっているそうです。

 

 

ヴェネチア広場 / ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂

ローマ中心地、5つの道が交わった場所にある「ヴェネツィア広場(Piazza Venezia)」。

広場に面したヴェネツィア宮殿にちなんで名付けられました。ムッソリーニは、ヴェネツィア宮殿に執務室を置き、この広場に面したバルコニーから演説を行っていたそうです。

クリスマスシーズンは、大きなクリスマスツリーや綺麗なイルミネーションが施され、観光客・地元の人々で賑わうそうです。

一際目立つ建物は、真っ白な大理石で造られた、新古典主義建築「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂(Altare della Patria)」です。

イタリア王国の初代国王であるヴィットーリオ・エマヌエーレ2世と、第一次世界大戦で命を落とした兵士たちに捧げられて建設されました。

 

 

スペイン広場 / スペイン階段

ローマ中心地にある、18世紀に造られた広場「スペイン広場(Piazza di Spagna)」。

広場の近くにスペイン大使館があるため、この名前がつけられたそうです。

広場からトリニタ・デイ・モンティ教会へと続く階段は、通称「スペイン階段」と呼ばれ、オードリー・ヘップバーン主演の映画『ローマの休日』に登場する場所としても有名です。

オードリー・ヘプバーンが演じるアン王女が、階段に座ってジェラートを食べたシーンでお馴染みですね。

ちなみに、広場での飲食や階段での座り込みが法令で禁止されているため、映画のシーンのように座って飲み食いすることはできません。警察・警備員さんが見回りをしており、見つかると注意されてしまいます。

スペイン階段を頂上まで登るとローマ市の景色が見渡せます。

 

 

グルメ、ホテル

今回その①記事では、ローマの観光名所を紹介しました。

次回以降の記事では、

  • ローマ発祥!カルボナーラが名物の人気レストラン
  • ジェラート屋さん
  • ティラミス専門店やカフェ

などを紹介します!

 

 

宿泊したホテルとその宿泊料金、かかった旅費などは、その③の記事で紹介しています↓

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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