「ネアポリスを見て死ね」と言われるほど、美しい街並みのイタリアの観光都市ナポリ。青の洞窟で有名なリゾート地カプリ島。また、ジョジョ5部の聖地巡礼地でもありますね。
そんなナポリ・カプリ島へ、2023年に旅行してきました!
観光名所・見どころ・食べ物・グルメ・レストラン・ホテル・費用など…写真と共にご紹介します。
その①記事では、観光名所・見どころを紹介しました。
その②記事では、食べ物・グルメ・レストランを紹介しました。
今回その③記事では、「ホテル・交通事情・かかった費用」について紹介します!
Youtube動画でも紹介しています。よろしければご視聴・チャンネル登録・いいね、よろしくお願いいたします(^^)/
ホテル
【カプリ島リゾートホテル】ラ・ベガ(Hotel La Vega)
カプリ島にある海と自然に囲まれた、4つ星リゾートホテル「ラ・ベガ(Hotel La Vega)」。
レストランやショップが集まっている、カプリ島の中心地ピアッツェッタまで徒歩6分ほどの距離にあります。アクセスが良く観光に便利なホテルです。
チェックアウトは12時までなので、ゆっくりと朝ごはんを食べ、部屋でくつろぐことができます。
屋外プール付き、無料Wi-Fiあり、敷地内にレストラン・バー。
レストラン・バーでは、テラス席でティレニア海の絶景を望みながら、お酒・イタリア料理・地中海料理を楽しむことができます。
ロビー・廊下など白を基調とした内装。南イタリアの暖かい日差しが、白に反射して良い雰囲気です。
ホテル周辺の景観も美しいです。綺麗な夕焼けだったのでお散歩してみました。カプリ島は猫が多いです。
お部屋は「デラックス ダブルルーム バルコニー付 シービュー」に宿泊しました。
客室は約30平方メートル。海が見えるプライベートテラス付きです。
宿泊料金は、2人1泊朝食付で、約110,000円でした。
5月に宿泊したため、ベストシーズンの6月7月に比べると料金は少し安かったです。また、観光客が数多くカプリ島を訪れる繁忙期の6~8月は、”最低3泊以上から”という宿泊条件がつくこともあります。
部屋に冷蔵庫完備。ミネラルウォーターは無料でした。
クローゼットは広々。
洗面台は2つ。広く使えていいですね(^^♪
アメニティは、シャンプー・コンディショナー・ボディソープと一通り揃っていました。
メーカーは、カプリ島の香水ブランドの「Carthusia」。カプリ島に店舗がありますので、気に入ったら買って帰ることもできますね。
バスタブ付き
トイレには、イタリアのホテルではお馴染みの「ビデ」が付いていました。
トイレが2つ?!と初見だと驚いてしますが、こちらは「ビデ」と呼ばれるもので、
基本的には下半身全般を洗う場所なのだそうです。お尻・デリケート部分・足を洗うのに使うそう。女性は生理中に重宝しているとか。
イタリアでは、家庭やホテルの敷地内に作られたすべてのバスルームにビデを設置することが法律で義務づけられているそうです。
その他のイタリアのホテルにもビデはありました。
イタリア人は週に3回ほどしかお風呂に入らないらしく、冬場は洗面台で顔・首・脇を軽く流して、ビデで下半身(局部・足)を洗うだけ。
トイレの後・夜の営みの後・お風呂に入らない時に活躍するそうです。
ホテルによってはビデ専用の石けん「サポネ・インティモ(sapone intimo)またはデタージェンテ・インティモ(detergente intimo)」が置いてあることもあります。
普通の石けんよりも、デリケートゾーンに優しいもので、男性用(pH5.5)、女性用(pH3.5)、子供用(pH4.5)というように酸性度をわけてつくられているとか。
このビデで洗うより、いっそシャワー浴びた方がいいのでは?(;’∀’)
と思ってしまうのは、日本人的発想なのでしょうか…(笑)
そして、トイレのビデ・ウォシュレットを発明した日本人に感謝ですね。
豪華な屋外プールはこちら。部屋からプールまではすぐ。部屋で水着に着替えてそのままプールへ。
プールサイドにはバーもありました。
朝食会場はこちら。テラス席からの景色も最高です!
ケーキやマフィンなどの甘いものが朝から並ぶ、イタリアらしい朝食です。エスプレッソと一緒にゆっくり楽しみたいですね(*’▽’)
ハム・チーズ・ヨーグルト・パン。クロワッサンがモチモチさくさくで絶品でした!
新鮮なモッツアレラチーズも!
モチモチ食感で、ミルクの甘さをしっかり感じるモッツアレラチーズ。とっても美味しかったです!!
【ナポリ卵城すぐそば】ホテル ロイヤル コンチネンタル(Hotel Royal Continental)
ナポリ湾沿いの静かな場所にあり、ナポリ湾と卵城のパノラマの景色を望むホテル「ホテル ロイヤル コンチネンタル(Hotel Royal Continental)」。
無料Wi-Fi、レストラン、バー、エアコン完備。
ホテル周辺にレストランがいくつかあり、ナポリの中心地・ショッピング街までは約500mという観光にぴったりのホテルです。
ナポリの観光名所である、巨大な石の要塞「卵城(Castel dell’Ovo)」。
そのすぐ目の前にあるホテルです。客室、朝食会場から美しいナポリ湾と卵城が見えます。
夜はライトアップされた卵城を見ることができます。
宿泊した部屋はダブルルーム。
宿泊料金は、朝食付き2人1泊で約40,000円でした。
アメニティは充実していました。
朝食会場はこちら。ナポリ湾を望める景色が良い窓際の席に座りたい場合は、少し早めの時間帯に行くことをおすすめします。
朝食はビュッフェ形式。
ハム・チーズ・卵料理。
マフィン・ケーキ・ペストリー・クッキーなどの種類が多く、イタリアらしい朝食が楽しめます!
イタリアの家庭では朝から料理する習慣が無いそうで、調理しないでコーヒーに合う食べ物が朝食になりがちだそうです。
エスプレッソとクッキー、カプチーノと甘いパンなどの、甘くて量が少ない朝食が定番です。
朝から血糖値爆上げです!
調味料のコーナーに当たり前のようにエキストラバージンオリーブオイルがあるのもイタリアらしいですね。
本場イタリアのエスプレッソコーヒー「illy(イリー)」。
ナポリは美味しくてお手頃なレストランが多いので、お昼たくさん食べるためにも朝食は軽く済ませました。
かかった費用
夫婦でナポリ・カプリ島旅行2泊2日にかかった旅費は、約18.5万円/人。
単位:万円
【宿泊費】
世界的にも有名なリゾート地であるカプリ島。そのカプリ島のプール付きリゾートホテルの宿泊費が高かったですね(;’∀’)
ピークのシーズンから少しずらしたタイミングかつ、カプリ島の中では高すぎないホテルを選んだにもかかわらず、良いお値段します…。さすがリゾート地ですね。
【食費】
高級店を利用しなければ、もっと外食費は抑えられると思います。
レストランでの食事料金は、ローマ・ベネチアなどの他のイタリア観光都市と比べると、ナポリは安い印象でした。
交通・治安
タクシー
タクシー乗り場に行くと、観光客にタクシーの客引きがたくさん寄ってきます。
そして、相場より高い値段でふっかけてきます(;’∀’)
悪いタクシー運転手は「あなたは手荷物が多いから~、人数が多いから~」などの理由をつけて高い金額を提示してくると思いますが、
ナポリ空港のホームページには「手荷物、ペット同伴、人数による追加料金はございません。」と記載されています。イタリアのタクシー料金は、市や区ごとに行政がちゃんと公式料金が定められています。ご注意ください。
ぼったくられないためにも、ナポリのタクシー運賃の相場を把握したうえで、乗車することをおすすめします。
基本料金は3.5ユーロで、1㎞ごとに1.04ユーロが加算されていきます。(夜22時~朝6時の深夜帯・日曜祝日終日は、基本料金は6.5ユーロで、1㎞ごとに1.04ユーロ)
空港から主要観光地までの運賃は、観光客用の定額料金が決められています。例えば、空港からナポリ中央駅周辺までは18ユーロです。
ナポリ市議が定めるナポリのタクシー料金表<https://www.taxinapoli.it/en/tariffs/>
また、ナポリは車の運転が荒い印象でした。
タクシーに乗っていると、他の車がウインカー無しで車線変更して目の前に割って入ってきたり、クラクションを鳴らしまくっていたり(;’∀’)実際に、車の接触事故件数も少なくないそう。乗車中はドキドキでした…。
空港からナポリ市街地への移動は、シャトルバスがおすすめです。運賃は5ユーロと、市街地までの交通の中では一番安く行けます。
当たり前のようにぼったくろうとしてくるタクシー運転手との駆け引きが嫌な方には、バスの方がおすすめです。
ナポリからカプリ島のフェリー
ナポリのフェリーターミナルから「SNAV」というフェリー船を利用してカプリ島へ渡りました。
料金は、20ユーロ/人。所用時間は、50分。ナポリ~カプリ島間の便は、1日8回出ているようです。チケットは事前予約が可能です。
料金・スケジュールは時期により変わるかもしれませんので、正確な情報はホームページでご確認ください↓
フェリー船「SNAV」のホームページ<https://www.snav.it/en>
平日にも関わらず観光客は多かったです。
フェリーの中は広々としており、座席数が多かったです。座れないということにはならなさそうですね。
船内にはトイレもありました。おトイレが近い私(妻)も一安心です。
猛スピードでカプリ湾を進むフェリー。窓から見えるこの水しぶきをご覧ください…。
揺れが激しかったです!(;’∀’)
乗り物酔いしやすい人は、酔い止めの薬必須かと思います。ご注意ください。
治安
イタリアの中でも治安が良くない南イタリア。その中でも観光地であるナポリは、犯罪件数が多い地域です。
ひったくり・スリといった軽犯罪から、ナイフ・暴力を用いたひったくりも発生しています。
イタリアの4大マフィアの1つが拠点とする場所であり、ベビーギャングと呼ばれる10代の不良少年、違法移民も数多く、街を歩けば他のイタリアの都市とは違う雰囲気を感じ取れます。
海外旅行の基本的な防犯対策はしっかり行っていきましょう
- 夜遅くに出歩かない
- 狭い細い路地は歩かない
- 高級品ブランド品は身に着けて歩かない
- 荷物は体の前に持つ
- スリのリスク回避のために財布を2つ以上に分けて持つ
夜のナポリ中央駅や、スペイン地区・フォルチェッラ地区など、治安が悪い・注意するべき地域は、他のサイトによくまとめられています。
楽しい旅行にするために、ナポリ観光の前に、ざっと目を通して危ない地域を避けるようにすることをおすすめします。
以上、2023年のイタリア・ナポリ/カプリ島の旅行記ブログ記事でした。ご参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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