【イタリア旅行記】ベルガモ・チッタアルタ観光 見どころ紹介①

イタリア
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ベッキア広場に面したラッジョーネ宮(Palazzo della Ragione)は、1100年の終わりごろに市庁舎として建てられた建物です。バルコニーの上の聖マルコの獅子像があります。

 

ラジョーネ宮の下には「中世の日時計」が描かれています。

 

 

ベルガモ大聖堂(Bergamo Cathedral)

ベルガモの守護聖人である聖アレクサンダーに捧げられている、ローマカトリックの大聖堂です。美しく白い大理石でできた外観、内部には、キリストの生涯のエピソードを描いた浅浮き彫り、洗礼者ヨハネの像などがある壮大な作りです。

15世紀半ばに着工され、17世紀、19世紀と改修され現在の形になりました。

18時ごろに到着しましたが既に閉館。残念ながら内部を見ることはできませんでした(;’∀’)

 

 

市民の塔(Campanone)

ベルガモの中心であるベッキア広場に面して立つ、歴史的記念碑「市民の塔カンパノーネ」

 

11世紀から12世紀にかけた建てられた塔です。およそ1,000年以上に渡り、市民に愛されています。

建築当初は塔の高さは37メートルでしたが、中世から少しずつ改築を重ね、現在では56メートルに。階段で頂上まで登ることも可能。

 

頂上に備え付けられた鐘の大きさはロンバルディア州最大です。

鐘は、イタリア統一運動を推進した軍事家・将軍のジュゼッペ・ガリバルディが訪問したときや、ベネッチア統治からの解放を祝うためなど、数々の歴史的瞬間で鳴らされてきた幸福の鐘です。

 

オリジナルの鐘は、大戦時に破壊されたため、現在の鐘は1949年に作られたものだそうです。

この幸運の鐘は22時になると、昔からの風習にしたがって100回鳴らされます。

 

 

ベルガモ洗礼堂(Battistero di Bergamo)

14世紀に建設された、ロマネスク・バロック建築様式の洗礼堂(洗礼の儀式を行うための建物)です。イタリアの彫刻家、ジョバンニ・ダ・カンピオーネによって建てられました。

八角形の形で、17世紀の暗い大理石の土台の上には、赤い大理石の小円柱があります。洗礼堂の中にはキリストの生涯を描いた8つの浅浮き彫り(受胎告知、キリスト降誕、神殿での奉納、洗礼、捕縛と断罪、磔刑、沈降、復活、昇天)があります。

元々は大聖堂の中にあったものだそうですが、17世紀初頭に解体されて移設されたそうです。

 

 

食べ物・グルメ

世界最古のカフェ「Caffè del Tasso 1476」

チッタアルタの中心、ヴェッキア広場に面した素晴らしいロケーションの「Caffè del Tasso 1476(カフェ・デル・タッソ)」は1476年創業。世界最古のカフェと言われています。

イタリア統一運動を推進し、イタリア王国成立に貢献した軍事家であるジュゼッペ・ガリバルディに従って、千人隊(赤シャツ隊)を結成したベルガマスク族が拠点としたと言われている、歴史あるカフェです。

店名はベルガモの詩人トルカート・タッソの名前からとっているそう。

朝食、ランチ、ディナーを楽しみ、ワインを味わい、複数人でも一人でも、リラックスできる雰囲気です。

 

内装は豪華できらびやかではありませんが、落ち着いた重厚な雰囲気で、歴史を感じさせます。

 

メニューはこちら。お昼過ぎのカフェの時間帯のメニューです。

 

グラスワイン白は、1杯6ユーロ(約800円)。少し割高で、観光地価格かな?という印象です。

 

フォカッチャは14ユーロ(約1,900円)。

イギリスで高くて味は…な外食に慣れている私たちからすると、感動するくらい美味しかったです!!(;’∀’)

フォカッチャの外はサクサク、中はモチモチ。プロシュートハムのねっとり感と塩分。トマトの酸味。ミルクの味が濃厚すぎるモッツアレラチーズ。

見た目は、雑に作ったような感じなのですが、味は超一流です!

観光地のカフェでこんなに美味しいのに、イタリアの星付きのリストランテはどれだけ美味しいんでしょうね…(*_*;

 

 

ベーカリー「Panificio Tresoldi」

1928年創業、4世代にわたって経営されているベーカリーです。こちらのベルガモの旧市街地の店舗が第一号店。

パン、スライスピザ、フォカッチャ、ケーキ、ビスケット、そして朝食やおやつにぴったりのたくさんのお菓子など、幅広い種類のパンが並んでいます。

 

 

 

ピスタチオ味のカンノーリを購入してみました。1ユーロ(約135円)でした。

カンノーリはイタリアのペストリー菓子の1つです。

パイのようなサクサクの生地を筒状にして油で揚げて、中にリコッタ・チーズにバニラ、チョコレート、ピスタチオなどを混ぜ合わせたクリームを入れたもの。

カンノーリは意味は「小さな筒」で、ラテン語のカンナ (canna) を語源としています。

 

ほどよい甘さの、ピスタチオの風味をしっかりと感じる濃厚なクリーム。とっても美味しいです!!(^^♪

 

 

ジェラート「Carmen Gelato – Colleoni」

オーガニック・高品質な素材を使用したジェラートを売りにしている、ジェラート屋さん「Carmen Gelato – Colleoni」。

観光地ど真ん中にある人気のジェラート屋さんですが、お値段はそこまで高くなく良心的。夏の時期ということもあり、大人気で行列ができていました。

 

イートインもありました。テイクアウトの方が安いので、店内で飲食しているお客さんは少なめでした。

 

メニューはこちら。

ミニ(Mini)は1種類、スモール(Piccolo)は2種類、ミディアム(Medio)は3種類…と、ジェラートの数によりお値段が0.5ユーロずつ上がっていきます。

自家製のウェハースコーン(Cialda fatta in casa)の方が、カップよりも割高です。

 

せっかくなので、自家製コーンの3段ジェラートを注文しました。お値段は4ユーロ(約540円)です。

1段目はヘーゼルナッツ、2段目はピスタチオ、3段目はチョコレート。どれも超濃厚!!

当日は気温が高かったため、溶けちゃう前に早く食べましたが、早く食べるのが勿体ないほど風味豊かな味わいです。

本場イタリアで、こんなに美味しいジェラートを食べることができ、満足度が高いジェラート屋さんでした。

 

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