北欧の国、デンマークの首都「コペンハーゲン」。おしゃれでモダンな北欧デザイン、美しい古い街並みが共存する人気観光地です。
アンデルセンの童話の人魚姫で有名な「人魚姫像」、ロイヤルコペンハーゲンのアウトレットなどの観光名所、物価、レストラン、各チケット料金、公共交通機関について紹介します。
前回記事はこちら↓
人魚姫像、チボリ公園、アマリエンボー宮殿を、写真と共に紹介しています。
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観光名所・見どころ
前回その①記事に引き続き、観光名所を紹介します!
王立図書館
デンマーク王立図書館は、コペンハーゲン大学の大学図書館でもあり、北欧諸国の中では最大の図書館です。
建物のデザインコンセプトは宝石箱、「本を宝石のように大切に扱う」という想いを込めたものだそうです。
外壁が黒い大理石とガラスで覆われていることから「ブラック・ダイアモンド」と呼ばれています。
17世紀以降、デンマーク国内で印刷された出版物を全て収めており、その中には著名な童話作家であるハンス・クリスチャン・アンデルセンの手稿や書簡も含まれています。本は国の宝、まさに宝箱ですね。
建物内には図書館だけでなく、カフェ、レストラン、多目的ホール、ショップなどもありました。
吹き抜けのガラス張りの天井。長いエスカレーターが二階へと伸びています。壁は運河の波のように曲がりくねった形をしています。
新館と旧館をつなぐ渡り廊下には、壮大な天井画。館内では現代アートの展示も行っているそうです。
こちらは旧館。誰でも使用できる机・イス・コンセント、フリーWi-Fiがありました。
一般人は入ることができないエリアは、研究者・大学関係者向けのためのものだそうです。
デンマーク国内で印刷された出版物を全て収めているという割に本の数が少ないのは、ほとんどがデジタル化されているからだそうです。
カステレット要塞(Kastellet)
北欧にある要塞の中で最も保存状態が良い、コペンハーゲンにある星の要塞です。星のカレステットと呼ばれるように星型をしており、敵の侵入を防ぐための5つの堡塁があります。
現在も国防省が管轄する現役の軍用地域にあります。人魚姫像から徒歩圏内です。
要塞の中、敷地内には城塞教会・軍事施設・風車など様々な建築物、そして一般開放された公園があります。
公園には、ランニングや犬の散歩をしている人たち。朝の時間帯は、鳥のさえずりしか聞こえないような静かな公園です。
大戦で戦った兵士を称える彫刻。
南側のキングスゲート。1663年に造られた原型の一部です。バロック建築のゲートで、この内側に警備隊舎が並んでます。
ゲートの上部には、王様フレデリク3世の胸像が設置されています。
南西部の角にある堡塁には、風車があります。1847年に建て替えられたものです。
城塞都市は、敵に包囲されたときに備えて小麦粉や穀物類を蓄えておく必要があるため、堡塁には風車が建設されました。