【デンマーク旅行】コペンハーゲン観光 見どころ紹介①

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北欧の国、デンマークの首都「コペンハーゲン」。おしゃれでモダンな北欧デザイン、美しい古い街並みが共存する人気観光地です。

アンデルセンの童話の人魚姫で有名な「人魚姫像」やロイヤルコペンハーゲンのアウトレットなどの観光名所、物価、レストラン、各チケット料金、公共交通機関について紹介します。

 

YouTube動画でも紹介しています。よろしければご覧ください(^^)/

 

コペンハーゲンってどんな街

北欧の国、デンマークの首都であり、デンマーク最大の都市である「コペンハーゲン(デンマーク語: København)」

都市圏人口は190万人。北ヨーロッパ最大級の都市圏です。

港町ニューハウン、クリスチャンスボー城(国会議事堂)、アンデルセンの「人魚姫の像」、世界で3番目に歴史のあるテーマパークであるチボリ公園などの観光名所があります。

 

コペンハーゲンの名所を巡る、運河クルーズツアーもあります。

こちらの記事で詳しく紹介しています。

【デンマーク観光】コペンハーゲン運河クルーズツアー 行ってきた
コペンハーゲンの港とのどかな運河をめぐる、クラシックな運河(カナル)ツアー。 美しく静かな街並み、有名観光スポットはもちろん、近代建築や、運河沿いの人々の暮らし方なども堪能できる観光クルーズです。 チケット料金、乗り場、...

「コペンハーゲン」という都市名は、デンマーク語の”Kjøbmandehavn”(商人たちの港)に由来します。運河・海運は、コペンハーゲンにとって身近なものなのかもしれませんね。

 

国土の7割が農耕・酪農地ですが、海運・製薬・風力発電装置産業の分野で国際的な競争力がある企業があります。

世界的な海運会社「A.P. モラー・マースク」も、コペンハーゲンにあります。

 

北欧の物価は高いイメージ。実際に観光して思うのは、やはり「デンマークの物価は日本に比べると高い」ということです(*_*;

カフェでラテ・コーヒーを飲めば、1,000円ほどしますし、ランチにハンバーガーセットやサンドイッチセットを食べたら、2,000円以上します。

ディナーは、普通のレストランでも、日本の高級レストランぐらいのお値段がして驚きました。そのあたりも、ブログ記事で詳しく紹介していきます。

 

デンマークは、税金が高い国としても有名です。

所得税55%(市税21%・県税11%・国税23%)、消費税25%(食料品も全て25%)、自動車取得税は280%。

 

税金が高い分、「福祉国家」と呼ばれるほど社会保障制度はしっかりとしています。出産費、教育費、医療費、介護費が無料です。

子供達の学費の心配をせずとも、18歳の成人の学生には学在学中に一人につき毎月91,000円ほどの生活費が国から支給されるそうです。大学は「お金をもらって行く」というのがデンマークの常識。

有給休暇は年間6週間あり、国からお金が出ます。失業しても最大で前職の給料の9割が保証されます。

まさに「ゆりかごから墓地まで」国が面倒をみてくれます

 

納税者へどれくらいのリターンがあるか、生活の中で実感しやすいですね。デンマーク人は将来の心配が少なく、保険にも入らないし貯金もしない。我慢せずにお金を今やりたい事に費やせるようです。

これだけ税金が高くとも、世界幸福度ランキングは上位に入っている理由が少しわかるような気がします(;’∀’)

 

また、高い税金を納めているからこそ、税金の使われ方に対する国民の関心は高くシビアなものになっています。デンマークの国政選挙の投票率は、8割を下回ったことがないそうです!

高福祉高負担を実現させているデンマークでは、「減税を主張する政治家は落選する」ともいわれているようです(*_*;

 

一方で、少子高齢化による財政赤字となりこのシステムを維持できなくなってきているという課題や、税制への不信感という国民の声、難民問題も抱えています。

 

 

観光名所・見どころ紹介

そんなデンマーク、コペンハーゲンの観光名所を巡ってきました。写真と共に紹介します。

 

人魚姫像

デンマークの童話作家、アンデルセンの童話で有名な人魚姫像です。1913年に設置・公開されたもの。

デンマークを代表する観光名所のひとつですが、シンガポールのマーライオン、ブリュッセルの小便小僧と共に「世界3大がっかり名所」としても有名です。

よく見ると魚のようになっているのは腰から下の部分ではなく、足首のあたりからヒレの形になっています。これには、「人魚姫像のモデルの足があまりにも美しかったから」という理由があるそうです。

がっかりポイントは、その小ささでしょうか(;’∀’)それでもたくさんの観光客がいますね。干潮時には歩いて像までいくことができるそうです。

人魚姫の像は、これまでに何度も破壊・落書き・ペンキをかけられるなどの損傷を受け、そのたびに修復されてきています。

運河をはさんだ向かい側には、発電所やデンマーク海軍のペダー・スクラム級フリゲート艦(Peder Skram Frigate)が見えます。

ちなみに、デンマークの国鳥は白鳥(コブハクチョウ)です。アンデルセン童話の「醜いアヒルの子」はコブハクチョウのヒナがモデルなのだそうです。

 

 

ニューハウン

飲食店やアンティークショップなどのカラフルな建物が建ち並ぶ活気のある町「ニューハウン(Nyhavn)」。コペンハーゲンで一番人気の観光地とも言われています。

カラフルな建物の中で一番古いものは、なんと1681年からあるものだそうです。

ニューハウンとは「新港」という意味で、文字通りヨットや観光船がたくさん行き来しています。今も昔も、この運河沿いにはたくさんの飲み屋があり、船乗りたちの居酒屋街として栄えていたそうです。

 

また、童話作家アンデルセンがここに18年間住んでいたという話も。この町で数々の有名な童話が生まれたと思うとわくわくしますね♪

 

 

チボリ公園(Tivoli)

チボリ公園は、1843年に建てられたコペンハーゲンにあるテーマパーク・遊園地です。

年間来園者数は約350万人、面積は東京ドーム1.7個分で、世界で3番目に歴史のあるテーマパークです。

1843年に創設者が国王クリスチャン8世から土地を借り受けて誕生させました。当初、国王は土地を貸し出すことを渋りましたが、「娯楽を提供する事で国民の関心が政治から離れる」と言って説得したそうです。

「人魚姫」「みにくいアヒルの子」で有名な童話作家アンデルセンも、このチボリ公園に足を運び、童話の着想を練っていたそうです。

チボリ公園の外には、アンデルセンの像があります。視線の先にはチボリ公園があります。

ディズニーランドをつくった、あのウォルト・ディズニーも、チボリ公園を訪れ参考にしたそうです。

開園時間は11~23時までと、夜中まで営業しています。

入場料チケット料金は、8歳以上1人145DKK(約2,800円)、3~7歳は65DKK(約1,200円)。その他には、グループチケットやアトラクションに乗車できるチケットなど、様々な種類がありました。

シーズンによって、営業時間や料金が変わるようなので、正確な情報は公式HPにてご確認ください。公式HP<https://www.tivoli.dk/en/>

 

コペンハーゲンカードを利用すれば、入場料無料です。

コペンハーゲンカードは、

  • デンマークの首都圏の公共交通機関が乗り放題
  • 89の観光施設・アトラクションに無料で入場できる
  • 0歳〜11歳のお子様2名まで同伴無料

という観光客にとっては便利でお得なカードです。有効期間は24時間、48時間、72時間のものなど。幅広く用意されています。

 

コペンハーゲンカードでどれくらい得したのか?は、記事その④で紹介しています。

【デンマーク旅行】コペンハーゲン観光 見どころ紹介④
北欧の国、デンマークの首都「コペンハーゲン」。おしゃれでモダンな北欧デザイン、美しい古い街並みが共存する人気観光地です。 アンデルセンの童話の人魚姫で有名な「人魚姫像」、ロイヤルコペンハーゲンのアウトレットなどの観光名所、物価...

 

アトラクションだけでなく、庭園、水族館、温室植物園、池、劇場、カフェやレストランなどがたくさん。

絶叫マシンに乗らなくても、ゆったり散歩するだけでも楽しめます。老若男女、幅広い層のお客さんが楽しめる内容になっています。

アトラクションは、63mの高さから落ちるフリーフォール、80mの空中ブランコ、時速100km360度回転するものなどの絶叫マシンから、

メリーゴーランド、輪投げ、足漕ぎボートなどの、ゆったりと小さい子供も楽しめるものまで幅広くありました。

 

オリエンタルな雰囲気のエリアもありました。

 

チボリ公園内には50以上の飲食店があり、数・種類も充実していました。ミシュランの星付きレストランまであるとか。ビール、ワインなどのアルコール類も提供されています。

 

チボリフードホールには、洋食・和食・アジア料理など、様々な料理を食べることができます。このフードホールには、チボリ公園入場のチケットが無くとも、外部から入って利用できるようになっていました。

 

夜はライトアップされ、昼とはまた違った幻想的な雰囲気です。

 

夜22時ごろに訪れました。まだまだアトラクションは動いており、パブ・レストランではビールを飲むお客さんで賑わっていました。

昼間はファミリー層のお客さんが多かったですが、夜はカップルや若いお客さんが多かったです。

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