フランスの首都、華の都パリ。観光はもちろん美食・芸術も楽しめる人気観光都市です。
そんなパリへ、夫婦で4泊5日旅行をしてきました。
ルーブル美術館・ディズニーランドパリなどの定番の観光名所、おすすめグルメ、費用など、写真と共に紹介します。
観光名所
前回その①記事に続き、パリの観光名所を写真とともに紹介します。
①凱旋門 ②ルーブル美術館 ③【世界遺産】ノートルダム大聖堂
④サント・シャペル教会 ⑤コンコルド広場 ⑥ベルサイユ宮殿 ⑦オルセー美術館 ⑧ディズニーランド・パリ
Youtube動画でも紹介しています。よろしければご視聴・チャンネル登録をお願いします(^^)/
【世界遺産】ベルサイユ宮殿
パリの南西20㎞ほど離れた場所にある、世界文化遺産に登録された、ルイ14世が建てたフランスの宮殿「ヴェルサイユ宮殿(Palais de Versailles)」。
バロック建築の外見も内装も豪華な建物であり、フランス絶対王政の象徴的建造物。そして、天才造園師ル・ノートルが手掛けた広大な美しい庭園も見どころです。
入場料金は、宮殿内の見学は19.5ユーロ、宮殿+庭園の見学は28.5ユーロでした。(2023年現在)
5ユーロでオーディオガイドを借りることができます。画面・音声付きで、日本語にも対応しています。
今回、私たちは、パリ市内の観光スポット50箇所以上を利用できるパスチケット「PARIS MUSEUM PASS(パリミュージアムパス)」を利用して入場しました。
この観光パスの料金・対応観光施設などの詳細については前回その①記事で紹介しています↓
ベルサイユ宮殿、ただひたすらに広い!
1,070haという広大な敷地は、東京ドーム約230個分もの広さ。
部屋の数は700以上!宮殿建設には25,000人、庭園建設には36,000人もの労働力が投入されて完成されたそうです。
パリから約20㎞離れた位置にあるため、パリ市内からは電車で片道30~40分ほどかかります。見学所要時間は、その広大な敷地ゆえに、内部をかけ足で見学すると2時間ほど、離宮・庭園をまで全体を見学するとなると丸1日かかります。
混雑していると人の流れが遅いため、予想より時間がかかることもあるかもしれません。
パリ市内からの移動時間や、規模の大きさゆえの見学所要時間を含めると、ベルサイユ宮殿は観光に時間がかかる観光地です!ヨーロッパの観光地の中でもトップクラスかと…(*_*;
スケジュールに余裕を持たせていくことをおすすめします。
ベルサイユ宮殿の見どころスポットは大人気で、混雑していました。
今日のベルサイユはたいへんな人ですこと…!
『ベルサイユのばら』の、この名セリフを実際に言える日が来るとは…!
あまりにも広いため、全てを見て回ることができませんでしたが、見どころを何点かご紹介します!より詳しい紹介・その他の写真は別途ブログ記事にまとめる予定です。
「鏡の間」
華やかな装飾が施された「鏡の間」。全長約73メートルの長くて壮大なバロック様式のギャラリーです。
公的行事や外交の場、宴、仮面舞踏会などの会場として使用されていました。マリーアントワネットの婚礼舞踏会も行われたそうです。1919年に第一次世界大戦に終止符を打つ講和条約「ベルサイユ条約」が調印された場所でもあります。
鏡の間からの広大な庭園の眺めも素晴らしいです。
「大妃の寝室」
最後に使用したのはマリーアントワネット。装飾品は全て彼女仕様に整えられています。
「戦争の間」
戦争で戦うルイ14世を描いたレリーフ。
「ベルサイユのばら」の物語に登場する、オスカルの肖像画のポーズのモデルになったと言われています。
「庭園」
古典的なフランス式庭園スタイルの広大な庭園。庭園建設には36,000人もの労働力と、40年もの歳月をかけられたそうです。
庭園内には約1,400個もの噴水があります。
かつては水源が無かったベルサイユ。そんな地域に10㎞離れたセーヌ川から流れを引き、荒れた土地に豊かな森を作ったルイ14世。
”水なき地に水を引く”。自然までも支配する王の権力・支配力を国内外に示しました。
また、ルイ14世は民衆がベルサイユ宮殿の庭園に入ることを許可していました。なんと、民衆に庭園の見方を教える「王の庭園鑑賞法」というガイドブックまで発行していたそう。これには、「民衆の心をつかむ」という目的があったそうです。
オルセー美術館
19世紀美術専門の美術館「オルセー美術館(Musée d’Orsay)」。セザンヌ、マネなどの印象派の画家の作品が数多く展示されています。
建物はもともと1900年のパリ万国博覧会開催に合わせて建設されたものであり、鉄道駅舎兼ホテルでした。
美術館の中央ホールは、駅の大屋根構造をそのまま活用しています。
中央ホールにある大時計は、オルセー駅時代から付いていたもので、駅として使用されていたころの面影を残しています。
有名な展示作品には、ミレーの『落穂拾い』やモネ『日傘の女』などがあります。
展示数は、常設展示で約4,000点。所要時間は、2~3時間ほど。月曜日は定休日です。
チケット料金は、16ユーロ。
今回、私たちは、パリ市内の観光スポット50箇所以上を利用できるパスチケット「PARIS MUSEUM PASS(パリミュージアムパス)」を利用して入場しました。
追加5ユーロでオーディオガイドを借りることができます。
ジャン・フランソワ・ミレー『落穂拾い』
落穂拾いとは、麦の刈り取りが終わった畑に落ちている穂を拾う作業のことで、貧しい農民が行う作業のことです。
落穂拾いをしているのが女性ばかりなのは、夫が病気で働けなかったり、夫が亡くなった未亡人だからなのだとか。
”貧しい人たちは落穂拾いをして暮らしの足しにしてもよい”という風習があり、貧しい農民に与えるために、わざと多めに穂を残していたそうです。
クロード・モネ「日傘の女」
亡くなった妻カミーユとの美しい思い出から発想を得て描かれたといわれています。
この他にも数多くの名画が展示されています。
ディズニーランド・パリ
ディズニーランド・パリ(Disneyland Paris、略称: DLP)は、1992年に開園した世界で4番目の「ディズニーランド」です。2022年に30周年を迎えました。
世界観光ランキング1位に輝くフランス。そのフランスの観光名所の中で、有名なルーブル美術館・エッフェル塔・凱旋門を抑えて、最も観光客が訪れる場所がディズニーランドパリなのだそうです。
ディズニーランドパークの中心に位置するのは「眠れる森の美女の城(Sleeping Beauty Castle)」
城の内部には「眠れる森の美女」の物語が描かれたステンドグラスやギャラリーがあります。
チケット料金、有料ファストパスの料金と利用してみての感想、クリスマスシーズンならではの装飾とパレード、ショー、アトラクションなど、
詳しい情報は以下の記事で紹介しています。
その観光名所、グルメ
次回以降の記事では
- 評判のフレンチレストラン
- モンブラン発祥のカフェ
- 地元民に愛される大人気ベーカリー
などを紹介します!
ここまで読んでいただきありがとうございました。