ベルギーの首都であり、EUの首都とも呼ばれている「ブリュッセル」。
ヨーロッパ屈指の美しい街ブリュッセルには、アールヌーボー建築・チョコレート・ワッフル・ベルギービールなど観光地・グルメが盛りだくさんです。
見どころ観光名所、グルメ、費用など写真と共に紹介します!
前回記事では、「グルメ編」ワッフル・フライドポテトなどの軽食を紹介しました。
今回の記事では、「グルメ編」ベルギービール・レストランを紹介します!
YouTube動画でも紹介しています。よろしければ、ご視聴・チャンネル登録・いいね、お願いいたします(^^)/
【ビール・バー】ギネス記録を持つ「デリリウムカフェ(Delirium Café)」
幸せのピンクの像がシンボルの、ベルギービールを中心としたビールを提供するビアバー「デリリウムカフェ(Délirium Café)」。
ブリュッセルの繁華街地区で、レストランや飲み屋がたくさん建ち並ぶ「イロ・サクレ(Ilot Sacré)」に店舗があります。
ブリュッセルでは知らない人はいないベルギービールの聖地で、
ブリュッセルにある店舗は、ベルギーはもちろん60以上の国の2,000銘柄以上のビールを置いています。
樽出しが15~30種類(日替わりのビールもあり。無くなり次第終了のものも。)、ボトルビールでは、ベルギービールが約1700種類、世界のビールが約700種類。
また、樽生だけでなく、ベルギービール特有のボトルビールも取り揃えています。
『販売しているビールの銘柄数世界一』として、2004年にギネス・ワールド・レコーズに認定されました。
東京では、池袋、虎ノ門、赤坂サカス、銀座、代々木に出店しています。
ベルギー・ブリュッセルの店舗はこちら。
バーカウンターには、たくさんの樽出しビールのタップ。グラスもずらりと並んでいます。
イギリスのパブ同様、カウンターで注文しその場で支払うシステムです。クレジットカード決済可能でした。試飲させてもらうことも可能です。
天井や壁には、ビールのトレイや看板が一面にディスプレイされており、おしゃれな内装になっています。
ベルギービールといえば、ビールの種類の数の多さもさることながら、各々のビールに対応したグラスも魅力的です。
フロアの一角には、各銘柄のビールグラスが展示されていました。
ビールを注文してみました。
「Chimay Cinq Cents (White)」、シメイの白ラベル。4.9ユーロでした。
日本でも知名度が高い、ベルギーの地ビールメーカー「シメイ醸造所(Bières de Chimay)」。
1862年以来、シトー派の修道士がスクールモン修道院で醸造しています。製造は修道院内の醸造所で行われ、院内に設置された井戸水が使われています。
瓶詰めしたビールは、約3週間の再発酵期間を経ながら世界中へと届けられています。
こちらの「通称ホワイト、シメイ・トリプル」は、アルコール度8%のベルギースタイルのトリプルビール。
他のビールの3~4倍のホップを使用し、ホップの芳醇な香りが強く、苦み・キレがある味わいです。
「Gulden Draak 9000 Quadruple」、4.8ユーロでした。
ベルギーの小規模なビール醸造所「Brouwerij Van Steenberge(ファン・スティーンベルジュ醸造所)」のビールです。
1784年設立。伝統的な醸造技術のルールと現代の技術に則って醸造しています。
こちらのビール「Gulden Draak 9000 Quadruple」は、アルコール度数10.5%のベルギースタイルのクアドラプル。
クアドラプル(quadruple)は、4倍や四重、4つ組などを意味し、トリペルのもう一つ上の強さのビールです。
4種類の麦芽を使用。二次発酵を伴う高発酵ビールで、二次発酵にはワイン酵母を使用しています。
豊かで複雑な味わいと豊かな泡立ち、キャラメルのような甘い香りが特徴的です。度数も甘い香りと豊かな味わいで、ビールというよりワインに近いような感覚です!(;’∀’)
「Beer meter」という、10種類のビールを味わえるものもありました。25ユーロでした。
その日の樽出しビールを10種類、味比べして楽しむことができます。
ギネス記録を持つほどビール銘柄が豊富な「デリリウムカフェ(Délirium Café)」。ビール好きならば、ぜひ訪れたいビアバーでした!
【レストラン】Le Pêcheur By Oceania
ブリュッセル市庁舎、グランプラスから徒歩圏内にあるレストランです。好立地にあり、海鮮料理の評判が良いということで行ってきました。
メニューはこちら。飲み物はレストラン料金です。ビールはビアバーよりはお高めの価格設定なのは仕方ありませんね。
まずはベルギービールを注文しました。
ベルギーのビール醸造所「Brouwerij Bosteels」の「Pauwel Kwak」、7ユーロ。
アルコール度数8.4%のベルギースタイルのペールエール。深い琥珀色と濃密でクリーミーな泡、独特な形のグラスが特徴的です。
バナナ・パイナップル・マンゴーのようなフルーティーな芳醇な香りに、コリアンダーやホップのようなスパイシーな香りが加わります。飲み口の最後には繊細な苦味が現れます。
昔、パウエル・クワックはビール醸造家でもあり、宿屋も経営していました。
宿屋には毎日馬車が立ち寄ります。当時は、御者が乗客と一緒に馬車・馬から離れるということは禁じられていたそう。そこで、宿の主人が考えたのが、馬車にかけることができ、揺れてもこぼれにくいというこの変わった形のグラスです。
ベルギーのストロングゴールデンエール「Duvel」、6ユーロ。
ほのかな苦味、独特なホップの香りを持つ、アルコール度数8.5%のストロングゴールデンエールです。
スコットランド産のオリジナル酵母を使用。約90日間かけて行われる独自の醸造工程で醸造されています。
ベルギー料理「ムール貝の酒蒸し、白ワイン蒸し」、23ユーロ。高さ25センチはありそうな、たっぷりと大きい鍋で提供されます。
ベルギーでは「ムール・オ・ヴァン・ブラン(moules au vin blanc)」、ムール&フリットと呼ばれている料理です。ムール貝をエシャロットとセロリと一緒にバターで炒めて、白ワインで蒸したもの。
フライドポテト、フリッツ(Frites)が付いてくるのがベルギーらしいですね。
ベルギーで消費されるムール貝は、オランダのゼーランド産が多く、旬のシーズンは、9月〜12月なのだそうです。
鍋の底には、ムール貝のお出汁・旨味が染み出たスープが。そのまま飲んでも、パンにつけて食べても美味しいです(^^♪
こちらは同じ料理ですが、ガーリックで味付けしたものです。同じく23ユーロ。
ものすごい量のすりおろしたニンニクが入っています!ビールが飲みたくなる料理です。
ムール貝はぷりぷりです。
たまらず、ビールを追加注文しました。ベルギービールのメニューが種類豊富で嬉しかったです(^^♪
日本でもお馴染み、白ビール「ヒューガルデン」。本場ブリュッセルで飲めて感無量です!
料理2品とビールを何杯か飲んで、お会計は68.5ユーロでした。
店員さんもフレンドリーで親切、そして英語も通じます。観光地にあるレストランで、ベルギーらしい料理とビールを存分に楽しめる良いレストランでした。
【レストラン】ロブスター料理が楽しめる「The Lobster House」
グランプラスから徒歩3分の場所にある、シーフード・海鮮料理レストラン「The Lobster House」。
口コミ数が多く、評判がとても良いレストランです。ロブスター、牡蠣、カニ、エビなどの新鮮な海鮮料理とワインを楽しめます。