江戸前ならぬ、沖縄のお寿司、琉球前。あまりにも気になりすぎたので、訪問させてもらいました!
沖縄県産の食材を江戸前の技法で「琉球前」に
というコンセプトのもと、県庁前駅から徒歩10分、国際通りから徒歩15分という好立地にあります。
住所:〒900-0032 沖縄県那覇市松山1丁目15−14 松山産業第3ビルディング1F
公式HPの画像です。沖縄でしか出会えない食材…。トリコみたいでワクワクします!
いかにも沖縄らしい佇まい。期待値が高まります!
是非13,200円のコースを体験したかったのですが、帰りのフライト時間を店員さんと相談し、今回は9,350円コースといたしました(お願いをして、通常よりハイペースで提供をいただきました!感謝しかないです)。
おまかせ15品コース 9,350円
1.前菜5種
ホウレンソウとキノコのおひたし。
黒バイ貝のうま煮。”うま煮”と自らハードルを上げていますが、軽々と超えるほど”うま煮”でした。
あん肝&奈良漬け。絶対に出会うことのない2人です。互いに味わい・コクを高めています。
クルマエビのしんじょう。ふわっふわです。
前菜のクオリティの高さで、琉球前への期待値がドンドンあがります!
2.刺身
イラブチャー…?ググってみよう
青っ!文字通り、青魚だ…(?)
うま!!!
うま!!!
見た目は派手ですが、いい意味で味はあっさり淡白。ほのかに感じる味噌のコクで、味に立体感(?)が出ています。
左から二番目は、同じく宮古島のカーエー(ゴマアイゴ)。
斑点が特徴的な見た目の魚です。コリコリとした歯ごたえと、しっかり甘い白身が共存しています。
お次の魚はシロクラベラ。沖縄三大高級魚の一つとされています。
天ぷらでもフワフワの身を保っており、藻塩で身の甘さが強調されてました。
4.アカジンミーバイの煮付け
こちらも沖縄三大高級魚の一つ、アカジンミーバイ。スジアラともよばれるそうです。
アカジンミーバイ…。なんとなく赤そう…
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思っていたより倍赤い!
うま!!!
うま!!!
濃い目の醤油味にも負けず、アカジンミーバイはしっかりと自己主張しています。
5.かりゆしキンメの握り
ガリは黒糖仕様。沖縄を感じる逸品です。
かりゆしキンメの握りです。かりゆしとは、沖縄の方言で、「めでたい」という意味だそうです。沖縄近海で取れた新鮮なキンメダイを、かりゆしキンメと呼ぶそうです。
肉厚な身なのに、プリプリで柔らかく、甘みも強いです!皮目も香ばしい…!
6.セーイカの握り
沖縄県産のセーイカ。「そでいか」です。
甘みがとにかく強い!&これまで食べたイカの中で、ねっとり部門第1位です!感動しました…!
エビ(沖縄の方言で「せー」)に味が似ていることか、セーイカという名がついたと言われているそうです。
こんな上品な味がするセーイカ、絶対かわいい見た目してる
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デカっ!
赤くて怖っ!でも美味しいからOK
7.カツオの握り
美ら海水族館で有名な本部町(もとぶちょう)で獲れたカツオです。沖縄県の北部に位置するため、日本一早く桜の開花が見れることでも有名だそうです。
そんなカツオ、しっかり脂が乗っております。カツオ特有の生臭さを敬遠する方もいますが、本部町のカツオはそんなことはなく、大変美味です!
8.シルイユの握り
シルイユは、白鯛とも呼ばれるそうで、沖縄の方言で「白い魚」という意味だそうです。一見筋肉質な白身に見えますが、ふわっふわの身に感動しました!
見た目はこんな感じです↓
9.シマダコの握り
沖縄のタコで、胴の部分に白の縦じまがみえることから、シマダコと呼ばれるらしいです。
怖い見た目をしていますが、茹でても柔らかいのが売りのようです。料亭で出てくるような、徹底的な下処理をされた柔らかい煮ダコのようでした!
10.サヨリの握り
与那原町(よなばるちょう)で獲れたサヨリです。噛むほど旨味が出てくる白身と、大葉・青ネギ・生姜からなる薬味との相性◎です。
11.クルマエビの握り
南城市で獲れたクルマエビです。水槽から出してすぐさばかれていました。
絶妙な火加減で弾力が素晴らしいです。これまで食べたどのクルマエビよりも、甘みが強かったです!見た目もかわいらしいですね。
12.アナゴの握り
長崎県産のアナゴ。炊く際に、沖縄の黒糖を使っているそうです。フワフワの身と、ほのかに感じる黒糖の旨味が、甘ダレと調和しています。
13.海ぶどうのトロ巻
The沖縄の食材、海ぶどう!見た目に彩りを添えるだけでなく、噛むと出てくる粘り気のある塩味が堪らないです!トロの旨味との相性抜群です。
14.アーサ汁
沖縄では味噌汁や吸い物の具材として一般的なアーサ。青のりともまた違う、磯の香りを楽しむことができます。
15.シークヮーサーのシャーベット
なめらかな舌触りに仕上げられており、なおかつ、シークヮーサーの味もしっかり残しています。完全にシークヮーサーの上位互換です。
さいごに
沖縄県産の食材を江戸前の技法で「琉球前」に
がコンセプトの、那覇市にある琉球鮨 築地青空三代目。
コンセプト通り、これまで見たことも聞いたこともない食材を、美味しい寿司に昇華させる技術は本当に凄まじかったです!9,350円/人で、美味しく、新鮮な体験ができるのはコスパ◎だと思います!!
電話予約の時点から、フライトの時間を伝えていたのですが、その時から親身になって、「(品数が多い)こちらのコースは間に合わないと思いますので、9,350円で15品のコースがいいと思います」であったり、「間に合うようにドンドン提供するようにしておきますね」であったりと提案をしてもらいました!
また、食後は空港までのタクシーも手配してもらえました…!(帰宅ラッシュと重なり渋滞に遭いましたが、20分程度でした)
料理の美味しさにアグラをかかれることなく、ホスピタリティに溢れるサービスも提供していただき、非の打ちようが無いお店でした!!
今回は1時間弱しか滞在することができませんでしてたので、次回はゆっくりと訪問したいです!!
これまでのお寿司記事です!いずれも感動するレベルでした…。是非ご覧ください!!
メニュー
記事の最後に、ご参考まで、メニューを列挙します。
オリオンビールもございます。
琉球ハイボール。泡盛の炭酸割でした!