【天ぷらの神様】みかわ是山居(東京都・門前仲町)

2020-08-22グルメ

レージです。

 

先日信じられないくらい美味しい天ぷらを食べたので、ご紹介させてください…。

 

東京・門前仲町にお店を構える「みかわ是山居(ぜざんきょ)」さんです!

 

店主はこの道50年以上の早乙女(そうとめ)氏!

 

公式HPから拝借してます。

 

我々の人生の2倍もの間天ぷらと向き合っている職人の中の職人。

 

「天ぷらの神様」とも評されているとのことです。

 

百聞は一見に如かず、天ぷらの神様による「芸術作品」をご覧ください!

 

 

おまかせコース

 

価格はズバリ税込み20,900円。

 

正直「さすがに高すぎでは…」と思いながらお店に訪れました…。

 

しかし!

 

早乙女氏の「神業」を目の前で見て、珠玉の天ぷらをいただいた後は

 

「安すぎない…?また来たい…」となってました(誇張ナシ)

 

 

気になるコースのメニューは…

 

・付出

・天ぷら

・天丼 or 天茶(かきあげのお茶漬け)・香の物・デザート

 

でした。順にご紹介していきます!

 

 

付出

 

はい、すみません…。

 

美味しすぎて秒で食べてしまったので、空になっている皿に何が入っていたかよく覚えてません…。(無能)

 

 

ただ、美味しかったことだけは覚えています…。(大無能)

 

「ふきのとう」、「冷ややっこ」、「アナゴの煮凝り」は視認できますね。

 

優しくもしっかりとした味付けに、天ぷらへの期待値も高まります…。

 

手前のお椀はエビ新杖です(えびしんじょう、身をすりつぶしたカマボコの基礎材料)。

 

エビの風味を一切失うことなく、
食感だけがフワフワになった
不思議な料理でした。美味い!

 

お吸物は主役のエビを引き立てる繊細な味わいで絶品でした。

多分5リットルくらいなら飲めると思います!(唐突な胃袋大きいですアピール)

 

 

天ぷら

 

手書きのメニュー表が一人ひとりに配られます。

 

活き活きとした水墨画・味のある達筆が、
期待値を極限まで高めてくれます…!

 

ちなみに、このメニュー表は持ち帰り可能です!
(ちょこちょこ見返してはニヤニヤしてます。)

 

【1ページ目】

 

今にもピョコピョコと動き出しそうな車エビ、

太くも細部まで描写されているキス、

今にもとびかかりそうな躍動感のあるメゴチ。

 

圧巻です!

 

あと、墨で書かれた「ebi」の文字列は生まれて初めて見ました。愛らしいですね笑

 

イカは季節で種類が変わるらしく、
夏場はアオリイカ、冬は墨イカだそうです。

 

【2ページ目】

 

本日提供されないメニューには、赤字で×がついていました

 

 

 

この日の天ぷらのメニューは以下の通りです。

・車エビ×2

・キス

・イカ×2

・ウニの大葉巻き

・アユ

・メゴチ

・アナゴ

・山菜等三品種

 

…前段が長くなり失礼しました!

それではいよいよ天ぷらの紹介していきます…!!

 

 

●車エビ×2

 

しょっぱなのエビ…

 

さすがに美味すぎます!!!

 

私がエビ好きというのを差し引いても、美味しすぎます!

 

ブリンブリンした身の旨味を、
信じられないほど薄い衣が100%閉じ込めています…。

 

かといって衣の存在感がないかと言われるとそんなことはなく、
奥歯ではしっかりサクサク感が楽しめます!

 

エビの具合も心地よいレア。

たとえるならば羽衣をまとった天女というところでしょうか?(センス0)

 

エビの頭はしっかりと焼かれて別に出てきました。

 

天ぷらとは異なり、しっかりとした香りが印象的でした。

 

 

●キス

エビで興奮しすぎた流れで撮影するのを失念してました…。

 

揚げると白身魚の甘味が高まるのですね…。

 

またひとつ賢くなりました。当然のように美味です。

 

公式HPから拝借してます。

 

 

●イカ×2

すいません…。こちらも美味しぎて気付いた時には既に私の胃袋の中でした…。(再無能)

 

前歯でも簡単にかみ切れるほど軟らかく、
イカの甘味・旨味が一瞬で口いっぱいに広がります!

 

一品目から人生最高レベルの天ぷらが連続で出てきます…。

 

ポケモンでたとえるならば、ニビジムのリーダーがカイリュー繰り出してくる感じです。
コラッタも何が起きてるか分からず錯乱状態ですね。(?)

 

※こちらも公式HPから拝借しました。

 

 

●ウニの大葉巻き

 

ウ…ウニの天ぷら!!!???

 

やられました、先ほどのメニューでは水墨画に目が行っており、完全に見落としてました…。

 

さらにウニの大葉巻きはページの境目にサラッと出ており、
そういう意味でも油断してました。

 

 

さすがこの道50年超の早乙女氏、サプライズ技術も常人のそれを凌駕してます!
(多分違う)

 

ダラダラとした前置きはこの辺にして、気になるお味は…。

 

サッと塩をつけて、一口かじると…

 

 

 

 

ぴょーーーーー!(理性が崩壊する音)

 

圧倒的ウニです!圧倒的物量!

 

うまい、うますぎる…。

なんだこれ…としか出てこないです…。

 

衣のサクサク感、大葉のザックリ感、ウニのしっとり感…。
これらが完璧に調和していています…。

 

また、大葉の清涼感とウニの甘味のハーモニーが最高です。

 

本来であれば出会うはずのない2人が、早乙女氏の神業で引き合わされてます…。

 

プリキュアでたとえるならば、

初代プリキュアの「なぎさ」と「ほのか」が
プリキュアを通じて親しくなる感じでしょうか(?)(センス0)

 

何はともあれ信じられないくらい美味しかったです(唐突な投げやり)。

 

 

●アユ

 

はい、泳いでますね…。

 

美味しい天ぷらの連撃からの、つかの間の遊び心…。

 

振れ幅が大きすぎて私の脳みそでは処理不能です!

 

見た目の楽しさではだけではなく、味も当然のように一級品!

 

アユの身の甘さにはやはり塩がよく合いますね!

 

 

●メゴチ

こちらも一瞬で胃袋に入ってしまったため、写真を撮り忘れていました…。(再々無能)

 

江戸前では定番の天種らしいです。アユを泳がせた後は定番できっちりキメる…。

 

皿の上で踊るアユを見て喜んでいた我々は、

早乙女氏の手の平で踊らされていたのかもしれません。(?)

 

公式HPから拝借しました。

 

 

●アナゴ

 

※感動しすぎたので、動画で納めました!

あれこれ苦戦してようやく動画の埋め込みに
成功したので是非ごらんください!!!

(ミュートにしてますので、ご自身でONにしてください!
世界で一番幸せな「サクッ…」がそこにあります)

 

 

 

 

 

 

サックサクの衣の中には、ふわっふわのアナゴが…!

身は一瞬にして甘さへと姿を変え、消え去りました…。

 

人の世って感じですね…(?)美味しすぎて哲学してしまいました(台無しコメント)

 

 

●山菜等三品種

 

シシトウ・アスパラガス・サツマイモの三重奏です。

 

どれから食べるか悩んでしまいます…。

 

マサラタウンでのポケモン選びを思い出します…。私は迷うことなくヒトカゲ選びましたが。

 

(注)以下、良くわからない食レポです。

 

●シシトウ

家庭で作るシシトウの天ぷらはベチャベチャになりがちですが、

 

サクサクの薄衣の先には、みずみずしくもしっかりとした
食感を保っていました!

 

堅実に資産運用する家庭くらいしっかりしてました(?)

 

●アスパラガス

みずみずしい!なんだこれ!

 

サクサクの砂漠の中に突如として現れたオアシス…。
動物たちが楽しそうに水浴びしている…。

 

そんな天ぷらでした…。(?)

 

●サツマイモ

サツマイモの甘味がきっちりと衣で守られています!

 

本来の甘味が何倍にも高まっていますね。

 

さながら財閥の箱入り娘といった感じです。(?)

 

 

天丼 or 天茶・香の物・デザート

 

待ちに待ったご飯ものです。

 

お腹ペコペコの状態から食べ始めましたが、大分おなかが膨れてきました…。

 

小食の方はちょっと多いと感じるかもしれないです。

 

 

天丼の第一印象は「貝柱多っ!」。

 

体感的にはかき揚げの98%くらいが貝柱で
構成されている
のではないかっていうくらい、
ふんだんに貝柱が使われていました。

 

貝柱の旨味と、タレの甘味でご飯がすすみます。

天丼を頼むとシジミの味噌汁がついてくるのですが、濃厚な味わいがたまりませんでした。

 

また、サラッと置かれている香の物も美味しかったです。

キュウリの青臭さが苦手なのですが、しっかり味がしみ込んでいて
嫌な臭みは一切感じませんでした。

 

切子のグラスもオシャレです!

 

 

 

彼女さんは天茶(かき揚げのお茶漬け)を注文しました。

 

天丼とは打って変わって、貝柱の旨味と、出汁のやさしさが
心地よく口の中で広がります…!

 

こちらも貝柱がふんだんに使われています!

 

 

 

デザートは煮豆でした。

 

目の細かい粉砂糖との相性抜群です!

 

爽やかな口の状態で「みかわ是山居」のおまかせコースを締めくくることができました。

 

すべてが完璧すぎて、私から何も言うことがありません…。

 

 

その他推しポイント

 

味が5億点であることは自明ですが、是山居には他にも素敵なポイントがあります。

 

●趣深い待合室

 

●唯一無二の換気扇

 

●心躍るお土産

 

 

趣深い待合室

 

夜は17:00~と19:30~の二部制となっており、客は待合室にて待機します。

 

お食事は一階のカウンター席・二階のお座敷席で楽しむのですが、
なぜか三階に通されます…。

 

不思議に思い、エレベーターで上ってみると、そこでは…

 

 

 

 

 

 

色とりどりを焼きものを楽しみながら、

のんびりと待ち時間を過ごすことができます!

 

 

 

奥のお座敷に座れば、本来の目的を忘れてグデーっとしてしまいます…笑

 

 

唯一無二の換気扇

 

早乙女氏が天ぷらを揚げる直上、そこには換気扇がついていました…。

 

 

 

 

 

 

早乙女氏の天ぷらを堪能したいのか、換気扇もこの通り!

 

大きな口を開けて、今か今かと天ぷらを待ち構えているかのようでした!

 

ドラゴンボールでたとえるならば、18号を吸収したいセルって感じでしょうか?(センス0)

 

鍛金(たんきん)で形作られたこの換気扇は、東京藝大出身の相武常雄氏の作品のようです!

随所にちりばめられた早乙女氏のこだわりが垣間見えますね…!

 

 

心躍るお土産

 

お会計を終え、「まだ帰ってもないけど既にもう来たい…」となっている中、

 

早乙女氏から最後のサプライズが…!

 

 

 

 

サイン入りの「てんぷらやの手のうち」という冊子をいただきました!

 

見てみると「江戸前の天種紹介」から「衣の作り方」、「揚げ方のヒント」まで網羅されてました。

 

哲学・科学・経験に裏打ちされた
”てんぷらやの手のうち”がそこにはあります…!

 

  • ナマで食べるほうがおいしいものは、わざわざ天ぷらにする必要がない。
  • 水と油の交換現象が天ぷらの本質
  • 最後は素材を読み取る感性です

 

気になる詳細は是非「みかわ是山居」を訪れて、ご自身の目で確かめください!

 

長文にお付き合いいただきありがとうございました!