ロンドンのボンドストリートにある、屋内のアンティークマーケット「グレイズ・アンティーク・センター(Grays Antique Centre)」
「アンティークとの出会いは一期一会」
なかなかの掘り出し物に出合える可能性が高いです。アンティークのジュエリー好きな人にはパラダイスかもしれません。
行ってきましたので、写真と共に紹介していきます!
【Location】
58 Davies St, London W1K 5LP
エドワード時代の建築家、レジナルド・ブルームズフィールドが設計した2階建ての建物の中には、約100店舗のショップがあります。
この建物は元々、水栓金具メーカーのジョン・ボールディング・アンド・サン社に依頼されて建てられたものでした。
廃墟同然だったこの建物は、1977年にグレイス社の創業者であるベニー・グレイによってアンティークセンターへと変わりました。アンティークセンターとしての歴史は44年ほどなんですね。
19世紀の美しいテラコッタが印象的なこの建物は、グレード2の指定建造物に指定されているほど建物として価値があるのだとか…
ディーラーは骨董品・ジュエリー・時計・収集品・アートを専門としています。
幅広い年代層の宝飾品、ボヘミアングラス、陶器、書籍、コイン、金属、ミリタリー、銀、時計、おもちゃ、人形、テディ、版画、絵画、アジア、イスラム芸術など…専門的なアンティーク品が揃っています。
営業時間は平日は10時から18時まで、土曜日は11時から17時までオープンしています。日曜はお休みです。
入口。入り口横にはジョン・ボールディング・アンド・サン社の名前があります。
100店舗ほど入っているようです。カテゴリーごとにわかりやすく記載されていました。フロアマップもあるため、お目当てのショップを見つけやすそうです。
通路はそこまで広くないため、お客さんが多い時はそこそこ混雑しそうです。
今回は朝早く開店と同時ぐらいに来たせいか、お客さんはほとんどいませんでした。
銀製品、ガラス製品、装飾品などの味のあるアンティーク品が陳列されています。
シャンパングラス、カクテルグラスが上品ですね。
中にはびっくりするような値段の品もあります。
ナイフ、ダガー
こちらは調味料…ではなく、調味料の「ふた」
こだわりのふたに変えて使いたかったのでしょうか…
値札が付いてないものもあり、どこまでが商品なのかわからないお店もありました(;’∀’)
札は付いているけど値段が書いてないなども…交渉次第ということでしょうか。
日本にお土産に持って帰るのであれば、いろいろと書類・申請・登録が必要になりそうな商品もありますね。
クリスマスシーズンだったので、ツリーとプレゼントのディスプレイがありました。
骨董品・ジュエリー・時計・収集品を専門としたディーラーが多いだけあって、商品のお値段は決して安くありません!
「中古品を取り扱う質屋さんで掘り出し物を!」という感覚で買い物に来るとびっくりしますので、ご注意ください(;’∀’)
お茶碗くらいの陶器の食器に、数十万円ほどの値札が付いていてびっくりしました…(笑)
普段使いの食器をお探しの場合は、また違うアンティークマーケットの方がおすすめかと思います。
とは言え「アンティークとの出会いは一期一会」、興味がある方であればぜひ立ち寄ってみてください。観光としても楽しめると思います!
その他、アンティークマーケットに行った際にはまたブログに更新していこうと思います!
ここまで読んでいただきありがとうございました。