日本では、グリム童話のブレーメンの音楽隊でおなじみの、ドイツ北部の都市「ブレーメン(Bremen)」。
ブレーメン空港からさほど遠くない場所に観光名所が集中しており、移動範囲が狭くとも楽しめる旅先です。
おすすめ観光名所、観光にかかる所要時間、ホテルと料金、ビールなど、写真と共に紹介します。
前回その①記事では、
- 出発地のイギリス、スタンステッド空港
- 欧州最強格安LCC「ライアンエアー」
- 路面電車(トラム)の乗り方
- ブレーメン観光名所
について紹介しました。
今回は、ブレーメンのビール、ブラウハウス(醸造所)、ビールに合いすぎて困るドイツ料理、宿泊したホテル、ブレーメン中央駅などを紹介します!
Youtube動画でも紹介しています。よろしければご覧ください(^^)/
ビール・ブラウハウス(醸造所)・レストラン
ドイツといえばドイツビール!
ビール天国といえるドイツにはそれぞれの土地での製法の違いがあり、様々なタイプのビールを楽しめるのが魅力です。ビール醸造所は1,300以上、ビールの銘柄は5,000以上もあるそうです(*_*;
ドイツ人のビールへのこだわりは強く、ドイツには、1516年に制定された現存する世界最古の食品に関する法律といわれる「ビール純粋令」という法律が存在します。
「ビールは、麦芽・ホップ・水・酵母のみを原料とする」という内容の法律で、現在もビールの製法に関してこの法律が厳格に守られています。
ドイツでは、ビール醸造所のことをブラウハウス(醸造所)と呼び、その場で醸造されたビールを味わうことができます。レストランが併設されており、食事も楽しむことができます。
今回は、ブレーメンにあるブラウハウス・レストランの「Schüttinger Gasthausbrauerei」に行ってきました。
ブレーメンの中心部にあるシュッティンガー醸造所(Schüttinger brewery)は、ハンザ同盟都市ブレーメンで最も古い居酒屋の醸造所だそうで、「唯一の本物のブレーメンビール」と自称しています。
口コミ評価は高く、店員さんもドイツ語だけではなく英語でも対応してくれました。クレジットカードでの支払いも可能です。(歴史あるブラウハウスだと現金支払いのみの所もある)
メニューはこちら。
私たちの来店が遅い時間だったため、食事のラストオーダーの時間が少し過ぎていましたが、「間に合わせるから早く頼んじゃって!(^^)/」と言ってくれました。
すみませんありがとうございます(*_*;
一番小さい0.4リットルグラスから、1.5リットルのピッチャーサイズまで。さらに、テーブルで大人数でシェアできるよう「10リットル樽」で出してもらうことも可能だそうです(;’∀’)
なにより驚いたのは、水よりビールの方が安い!ということです。ドイツはビールが安いとは聞いていましたが、ここまでとは(*_*;
ビールが0.4リットルで4.8ユーロ(約670円)であるのに対し、水はその半分の0.2リットルで3.2ユーロ(約450円)です。
注文したものが到着しました。
ビールは自家製のものを2種類。保存料・安定剤を使用せず、ドイツのビール純粋令に従って醸造されています。
赤褐色(写真左)のものが「シュッティンガーレッド(Schuttinger Red)」です。
キャラメルとダークビール用モルトによる美しい赤褐色。
ドイツのホップ「アリアナ(Ariana)」を使用しており、桃、カリン、ジャスミンを思わせるフルーティーな香りです。その香りと酸味がある味わいでバランスがとれています。
黄金色(写真右)のものが「シュッティンガー ブロンド(Schuttinger Blonde)」です。
ドイツ・ハラタウ地方の伝統的なホップ「ハラタウ・ミッテルフリュー(Hallertau Mittlefruh)」を使用しており、心地よい苦味とハーブ・花・スパイシーな香りがあります。
バランスの良いボディと滑らかな口当たりが特徴です。
「ポークナックル(Pork Knuckle)」は、19.9ユーロ(約2,800円)
「ルフィが食べる肉料理!(; ・`д・´)」
ドイツ料理「ポークナックル」は、塩漬けの豚のすね肉をじっくりと煮込んだ後、皮がカリカリになるまで焼き上げた料理です。
お肉の中は柔らかくジューシーで、外の皮はカリカリで塩分が残っていて、それはもう困ってしまうほどドイツビールによく合う味付けです!(*’▽’)