【ドイツ旅行記】ケルン観光 その①

ドイツ
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ドイツ西部の都市「ケルン(Köln)」。

世界遺産であるケルン大聖堂(Kölner Dom)で有名です。ライン川一帯の都市の中で、主要な文化の中心地となっています。

実際に行ってきました!そんなケルンの見どころ観光名所、ホテル、食べ物、ビール、ビアホールなどを紹介します!

 

 

デュッセルドルフ旅行記のブログ記事で、ご紹介したい内容は以下の通りです!

  • 観光名所
  • 食べ物・グルメ
  • ドイツビール・ビアホール(ブラウハウス)
  • ホテル
  • 欧州格安航空「ライアンエアー」
  • ライン川クルーズ

 

Youtube動画でも紹介しています!

 

 

観光名所

ドイツ西部の都市「ケルン(Köln)」。

人口約109万人で、ケルンの市街地はライン川の両岸にまたがっています。ドイツではベルリン、ハンブルク、ミュンヘンに次いで4番目に大きな都市です。

観光名所には、ケルンの街のシンボルであり世界遺産である「ケルン大聖堂 (Kölner Dom)」や、チョコレート博物館などがあります。

大戦では空襲を受けて、市街地のほとんどが破壊されましたが再建して今に至ります。その再建の結果、歴史的建造物と近代建築が混じり合い、独特の都市景観となっています。

 

 

【世界遺産】ケルン大聖堂(Kölner Dom)

ケルン大聖堂は、ケルンにあるゴシック様式(西ヨーロッパの12~15世紀にかけての建築・美術)の大聖堂です。1996年、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。

ケルン中央駅のすぐ近くにあるため、駅を出たらすぐに目にします。

 

ケルン中央駅を出た所から見たケルン大聖堂

 

現在の大聖堂は3代目で、初代が造られたのは4世紀のことだそう。大戦では空襲で14発の直撃弾を受けましたが、元の状態に復元されました。

トリーア大聖堂(聖ペテロ大聖堂)・マインツ大聖堂と共に、ドイツ三大大聖堂の1つです。

景観を守るため、大聖堂の周囲の建物には高さ規制が敷かれています。

 

修復作業中の部分には、元の形がわかるような布がかけられていました。

 

夜はライトアップされます。昼とはまた違った雰囲気です。

 

 

ホーエンツォレルン橋 (Hohenzollernbrücke)

1911年に完成したライン川に架かる鉄道橋です。橋脚には装飾的な建物が付属しており、大聖堂と調和するように設計されたものだそうです。

大戦では、攻撃目標にされ爆撃されたり、敵の進行を防ぐために爆破したりと損傷したものの、戦後に修復され現在に至ります。

 

橋の欄干に、南京錠が大量にかかっていることでも有名です。

これは「愛の南京錠(Love padlocks)」と呼ばれる、恋人たちが永遠の愛の象徴として南京錠をかけたもの。2000年代初頭から、ヨーロッパでこの風習が始まりました。

 

 

ビアホール(ブラウハウス)

ドイツ語で、「醸造所兼レストラン」のことを意味する「ブラウハウス(Brauhaus)」

ビール醸造所とそこに隣接するパブ、つまり醸造所兼レストランを、ドイツ語で「ブラウハウス(Brauhaus)」、または「ブラウエライ(Brauerei)」と呼びます。その醸造所でつくられたビールだけでなく、伝統的なドイツ料理も提供しています。

ビールをサーブするウェイターさん「ケーブス(Köbes)」、ビール樽からケーブスにビールを提供する役割の「ザップス(Zappes)」と呼ばれるウェイターさんがいたりなど、

伝統的なスタイルを継承しながら今日まで運営されています。

美味しい地元ドイツビールだけでなく、独特な歴史ある雰囲気・ブラウハウス文化を楽しむことができます!

 

「ビールは鮮度が命!」そのため、キンキンに冷たいうちに飲み干せるよう、200~250mlの小ぶりな円柱グラスで提供されます。

「これ以上、おかわりはいりません!」の終了の合図をしない限り、おかわりが届き続けるという、わんこ蕎麦スタイルです。

 

詳しくは、こちらの記事で紹介しています!ケルンのブラウハウス4カ所に実際に行ってきました。

【ドイツビール】「ブラウハウス(Brauhaus)」ビアホールレストランの紹介 ーその③ー
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夏場は街のあちこちで、テラス席で美味しそうにビールを飲む人を見かけます。景色を楽しみながら、キンキンに冷えた地元のビールを楽しむことができます。

 

 

聖マルティン教会(Great St. Martin Church)

ケルンにあるカトリック教会で、建物は1150年から1250年の間に建てられました。ロマネスク様式の格調高いデザインが美しいです。

こちらの教会もケルンにある他の建造物同様に、大戦では激しく損傷しましたが、戦後に細部まで修復されました。

教会は自由に入場できます。

 

 

旧市街(アルトシュタット)

ライン川沿いのホーエンツォレルン橋からドイツァー橋の間にある、アルトシュタットと呼ばれる「旧市街地」。石畳、メルヘンな建物という街並み。中世の面影が残っています。

こちらのパステルカラーのカラフルな建物は、人気のフォトスポットです。背景には聖マルティン教会があります。

 

 

 

ライン川沿い

ケルンはライン川をまたがる街です。川沿いには、レストラン・パブ・カフェが建ち並び観光客で賑わっています。

 

目の前にはライン川、後ろには聖マルティン教会。

 

木陰でライン川を眺めながら、スーパーで買ったドイツビールを飲んでのんびりするという贅沢な時間を過ごせます!

500ml缶ビールは、100円ちょっとでスーパーで購入しました。

ドイツのスーパーでは、ビールが安いです!コーラよりも安くて驚きました。

ドイツのビールの酒税は、1リットルあたり12円(現在のレートで計算)。日本のビール酒税の13分の1です!

 

ドイツのスーパーで買ったものは、こちらの記事で紹介しています↓

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昼も夕方も、川沿いには缶ビール飲んで待ったりしている人がいっぱいです。昼間っから缶ビール飲んでても全然浮きません!

 

夕方のライン川の眺め。

 

ライン川にはクルーズ船が数多く行き交っています。

 

ものすごい量のビールが積み込まれていきます(;’∀’)これだけ飲みきってしまうのでしょうか…(笑)

 

 

チョコレート博物館

世界最大級の「チョコレート博物館」で、 マヤ、アステカに始まるチョコレートの歴史から、現代の製品、製造方法まで、チョコレートの全歴史が紹介されています。

年間67万人の来館者を誇り、国からの補助金なしで経営しているそうです。

大人一人のチケット料金は、平日は13.5ユーロ、週末は値上がりして14.5ユーロでした。

 

高さ3メートルのチョコファウンテン。スタッフさんが、あふれ出るチョコレートにウエハースを浸して、来場者に配っています。

 

チョコレートショップでは、いろんな種類のチョコレート商品が並びます。お土産を選ぶのに悩んでしまいますね。

 

 

食べ物・グルメ

シュニッツェル

シュニッツェル(Schnitzel)」

シュニッツェルは、オーストリアの肉料理で、ドイツ・オランダなどでよく食べられている料理です。

シュニッツェルとは、ドイツ語で「薄切り肉」を意味します。牛肉・豚肉・鶏肉などの肉を叩いて薄くのばし、パン粉をつけて揚げたものです。カツレツのような感じで、肉質は柔らかくとても美味しいです。

 

”大きなシュニッツェル”で評判の良い、ドイツ料理レストラン「Bei Oma Kleinmann」へ行ってきました。

ボリューム満点の大人気シュニッツェル専門店。学生に人気の、デカ盛りシュニッツェルが有名です。

 

店内の雰囲気が素敵でした。壁一面に写真。誰かのお家に遊びに来たかのような感じです(*’▽’)

 

まずはケルシュビールを注文。200mlグラスで、2ユーロ(約270円)でした。

 

メニューはこちら。シュニッツェルは、豚・牛と肉の種類を選べます。マヨネーズやカレーなどのソースも選べます。

 

付け合わせサラダ。ザワークラウトも添えてあり、ビールのおつまみに良かったです(^^♪

 

スタンダードなオリジナルシュニッツェル。24.5ユーロ(約3,300円)。

レモンや男の人の手と比べると、大きさがわかります。

シュニッツェルの下には、ポテトサラダが敷かれています。ハーブのディル、酢?でマリネされたようなポテトサラダでした。とても美味しくて、どうにか自宅で再現できないかと挑戦中です(*_*)(笑)

 

 

メット

ドイツ料理の「メット(ドイツ語: Mett)」生の豚ひき肉を使った料理です!

 

ドイツにはひき肉に関する法律「Hackfleisch-Verordnung(ひき肉令)」があり、その法律に従って処理されたひき肉なら販売することができます。

肉処理場には、寄生虫などを一頭一頭検査する係の人おり、ミンチにする時の温度が摂氏2度以上での処理を認めておらず、氷を冷却のために使用することも禁止されています。また、その日に製造されたひき肉だけ販売可能です。

日本では食べられない料理ですね…さすが食肉加工大国ドイツです(;’∀’)

 

食感はネギトロのようなねっとり感、味は少し塩分が効いており、豚肉の脂の甘味を感じます。

伝統あるドイツ料理で食品加工も徹底されているから、安全だとは頭でわかっていても、私(妻)の体はどうしても「焼く前の生ハンバーグを食べてる感じ」がして進みませんでした(*_*;

生ハムをはじめとした加工肉が大好きな夫は、喜んで食べていました。人によって好き嫌いが別れる料理かと思います。

 

ケルンのホテルの朝食ビュッフェでも出されている、定番のドイツ料理です。

 

 

ビール醸造所レストラン(ブラウハウス)で食事

ビール醸造所レストラン(ブラウハウス)であれば、定番のドイツ料理は一通り食べることができます。

じゃがいもや肉を使ったコッテリとしたビールに合う料理や、ザワークラウトのようにさっぱりとした酸味があるビールに合う料理など、お気に入りが見つかるかもしれません。

店員さんにおすすめを聞くのもまた楽しいです。

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ワッフル

ベルギーで生まれたお菓子、ワッフル。ベルギーのお隣の国であるドイツでも評判の良いワッフル店はいくつかあります。

ケルン市内にもいくつか店舗がある「Wonder Waffel」へ行ってきました。

店内には、ワッフルを持つモナリザ。

 

スタンダードな、イチゴ・バナナ・チョコレートのワッフルを注文しました。7.7ユーロ(約1,050円)。

ワッフルで具を包んだ形です。大きさはパーにした手より少し大きいくらい。ワッフル生地は、フワフワもちもちです!

チョコレートソースとチョコレート菓子のおかげで、歯が溶けそうなほど甘いです(;’∀’)苦いコーヒーと一緒に食べるといいかもしれません。

 

スムージーも注文。4.5ユーロ(約600円)でした。

 

 

ラーメン「麵屋武一」

日本だけでなく、ドイツやシンガポール、ベトナムなどに展開しているラーメン屋さん「麵屋武一」。

「焼鳥屋職人」と「ラーメン職人」がコラボして誕生した、濃厚鶏白湯ラーメン専門店とのこと。鶏にこだわったスープなのだそうです。

 

メニューは、日本の飲食店らしく写真付きでわかりやすいです。

 

東京醤油ラーメン」、9.8ユーロ(約1,300円)。

透き通る鶏ガラ醤油のスープ、小麦香るモチモチとした麺、柔らかい鶏むね肉とつみれ。めちゃくちゃ美味しいです!

ロンドンにも「一風堂」などの豚骨ラーメン屋さんはありますが、この鶏ガラ醤油系のラーメン屋さんはありません。ロンドン暮らしの私達にとっては、久しぶりに食べた美味しい醤油ラーメンでした。

 

濃厚味噌チキンスープラーメン、大盛」、15.8ユーロ(約2,150円)。

ドロドロになるまで鶏を煮込んだ濃厚スープです。コラーゲンたっぷり!先ほどのあっさり醬油スープとは違い、味が濃く、余ったスープにご飯を入れて食べたくなります。

 

 

ホテル、欧州格安航空「ライアンエアー」、ライン川クルーズ

次回記事で紹介します!

  • ケルンのホテル宿泊記「ヒルトン・ケルン(Hilton Cologne)」「ケルン・マリオットホテル(Cologne Marriott Hotel)」、
  • 欧州格安航空「ライアンエアー」でイギリス・ドイツ間2,500円
  • ライン川クルーズ船に乗ってみました

 

次回記事、その②はこちら↓

【ドイツ旅行記】ケルン観光 その②
ドイツ西部の都市「ケルン(Köln)」。 世界遺産であるケルン大聖堂(Kölner Dom)で有名です。ライン川一帯の都市の中で、主要な文化の中心地となっています。 実際に行ってきました!そんなケルンの見どころ観光名所、...

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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