【岡山の味一筋】吾妻寿司@岡山駅【創業100年!】

グルメ
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創業明治45年!岡山の味一筋にこだわって100年の吾妻寿司。岡山ばら寿司、ままかり寿司、さわら寿司が有名とのことで、今回訪問させてもらいました!

 

新幹線のぞみが停まる主要駅である岡山駅にあり、アクセス◎です。

 

住所:〒700-0024 岡山県岡山市北区駅元町1−1 さんすて岡山 2F

 

公式HPの画像です。伝統の「ばら寿司」がトップにデカデカと!ワクワクしますね。

 

岡山駅の2階、「さんすて」という商業施設の中に、吾妻寿司が鎮座しています。

料理

メニュー

メニューを列挙します。

岡山名物が、1ページ目から紹介されています!

 

にぎりのセット・ちらし寿司・鉄火丼です。特上10貫の4,500円が、吾妻寿司で最も高い料理となっております。

日本酒と一緒に楽しみたい、岡山のつまみが並びます。

握りは一貫110円から715円のラインナップです。岡山地物もありますね。

細巻は、330円の定番から、2,000円のトロ鉄火巻まで、揃えられています。

外国人観光客向けに、人気のネタを集めたインバウンド寿司セットも!ド派手で目を惹きます!

ビールよりも先に、岡山の地酒が記載されており、岡山愛を感じますね!

前置きが長くなりましたが、以下、今回注文をした寿司です!

1.岡山ばら寿司 2,300円

ままかり・さわら・も貝・穴子・えび・シャコ・たこが贅沢に盛り付けられています。見た目も楽しいこちらの「岡山ばら寿司」は岡山の伝統料理で、祝い事や祭りの際には欠かせないそうです。

 

江戸幕府より公布された「倹約令」を受け、時の岡山藩主であった池田光正公が、「庶民は一汁一菜にせよ」との節約令を出しました。当然庶民は反発。「魚や野菜をすしの具に使えば、一菜は一菜だろ」という理屈つくられたのが、「岡山ばら寿司」の起源とのこと。

 

吾妻寿司では、単なる生ものは使わずに、酢でしめたり、焼いたり、炊いたりと、それぞれの食材に丁寧な”仕事”がされています。どの具材も個性あふれる味わいで、見た目で楽しく、味でも楽しませてもらえます。

 

妻ゆーこ
妻ゆーこ

海の幸・山の幸がふんだんに使われていて美味しい…!

夫レージ
夫レージ

ちらし寿司とは違うけど、これまで人生で食べたこのジャンルでは圧倒的No.1!

 

2.ままかり寿司 1,300円

こちらも岡山の伝統料理。サッパと呼ばれるニシン科の小魚(=ままかり)の酢漬けです。

「ままかり」という名前は、「あまりに美味しく、自分で炊いた米が無くなるので、隣の家にママ(ご飯)をカリ(借り)に行くほど」が語源になっているそうです!

夫レージ
夫レージ

自分でハードル上げすぎじゃない…?心配になってきた…

実食…

妻ゆーこ
妻ゆーこ

うま!ここまで自信持つのも分かるわ

夫レージ
夫レージ

うま!その自信を持って今後も突き進んでくれ(?)

〆サバよりも甘めに〆られていて、噛むほどに旨味とシャリの酸味が調和して、口いっぱいに広がります!

 

3.岡山地物入十二貫 3,600円

左上から、ウニ、いくら、たこ、黄にらさわら、ままかり、しゃこ、かんぱち、いか、まぐろ、鯛、トロです!

まず、これだけ立派な12貫が3,600円で提供されているのが凄いですし、岡山・瀬戸内海周辺で獲れた食材がしっかり使われているところにも郷土愛を感じます。

黄にらは、岡山の特産物で、通常のニラを光を遮断して栽培するそうです。ほんのりとした甘味と梅ダレがシャリによくマッチしていました。

さわらは「岡山ばら寿司」の食材になるほど、県民から愛されている食材です。あっさりとした見た目ですが、口の中でとろける上品な味わいが堪らないです!

 

4.お好み寿司

カウンターの職人に、一貫単位で握ってもらえます。

 

左上から、「鯛(220円)」、「かんぱち(275円)」、「げそ(110円)」、「たこ(275円)二貫」、「ままかり(275円)二貫」、「も貝(110円)」、「えんがわ(330円)」、「たいら貝(330円)」。

 

左から、「トロ(715円)」、「鯛(220円)2貫」、「生えび(440円)」、「も貝(110円)」です。

 

ばら寿司にもいた「も貝」です。岡山では、正月の雑煮にも入れられるそうで、重要な食材の一つです。小さい時期にはアマモ場(=波が静かな内海にいる、アマモ等で構成される藻場)で生育することから「も貝」と呼ばれる説があるようです。

標準和名は「サルボウ」。猿の頬に似ていることからこの名がついたそう。

甘く煮られた貝の味わいを楽しむことができます!これで110円!コスパ◎です。

5.ままかり寿司(弁当)1,300円

店頭では、いろいろな弁当が売られていました。980円から3,000円台までと、幅広いラインナップです。

 

「隣の家にママ(ご飯)をカリ(借り)に行くほど」と言われる「ままかり」寿司の美味しさが忘れられず、つい購入してしまいました。

夫レージ
夫レージ

これくらい自身に溢れている方がいい。自信ある人がモテるのと一緒(?)

 

流石にお店で食べるのには負けてしまいますが、1,300円でここまで美味しさが再現されているのはすごいと思います!旨味とほのかな甘みが堪らないです。

 

さいごに

岡山の味一筋に100年以上こだわる老舗の味が、岡山駅で楽しめるのは、観光客にとってありがたいですね。

 

「岡山ばら寿司」や「ままかり寿司」といった郷土料理を、比較的リーズナブルな価格帯で、味わうことができます。郷土愛を随所に感じる素敵な寿司屋でした。ランチ時は少し混みますが、皆さんも岡山駅を訪問される機会がございましたら、是非、吾妻寿司をご賞味ください!

 

これまでのお寿司記事です!いずれも感動するレベルでした…。是非ご覧ください!!

 

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