ロンドン自然史博物館(Natural History Museum)

イギリス
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シロナガスクジラの骨格標本があるエントランスの反対側の入口にあるのは「Earth Hall」

壁には天球図が描かれ、金属製の巨大な地球像があります。壁際には、月の石、貴金属、蛍光鉱物など、太陽系を物語る展示品が囲んでいます。

 

 

全長約6メートルのステゴサウルスの化石

 

 

私の世代は「最古の人類はアウストラロピテクスである」と学校で教えてもらいましたが、今では「サヘラントロプス」が候補になっているそうですね。

 

 

 

「Volcanoes and Earthquakes」火山と地震の展示エリア。

迫力ある映像や、実際に地震を体験できる地震シミュレーターなどを通して、地球の内なる力が私たちの住む世界をどのように形成しているのかを学ぶことができます。

 

週末ということもあり、お子さん連れの家族で賑わっています。

 

 

1995年の阪神・淡路大震災を再現した地震シミュレーター

 

 

 

地震を起こすナマズを止めようとする人々の絵

「ナマズが暴れると地震が起こる」と江戸時代に言われていたように、地震が起こる原因について、国や文化によって異なる独自の考え方あったようです。

古代ギリシャの哲学者・数学者アリストテレスは、地表が時折揺れるのは、地下の風が吹き出しているからだと考え、

ヒンズー教の神話では、地球は8頭の巨象の背中に乗っていて、1頭が疲れると頭を下げて地震を起こすと考えられていました。

今では地震の原因についてわかっていますが、それがわかる以前はそれぞれの地域で独自の考え方がされていたということがよくわかります。

 

それはそうと、ナマズは英語で”catfish”なんですね!

猫のように長いヒゲが生えていることから、猫(cat)の魚(fish)と呼ばれるようになったそうです。

 

 

津波、火災や地滑り、液状化現象といった地震による被害について、実際の映像と共に説明されていました。

 

 

プレートの動くことによって山が形成される様子について、わかりやすく簡単に説明されています。子どもでも読みやすいように、簡単な英単語・文法で書かれているのでしょうかね…。

 

 

プレートの間に挟まれ、熱や圧力による化学反応で岩石の組織が変化し、別の岩石になることを変成作用と呼ぶそうです。

 

 

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