ゆーこです
「浪費癖の治し方」なんて大層なタイトルにしてしまいました汗
私が実際に、夫の浪費癖をどのように治したのかを紹介します。
浪費家の夫
夫のレージくんは、私と結婚するまでは浪費家でした。
付き合いがよく毎週飲み会、頻繁にバーに通い高級ウイスキーやブランデーを飲み、
週末は上司に誘われゴルフに。毎日外食&コンビニ食。
そんな日々を送り、食費だけで50万円超の月もあったほどです。
浪費家だったころの貯蓄率を計算してもらったら、ボーナス月以外はマイナス貯蓄・赤字収支です!その詳細については以下の記事
そして貯金はほぼ0。つまりボーナスを食いつぶしながら半年を生きているような状態です。
どケチな妻
そんなレージ君に対して、私ゆーこはどケチです。
子どものころから貧乏家族で育ったせいか、貧乏マインドで生きてきました。
学費さえ払うことが厳しく特待生となり授業料を免除してもらい、
学生時代はアプリ開発・プログラミングのバイト、就職してからも先取り貯金・節約をしていたら
25歳になった時には貯金1,000万円を達成していました。(詳細は下記記事)
(FIREを目指す場合はこの貧乏マインドは邪魔になってしまうんですけどね…詳細は下記記事)
あべこべカップル
浪費家の夫と、ケチな私。マネーリテラシーにおいてはかなりのあべこべカップルでした。
お互いびっくりです。
なんでそんなにお金が貯まるの?!信じられない…
なんでそんなにお金を使えるの?!どんなエンゲル係数してんの!
プロポーズされたものの、夫婦になりこれからの困難を乗り越える戦友となるには、
こんなボロボロのお金の管理では不安で仕方ないです!
浪費癖が治るまでは、プロポーズは受けられない!としっかり伝えました。
そこから、レージ君の意識も変わり、2人で浪費癖治そうと取り組むことになりました。
その①現状把握
私がまずびっくりしたのは、レージ君がひと月あたりのだいたいの収入支出でさえ把握していないということです。
だいたい月に何にどれくらい使っているのか…といった感覚がないのです。
まずは現状把握をすることからはじめてもらいました。
今までキャッシュフローを気にしたことない人が、家計簿をつけるのはめんどくさいですが、幸いレージ君はキャッシュレスでカード払いが多いため、翌月に後から振り返ることができました。
また、家計簿アプリを使って、キャッシュフローを管理しやすくしてみました。
すると、一番大きな支出は「食費」であることがわかりました。
そこで「食費」を減らすことに取り組むことにしました。
その②一番大きな支出から減らしてみる
すぐに効果が出そうな要因「食費」から手を付けてみました。
食費が多い理由を考えてみると
【理由】
・毎日コンビニ食、値段なんて確認せず食べたいものを食べたいだけ買うスタイル
・飲み会や食事の付き合いがよく外食多め
・お寿司が大好き、週に3回は一人で寿司屋通い
飲み会・食事会はコロナ自粛の影響もあり、かなり少なくなりました。
友達や同期とのお付き合いもあるだろうし、そこの機会を減らせとも言えない…
そこで対策を打てそうなのは、「コンビニ食・一人で外食する」ことです。
レージくんは、全く自炊をしない人。
2人暮らしの自炊による節約効果、なにより自炊でも十分美味しい!ということをわかってもらうために、一緒に自炊をすることにしました!
レージくんが食べたい料理&私が自信がある料理を作ります。
「油そばが食べたいな…」
私「作ってみたよ!材料費90円/1食!」
安くてもそれなりに満足感あるんだ、ということを知ってもらうためいちいち材料費を言います笑
【油そば】
外食より比較的安い家飲みの楽しさを知ってもらうため、おつまみも作ります。
【にんにくの芽と鶏もも肉のオイスターソース炒め】
一緒に自炊材料の買い物にも行くようになり、季節の旬の野菜や、野菜の値段の相場までわかってくれるようになりました!
(レージくんは最初、レタスとキャベツの区別もできなかったのに…笑)
数か月後には、私の月あたりの食費と同じくらいにまでレージくんの食費が減りました。
【2020年11月のレージ君の支出内訳】
大好物のお寿司は自炊できないため、数か月に一度のご褒美として外食することしました。
今までは、一回5,000円ほどのチェーン店のお寿司屋さんに週3回ほど通っていました。
そこで私が考えたのは、
「一度本当に美味しい高級寿司を経験してもらえば、週に5,000円×3回の満足感レベルが相対的にどんなものかわかるのでは?」
高級寿司を経験してからは、週に5,000円×3回のお寿司の満足感よりも、数か月に一回行く高級寿司の方が満足感が高いことに気付いてもらえました。
満を持して行った高級寿司の食レポ記事は下記記事(北九州の人気店「照寿司」さん)
あまりにも美味しいお寿司が出てきて、食事中終始ニコニコだったため、翌日レージ君は顔が筋肉痛になっていました…笑
トータル費用では少し安くなっただけですが、
使うときは使い、絞るときは絞るという節約のバランスを身に着けることができてよかったと思っています。
その③ひとつクリアしたらまた次の支出を見直し
ひとつめの項目「食費」を減らすことができたなら、次の項目にも取り組みやすいです。
成功体験があると次も挑戦する気持ちになりますよね!
その後は、年会費がかかるクレジットカードの見直し・メガバンクから手数料無料のネットバンキングにメインバングを切り替えなど…すぐに固定費の見直しに取り掛かってくれました。
支出は私と同じくらいにまで減り、無事入籍することができました(安心)
以上、我が家パワたま夫婦で取り組んだ浪費癖治療法でした。
レージ君は貯金0だった状態から、1年間で貯蓄450万円を達成しました。
急に倹約しても続きませんよね、支出を削り過ぎると「何のために働いているんだろう?」と思ってしまいます…
お金を使うところのメリハリをつけるだけでも、変わります。
浪費癖のパートナーを持つ方、
ストレスになりにくい・幸福度が下がりにくいところから、節約着手してみてはいかがでしょうか。
長文でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました!