クリスマスシーズンになると、イギリスの各スーパーにクリスマス商品がたくさん並びます。
イギリスにあるスーパーの中でも、今回はドイツ系スーパー「Lidl(リドル)」のクリスマス商品を買ってみました。
価格、実際に食べてみた感想と共に紹介します。
ディスカウントスーパー「Lidl(リドル)」
ヨーロッパと米国で11000店以上を展開するドイツのディスカウントスーパー「Lidl(リドル)」
1930年代に、元々は果物卸売業として創業し、1977年からディスカウントマーケット、大型スーパーマーケット業に注力し始め、現在に至ります。
リドルの店内は、ほとんど全て同じようなレイアウトになっています。
商品発送時に商品が入っていた箱・段ボールごと陳列し、空になったらまた箱ごと入れ替えるような品出しスタイル。スタッフによる作業を最小限にし、人件費コストを削減しています。
日本の、業務スーパーに似ているかなぁと思います。
こんな感じで、箱ごと品出しされています↓
驚くべきはその安さ!
廃棄物ゼロ、「節約した分は消費者に還元する」アプローチをとるなどの、企業努力の賜物です(;’∀’)
(就業時間や酷使に関するEU指令に違反したりと、長時間労働を強いられる社員もいるらしく、ブラックな香りがしますが…)
リドルのおススメ・よくリピートしている商品は、こちらの記事で紹介しています↓
食品が安いだけでもありがたいリドルですが、
定期的に、世界各国から1つの国・地域をピックアップして、その国に関連する食品を取り扱うフェアを開催しています!
このように、スーパーの広告には次回開催予定のフェアが告知されます。写真は、スペインの南海岸のアンダルシアのフェアですね。
開催期間は2週間ほどです。
”When it’s gone it’s gone”(無くなり次第終了)の宣伝文句で開催されており、2週間後までお目当ての商品の在庫があるか怪しい所…(;’∀’)
気になるものは、早めに買いに行くことをおすすめします。
イタリアフェアに行ってきました。実際に買ったおすすめ商品を紹介しています↓
ちなみに、過去記事で紹介している通り、イギリスのスーパーをざっくりと品質・価格順に並べるとこんな感じです。
買ってきたリドルのクリスマス商品
気になったものをいくつか買ってきました。
サーモン(9.99ポンド)
600gもの大きなサーモン。
ガーリックハーブバターとローズマリーも入っており、そのまま出してオーブンで焼くだけ簡単調理です。
250℃で15~20分ほど焼きました。
身がホロホロで柔らかく脂がたっぷりのっています!美味しい(*’▽’)
骨は思ってたよりも少なく、食べやすいです。600g全部をそのまま食べるのでは飽きてしまったので、残った身はクリームパスタの具にして食べました。
オニオンリング(1.59ポンド)
375gのオニオンリングが入った冷凍食品。1人で食べるとお腹いっぱいになるぐらいの量でしょうか。夫婦2人でシェアしてちょうどよかったです。
冷凍庫から取り出して凍った状態から、オーブンで190℃で18分間温めて完成です。
イギリスは玉ねぎが安いので、自分で作ることもできますが、揚げ物するのはめんどくさいですよね(*_*)
1.59ポンドでカリカリふわふわのオニオンリングが、簡単にできちゃいます。変な味付けはされておらずシンプルな味。お子さんも食べやすいかと思います。
ターキー(5.29ポンド)
800gのターキーの胸肉。器に入ったまんまオーブンに入れて焼くだけで作ることができます。
グレービーソースをかけて完成。商品にグレービーソースは付いていませんのでご注意ください。
胸肉ということもあり、若干パサつきが気になりました(*_*)
でも、このお値段でこれだけのたっぷりの量、そして調理が簡単な冷凍食品なので文句は言えないかもしれません。
ミニシュトーレン(1.49ポンド)
200gというミニサイズのシュトーレンです。
クリスマス時期のお菓子ってたくさんの種類があるから、つい買いすぎちゃいませんか?(*_*)
ただでさえ美味しいもの・イベントいっぱいで太りやすい時期…少しずつクリスマスのお菓子が食べられたらいいのに…
と思っていた私にぴったりの商品です。
ドライフルーツがたっぷり入っており、生地は思ったよりパサつきがなく、ねっとりとした食感です。
アルコールの風味がかなり強く大人向けの味です。お値段以上の満足感でした!
レープクーヘン(1.99ポンド)
「Lebkuchen(レープクーヘン)」は、たっぷりの蜂蜜・香辛料・オレンジとレモンの皮・ナッツなどを使って作ったケーキ。ドイツを中心に中央ヨーロッパ各地で作られています。
伝統的なクリスマスの焼き菓子だそうです。クリスマスマーケットでは、レープクーヘンをよく見かけるそう。
形は、丸型・ハート型・星形・お菓子の家の形などいろいろとあります。
あのグリム童話の「ヘンゼルとグレーテル」に出てくる、お菓子でできた魔女の家はレープクーヘンで作られているそうです。
今日では、地域によって、呼称・レシピのバリエーションに富んだお菓子となっており、チョコレートがかかってないものや、ナッツやジャムの分量に違いがあったりするそうです。
蜂蜜とスパイスをたっぷり使ったケーキというだけあって、甘いだけでなくシナモンやクローブなどのスパイスの香りが強いです。
食感はねっちりとした感じ。イギリスのお菓子でいうとジャファケーキ、日本のお菓子でいうと甘食に似ているかもしれません。
マジパンラムチョコレート(1.49ポンド)
ラム酒味のマジパン入りチョコレートです。個包装の一口サイズチョコレートが10個入ってました。
ラム酒のアルコールの風味が強めで、子供ウケはよくないかもしれません(*_*)
パネトーネ(3.69ポンド)
700g、高さ25センチほどの大きなパネトーネです。こんなに大きくて3.69ポンドはすごいですね!さすがLidlです(;’∀’)
開けた瞬間にオレンジピールの強い香り。心配になるほど安いので、味はそこまで期待していなかったのですが、ドライフルーツの甘さとアルコールの風味があって、とても美味しいです!
パサつきも思ってたほどは気になりません。(10倍以上のお値段する、イタリア産有名メーカーのパネトーネと比べてしまうと、もっちりしっとり感は負けてしまいますが…)
以上、イギリスのスーパー「Lidl」の、買ってみたクリスマス商品の紹介記事でした。M&Sのクリスマス商品もいろいろと買ってみたいと思います(*’▽’)
ここまで読んでいただきありがとうございました。