ホップの生産地として有名なイギリス・ケント州で開催される、「フェイバーシャム・ホップ・フェスティバル (Faversham Hop Festival)」
キャンプ場や子供向けの遊園地エリアまであり、家族向けのビールフェスティバルという感じでした。
ホップ祭りの様子を、写真と共に紹介します!
ホップ祭り「Faversham Hop Festival」
「イングランドの庭園」といわれ、ホップの生産地として有名なイギリス・ケント州。
そのケント州フェイバーシャムで開催される「フェイバーシャム・ホップ・フェスティバル (Faversham Hop Festival)」は、1990年から開催、非営利団体・ボランティアにより運営されています。
会場への入場料・参加費は無料。2022年は土日の2日間にわたって開催されました。主要スポンサーには、英国最古のビール醸造所「シェパードニーム醸造所(Shepherd Neame)」や地元企業がついています。
Youtube動画でも紹介しています。よろしければぜひご覧ください(^^)/
記録に残っている、ケント州で最初のホップ園は1523年に作られたもの。以来、イギリスのホップ栽培の中心地であり続けています。
イギリスのビール醸造の聖地ともいえる土地のホップ収穫祭です。
プレストンストリート、ウェストストリート、イーストストリート、中央駐車場のエリアで開催され、アビー・スクールでキャンプ村と駐車場を運営します。このエリア内にある屋台も、フェスティバル運営が配置したものです。
駅・会場周辺にはホテルが少なく、車で運転して帰るなら飲めないなと思っていましたが、ちゃんとキャンプ場が準備されていました。
キャンプ場の利用料金は、広さにより値段が異なり、15~25ポンド。トイレ・シャワーボックスが完備されており、週末にはキャンプ場でもライブエンターテイメントが開催されるそうです。
開催期間である9月の最高気温は20℃ほどと、キャンプに適した気温。キャンプ場は毎年大人気らしいので、利用する場合は事前予約をおすすめします。
会場の最寄駅であるフェイバーシャム駅まで、ロンドンのビクトリア駅から電車で1時間半。”Southeastern”線の電車内は快適でした。
フェイバーシャム駅に着くと、ホップフェスティバルの弾幕が出迎えてくれました。駅の至る所にホップが飾り付けられています!
会場の様子
お酒好き夫婦の私たち、気合を入れて早く到着してしまったため、会場にはまだ人があまりいません。屋外の催しなので、当日が晴れてよかったです(^^♪
各所にライブパフォーマンスのステージが設置されています。
会場入り口付近では、パンフレット(有料、1ポンド)を配布しているスタッフさんがいました。
パンフレットには、会場のマップが記載されています。トイレの場所を確認しておくと安心ですね。
その他に記載されているのは、イベント情報や
イベントのタイムテーブル
会場付近のお店で使うことができるクーポン券がありました。使いようによっては、パンフレット代の1ポンド以上の価値がありますね。
会場となっているエリアのお店は、飲食店であろうとなかろうと、ホップで飾り付けられており、街全体がホップ祭りを盛り上げていました。
不動産屋のショーウィンドウにもホップが飾り付けられていました。