台湾旅行のお土産として人気な「パイナップルケーキ(鳳梨酥)」。
定番のお土産ゆえ、人気商品や有名店が多すぎて選べない人もいるのではないでしょうか(*_*)
今回は、台湾パイナップルケーキの人気・おすすめどころを比較してみました。どれも空港でテキトーに買うパイナップルケーキよりは満足感があるかと思います。写真とともにご紹介します!
台北旅行のグルメ・ホテルなど旅行記はこちらの記事で紹介しています。
【お茶も美味しい・日本語話せる店員さん】一番屋
20年以上続く老舗のお茶屋さん「一番屋」。
台北観光に便利な駅「中山駅」に近い場所にあり、アクセスが良いです。
自分用にも買いやすい5個入りと、人に配るのにおすすめな10個入りがありました。
お値段は、5個で240TWD、10個で450TWD。賞味期限は、3週間ほど。
手作りのパイナップルケーキは、添加物不使用。もともとオーナーが趣味で作っていたものだそうですが、商品として販売したところたちまち人気商品になりました。
個包装です。
大きさは、だいたい5㎝×5㎝×2㎝ぐらいです。中にはアンがぎっちり詰まっており、持つとずっしりと重たいです。
お味は、甘さ控えめ。今回の台北旅行で購入したパイナップルケーキの中で、一番甘さ控えめの、上品な風味です。少し酸味もあり、大人向けな味。お茶のお供にぴったりかもしれません。パイナップルのアンは、繊維質で食べ応えがあります。
パイナップルケーキも美味しいですが、こちらの酸っぱくなく甘い梅干しもお茶請けにぴったりです。
素朴な味わいでお茶に合います。
ちなみに、お店の様子はこちら。
20年以上続く老舗のお茶屋さん「一番屋」。幅広いランクの茶葉をそろえているお店です。
日本語堪能な方が多く、お茶の説明から、お茶の試飲やお茶請け菓子の試食など、楽しくお買い物できます(*’▽’)
ビルの3階にあり、看板が出ています。
お店に入るとすぐに、「パイナップルケーキの試食どうぞ~♪」と日本語で営業してくれました。日本人だとすぐにわかるのでしょうね(;’∀’)
台湾茶がずらり。種類豊富でどれを買おうか迷ってしまいます。
どれを買えばいいかわからずフリーズしていたら、店員さんが「お茶の試飲もありますよ~」と。せっかくなので、おすすめのお茶をいくつかいただくことに。
本格的な台湾式のお茶の淹れ方で、試飲させてもらえます。台湾茶は、一番最初にお茶に注いだお湯は捨てるのが基本だそう。2杯目から提供されます。
日本語で、ひとつひとつ丁寧にお茶の説明をしてくれました。お茶の名前、容量、お値段が記載された表を見せながら説明してもらえるので、わかりやすいです。
「お茶菓子もどうぞ!」とおすすめされ、食べてみるとおいしい!
左から、ドライマンゴー(成熟前)、ドライマンゴー(成熟後)、酸っぱくなく甘い梅干し。どれも素朴な味わいで、お茶に合います。
うまいこと営業されてしまった(;’∀’)(笑)
お茶も、パイナップルケーキもドライフルーツも美味しかったので、全て買って帰ることに。営業がお上手です。
芸能人や政治家など、著名人も訪れているようです。オーナーと共に撮影した写真がたくさん飾られていました。
写真を眺めていたら、オーナーの奥様?らしきマダムが流ちょうな日本語で「日本からですか?」と話しかけてくれました。
お茶の話や、震災の話など、いろんな世間話を。ニコニコと優しい雰囲気のマダムで、つい長く話し込んでしまいました。
「日本と台湾の距離は近いですよね(^^♪」とニッコリされ、日本人としてほっこりとした気持ちに。台北旅行の際は、またぜひ立ち寄りたいお店です。
【大人気】サニーヒルズ(微熱山丘)
素材にこだわって作っている、大人気パイナップルケーキのお店「Sunny Hills(微熱山丘/ウェイルーサンチョウ)」。
台湾在来種パイナップルあん100%、ニュージーランド産のバター、日本産の小麦粉、高級な卵など、こだわった素材を使用して作っているそう。
松山空港の近くに本店があります。松山空港駅3番出口から徒歩17分ほど。最寄り駅の「台北小巨蛋駅」からも徒歩16分です。
「そんな人気なパイナップルケーキなら、空港でも買えるでしょ!」と高を括っていたら、なんと桃園空港第1ターミナルのお土産ショップには、サニーヒルズのパイナップルケーキは売っていないということで、わざわざ本店まで行ってきました。(※桃園空港の第2ターミナルには売っているそうです。)
お値段は、10個入りで500TWD、15個入りで750TWD。お試しとして買いやすい2個入りは100TWDでした。賞味期限は、3週間ほど。
大きさは、10㎝×3㎝×3㎝ほど。
お味は、パイナップルの優しい甘さを感じる味わい。酸味はあまりありません。とにかく、中のアンのパイナップル果肉の繊維感がすごいです!まるでパイナップルを食べているよう。パイナップル本来の甘さを感じられて、個人的には一番お気に入りです(^^♪
バター感もほどよく重すぎないのも良いです。
東京にも、南青山や銀座などにいくつか店舗があります。しかし、日本よりも台湾のお店で購入した方が安いです。
最寄りもMRTの駅から徒歩16分と、アクセスはあまり良いとは言えない場所にあるにもかかわらず、店内はお客さんでいっぱいでした。
店員さんの人数も多く、多くのお客さんに対応できていました。
店に入るとすぐに「ご試食いかがですか?」と日本語で席に案内され、そしてすぐにお茶とケーキが運ばれてきます。店を訪れた人には、お茶とケーキをサービスしているそうです。
1個50TWDするパイナップルケーキを、丸ごと1個も試食させてくれるなんて太っ腹ですね(*’▽’)そして、こちらのお茶も美味しいです。お茶も商品として販売されています。
【高級・贈答品にもおすすめ】「ザ・ナイン / オークラ プレステージ台北」
台北のホテルオークラ1階にある、ベーカリー・パティスリーで販売されているパイナップルケーキ「ザ・ナイン」。
観光ガイドブックには必ず掲載されている、有名なパイナップルケーキです。
チャイナモダンテイストの美しいパッケージ。さまざまな柄の華やかな箱に個包装されています。個包装なのでばらまき土産用としても人気です。プレゼント用にぜひ買って帰りたい一品。人気商品ゆえ、早く売り切れることもあるため、午前中に訪れるのがおすすめです。
お値段は、12個入りで550TWD、20個入りで900TWD。賞味期限は、3週間ほど。
大きさは、10㎝×3㎝×3㎝ほど。
お味は、今回購入したパイナップルケーキの中では、一番パイナップルの爽やかな果実香が強いです。バター感もほどよいです。
生地はぶ厚めで、比較的ハードで崩れにくく、しっとりとした食感。あんは、繊維質を感じる芳醇なジャムのような口当たりです。砂糖の甘さというより、パイナップル本来の甘さ。贈答品!という感じがする高級感があります。
全部比べてみました
左から、
①空港のお土産売り場で購入したもの(12個500TWD)、
②サニーヒルズ(10個500TWD)、
③一番屋(10個450TWD)、
④ホテルオークラ「ザ・ナイン」(12個550TWD)。
どれも、日本で通販で買うよりは、台湾で買ったほうが安いです。
①空港のお土産売り場で購入したものは、人にお土産として渡しても変ではないほどのおいしさですが、やはり以下②③④のパイナップルケーキの方が満足感は高いかと思います。
②サニーヒルズは、果肉感・繊維質感は断トツに一番。パイナップル本来の甘さ。
③一番屋は、甘さ控えめで少し酸味ありの大人向けの味わい。日本茶にも合いそうです。
④ホテルオークラ「ザ・ナイン」は、パイナップルの爽やかな香りが強い。
それぞれ見た目・味が違い、個性があるパイナップルケーキ。
ちょっとずつ買って、味比べしてみるのも楽しいですね(^^♪
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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