(※この記事では、普段自分のお金では絶対にビジネスクラスに乗れない
経済力の男がはしゃいでいます。温かい目でご覧ください…)
レージです。
前回に引き続き、ANAのビジネスクラスについて書いてます。(会社負担)
ラウンジでの暴飲暴食&シャワーを済ませ、いざフライトへ…
ここでも、優先的に機内案内されるなど、さも「特別扱い」してくれます…。
設備・食事が凄まじかったので、そこを中心的に書いていこうと思います。
設備
座席は「The ROOM」という名前でした。
公式HPによれば、
ビジネスクラス最大級のプライベート空間と居住性を実現しました。
とのこと。宣言通り、プライベートと快適さの塊でした…。
個人用シートモニター
24インチ大型4Kモニターでした。とにかく画面が大きくて画質が綺麗!
余談ですが、ANAの機内安全ビデオが歌舞伎仕様で毎回魅入ってしまいます。
リクライニングシート
庶民なので飛行機の移動は大変なイメージしかないのですが、
なんとこの座席はフルフラットにできるそうです…
前方に謎空間があるので脚を伸ばすことができます。
手元の操作パネルでフラットになるようボタンを押し続けると…
この通り、フルフラット状態に…!
(食べ過ぎてお腹が出ておりますがご容赦ください・・)
正直布団で寝転がっているのと大差ないです。
ボタン一つのんびりできるのはかなりありがたいですね。
スライドドア
飛行機は周囲との座席が近いから苦手…そんな方もいらっしゃると思います。
しかしこのThe ROOM、ボタン操作でプライベートな空間を作り出すことができます。
(上の画像ですでに隣の座席の方がされてますね)
座席左側のボタンを押すと…
この通り!衝立が下からせりあがります。
更に座席の左前にあるボタンを押せば…
一瞬でプライベート空間の完成です!
フルフラット+プライベート空間で、感覚的には自宅といったところです。
窓
窓の光を調整するのもボタン一つで事足ります。
画像では完全遮光・分部遮光・遮光なしの比較です。同じ時間に撮影したので、完全遮光の優秀さがご理解いただけるかと思います!
そして皆さん、お気づきでしょうか?
なんと私、進行方向と逆向きに座っているのです!
このThe ROOM、進行方向と逆方向の座席が組み合わさっています。
せっかくなので普段体験したことない逆向きの座席をとっていました。
結果、背面に高速移動した部門で人生ぶっちぎり一位の記録を出すことができました。笑
その他備品
【ポーチ・アメニティ】
1897年創業のグローブ・トロッター(GLOBE-TROTTER)製
ポーチがプレゼントされました…!
何事かと思い中を見てみるとなんとアメニティグッズでした…!粋ですね。
耳栓・歯ブラシセット・アイマスクが入っておりました。
さらに、長時間フライトでの乾燥防止のため、SHIROの化粧水(ミストタイプ)とリップも入っていました。ユズの香りが爽やかで気分転換になります!
【パジャマ】
「長時間フライトなのにジーンズで来たの失敗したな…」
そう思っているとCAさんからパジャマの提案が…!
あまりにもタイムリー過ぎたので
「え、ビジネスクラスって心を読む機械とか設置されてる?」となってしまいました(?)
フリース素材で動きやすい、長時間フライトにうってつけのパジャマでした。
【まくら】
2種類の枕が準備されていました。
白が反発強め、青が柔らかく通気性抜群の素材でした。
正反対の2つが準備されているので、枕の趣味が極端に合わなかった…ってことにはならないと思います。
【ヘッドフォン】
SONYのノイズキャンセル付きヘッドフォンです。
耳あての部分が肉厚で、着け心地が良い+遮音性◎でした。
挿し込み口も座席右側の分かりやすい位置あり、便利でした。
【その他】
トイレに フェイス&ボディシート・マウスウォッシュ・歯ブラシが備え付けられてました。
ボタン一つで温度調整ができる蛇口。自宅に欲しいくらいです…。
食事
設備のご説明が終わったところで、お食事の説明をします。
結論から言うと、「お店で食べるのと変わらなくない?」となりました。
お品書きは以下の通りです。
料理は「すべて」美味しかったので逐一レビューはしませんが、写真を列挙しておきます。
ウェルカムドリンク
挨拶がわりのシャンパンです…。先に機内に通されて飲むシャンパン…。罪深いです…。
ジョニーウォーカー・ブルーラベルのハイボールを頂きました。
結構お高いイメージがあるのですが、上空10,000mで楽しめるとは…
アミューズもお酒が進む味付けです…。もはやお店ですね…
(ナッツチリパイスティック/
トマトのピクルスとチーズ ハーブオイル/
キッシュ 大葉ソース)
ディナー
私が知っている機内食と違います…。もはやお店のクオリティですね…。
おしぼりに書いてある「CONNOISSEURS(コノシュアー)」とは、「その道を極めた目利き」という意味だそうです。17人の匠とANAシェフチームがタッグを組んでいるそう。
ディナーは和食・洋食から選べましたが、
最後の晩餐ということで和食をチョイスしました。
銀座にある懐石料理の名店「銀座 百楽」店主の廣田福也氏とのコラボとのこと…。
①前菜
【汲み上げ湯葉 ウニ べっこう飴/
冷たいトマトのおでん/くらげ胡麻和え/
煮アワビ・もろきゅうり・玉こんにゃくの串打ち/
アナゴのかば焼き/枝豆/ごぼう豚肉焼き】
②小鉢
【サーモンの焼霜造り 平目昆布〆棒造り】
③小鉢
【翡翠茄子 カボチャ 海老 とうもろこしすり流し】
④主菜
【牛肉しぐれ煮 さば―汐焼き】
⑤御飯
【御飯・味噌汁・香の物】
⑥デザート
【エモーション エトネ(トロピカルフルーツのジュレ、ダコワーズココ、バジル風味のマンゴー・パイナップル・キウイ、ココナッツのムース、ローストココナッツ)/
チーズ(ブルードーヴェルニュA.O.C.、ブリヤサヴァランフレ、パルミジャーノレッジャーノD.O.P.クラヴェロ熟成)/フルーツ】
エモーションエトネは、ピエール・エルメ氏とのコラボとのこと
(パティスリー界のピカソと呼ばれているそうです…)。
※赤ワインはイキって頼んでしまいました…笑
(フランス ボルドー産シャトー・カスディジャン 2016)
軽食
1回目の食事終了後、好きなタイミングで注文できました。
【トマトジュース・ミックスあられ】
【白州ハイボール・ミックスナッツ・チーズ盛り合わせ】
【一風堂ラーメン コク極まる味噌「大地」】
【ハーゲンダッツ(バニラ)】
【茅乃舎 野菜だしスープ】
【洋食(ペンネパスタ ジェノベーゼ/ バターロール オレンジブレッド/ フルーツ)】
【お水】
さいごに
前回に引継き、ANA様より分不相応なサービスを受けてしまい、感覚がバグりそうでした…笑
高度10,000mなのに、自宅並みに快適な座席・レストラン並みに美味しい食事…
気分は自宅に高級料理のテイクアウトを頼んでいたらいつの間にか目的地に着いていた…そんな感じです…!ビジネスクラスって凄いんですね…。資本主義社会をまざまざと見せつけられました…。
最後になりましたが、ペーペーの私にこのような機会をくださった経営層の皆様。
一生会社に忠誠を尽くさせていただきます。(?)(社畜の鑑)(2度目の忠誠)