【ウィーン名物】オーストリア料理レストラン「プラフッタ(Plachutta Wollzeile)」

グルメ
この記事は約5分で読めます。

オーストリア・ウィーン料理の肉料理「ターフェルシュピッツ」。食べ方が3段階あり、1皿で3度楽しめる料理です。

”ターフェルシュピッツの最高峰”と言われるレストランプラフッタ(Plachutta Wollzeile)」へ行ってきました。

お店の様子、料理、料金などを写真と共に紹介します!

 

地元民からの評判も良い、オーストリア・ウィーン料理レストラン「プラフッタ(Plachutta Wollzeile)」。

オーストリア名物料理である「ターフェルシュピッツ」が看板メニューのレストランで、”ターフェルシュピッツの最高峰”と呼ばれるほど。世界各国の著名人・サッカー選手なども訪れる、有名なお店なようです。

YouTube動画でも紹介しています。よろしければご視聴・チャンネル登録をお願いいたします(^^)/

 

ディナーの時間帯に予約をして訪問しました。内装は、クラシックで上品な雰囲気です。

 

メニューはこちら。英語表記もあるので安心ですね。

 

 

ターフェルシュピッツは、牛肉と根菜をじっくりとコンソメスープで煮込んだ料理です。

この牛肉の煮込み料理は、オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフの大好物でした。

オーストリア・ウィーンでは、当時のヨーロッパでは珍しく、牛肉の部位をこと細かく分けて調理されていました。

「煮込んだ牛肉12カ所の部位についてしっかりと説明できない者は、たとえ称号を持っていようが富豪であろうが、ウィーンにはふさわしくない」と、偏見?ともとれるとんでもないことを言うほど、皇帝はこの料理が大好きだったそうです(;’∀’)

 

皇帝の大好物と聞くと高級料理のようなイメージがありますが、そんなことはなくオーストリアのどのレストランでも出てくる定番料理なのだとか。

材料もシンプル、作り方もコンソメ・ブイヨンスープでじっくりコトコト煮込むだけとシンプル。しかし、シンプルゆえに食材と料理人の腕が、味のクオリティに直結します。オーストリアの名物料理を、”ターフェルシュピッツの最高峰”と評判の良いこちらのお店で食べることができて嬉しいです(*’▽’)

 

 

飲み物はワインを注文しました。オーストリアワインのロゼ、6.1ユーロ(約830円)。

 

同じくオーストリアの赤ワイン、9.2ユーロ(約1,250円)

 

ワインを飲んでいる間に、着々と料理を食べる準備をしてくれます。なにをどう扱うのかお任せです。きっと外国人が初めて日本のすき焼きを食べるときも、同じような緊張感なのかもしれませんね(;’∀’)

 

牛肉の部位が描かれたプレート。

 

注文した料理が、ひと通り揃いました。

 

名物料理「ターフェルシュピッツ」。大きな鍋ごとサーブされるため、長い時間温かいまま料理を楽しめます。

 

ターフェルシュピッツを、お肉の部位が異なる2種類を注文。どちらがなんのお肉なのか、持ち手の所の鉄板?の文字でわかるようになっています。

定番の「ターフェルシュピッツ(Tafelspitz)」、22.9ユーロ(約3,500円)。お尻・もも肉の上部分のお肉です。

 

「PICKLE TONGUE」、牛タンの部位が使われています。22.9ユーロ(約3,100円)でした。

 

フリタッテンズッペ(Fritattensuppe)」、3.9ユーロ(約550円)。

細切りのクレープ入りのコンソメスープという料理です。クレープだけが入った状態でサーブされ、注文したターフェルシュピッツのブイヨンスープをテーブルで入れてもらい完成。

クレープを麺のような感覚で食べます。(すするのは良くなさそうです(;’∀’))

 

テーブルの上の冊子には、名物料理「ターフェルシュピッツ」の食べ方が紹介されています。

1品ですが、それを3段階の食べ方で楽しめるようです。

  1. まずはスープそのものを味わう
  2. 骨髄(マロウ)をトーストに塗って味わう
  3. メインの牛肉を様々なソースと共に楽しむ

 

まずは、ターフェルシュピッツのスープと野菜をいただきます。

スープは肉の旨味がたっぷりです。スパイスとビーフブイヨンがしっかりときいています。

 

続いて、牛の骨髄の中心部分をトーストに塗って食べます。「marrow spread」と呼ばれる部分です。

骨髄はトロッとしており、バターを塗るような感覚でトーストに塗って食べます。舌触りはサラッとした脂身?のようで、口の中に入れるとスッと溶けて無くなりました。

お味の方はほんのり甘く香ばしいのですが、少しクセがありました。人によって好き嫌いが別れそうなお味かなと。私(妻)は少し苦手な味わいでした(*_*;(笑

 

メインのお肉へ。写真左がモモ肉、写真右が牛タンです。じっくり煮込んでやわらか~くなったお肉は絶品です!

これだけスープに旨味が出ているにもかかわらず、お肉の味もしっかりとしていてびっくりです。ニンニクで味付けされたほうれん草のペースト・西洋ワサビを付けて食べても美味しいです。

 

腹ペコの夫はまだ食べたりなかったようで、牛レバーの煮込み料理を注文しました。22.9ユーロ(約3,100円)でした。

ハヤシライスのような甘口の煮込み料理です。レバーを臭みがなく美味しいです。ワインとよく合います!

 

トイレへと続く廊下・階段には、たくさんの著名人の写真が飾られていました。有名店なんですね~(*_*;

 

グラスワインをもう一杯注文し、サービス料や税金を含めて、以上で120ユーロ(約16,000円)でした。

 

さすが”ターフェルシュピッツの最高峰”、決して安くはありません。しかし、本場ウィーンでせっかく食べるなら最高峰を食べたかったので、行って良かったです。

ウィーン観光でレストランをお探しの際はぜひ!

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

タイトルとURLをコピーしました