【ベルギー観光】チョコレート博物館「Choco-Story Brussels」

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ベルギーといえばチョコレート!ブリュッセルにあるチョコレート博物館「チョコストーリーブリュッセル(Choco-Story Brussels)」。

マスターショコラティエによるチョコレート作りの実演&試食もあり、大人も子供も楽しめます!

チケット料金、展示内容などを写真と共に紹介します。

 

チョコレート博物館「Choco-Story Brussels」

ブリュッセルの観光地ど真ん中の小便小僧像のすぐ近くにある、チョコレートの歴史・製造・文化を学べる小さな博物館です。

マスターショコラティエによる、チョコレート製作の実演も楽しめます。実演後には、作ったチョコレートの試食もさせてもらえます(^^♪

営業時間は、毎日10時から18時まで。休館日は、クリスマス当日12月25日、お正月1月1日、1月9日~1月13日です。

入場チケット料金は、大人は11ユーロ、子供は6.5ユーロ、3歳以下の子供は無料でした。ブリュッセルカード(バス乗り放題、博物館無料パスなどの内容の観光カード)があれば無料です。

2~3時間のチョコレート作り体験のチケットもあるようです。(要予約)

 

カカオ豆が消費されていたという5000年前のマヤ文明に始まり、17世紀のフランス宮廷、ベルギーチョコレートなどを通してチョコレートの歴史を学ぶことができます。

カカオ豆からチョコレート菓子になるまでの過程も、子供にもわかりやすく展示されています。

 

オーディオガイドもあります。

日本語はありませんでしたが、英語があったので助かりました。展示の説明はフランス語?ばかりでしたから(;’∀’)

 

順路の道中には、試食のチョコレートがありました。

ホワイトチョコレートやカカオ多めのダークチョコレートなど種類も豊富。美味しかったです(^^♪

 

展示

アマゾン川流域の北西部に自生しているカカオの木。

マヤ族は、カカオをローストして粉砕し水・スパイスと混ぜた儀式用の飲み物、貴重な薬として使用していました。

映像でも紹介されていました。道具を使ってすり潰しています。

また、カカオ豆は通貨としても利用されていたそうです。

たまごはカカオ豆2つ、トマトはカカオ豆1つで交換されていたのですね~。

 

博物館の各所にこのようなディスプレイがありました。

オーディオガイドの端末をかざすと、ミニゲームが遊べるようになっています。

 

さっそく挑戦。遺跡からチョコレートの歴史に関連する道具を発掘するゲームのようです。

ベストスコアを目指して、大人げなく必死にこすります!

結果は0!?

めちゃくちゃシビアなゲームです(;’∀’)

「なんの!もう一回!」と端末をかざしましたが反応せず…。どうやら1人1回しか挑戦できないという厳しいルールのようです(*_*)

 

こちらはマヤ文明の古文で「カカオ」と書かれているそうです。魚のような部分は発音記号なのだとか。

こちらにもミニゲームがありました。古文を真似して描くようです。さっそく挑戦。

制限時間は20秒もないほど。急いで描きましたがまぁまぁの出来栄え。果たして結果は…。

14点!?シビアすぎる!(; ・`д・´)

これで100点満点中、14点ですか…。14点でにっこり顔でグーしてくる隣のカカオ豆?にだんだん腹が立ってきます。

 

1519年にスペインのコルテス軍隊がメキシコ海岸に上陸し、カカオを発見。

コルテスはカカオをスペインに持ち帰りました。16世紀末には砂糖を加えたりと、ヨーロッパ人の口に合うような改良が加えられ、ココアがヨーロッパで流行しました。

チョコレートはフランスでも大流行。その流行の背景には、当時の王室の結婚があります。

1615年のアンヌ・ドートリッシュとルイ13世の結婚、1660年のマリーテレジアとルイ14世の結婚です。フランス国王の妻であり、スペイン出身の彼女たちは、毎日チョコレート(ココア)を飲んでいたのだそうです。

 

ホットチョコレート(ココア)を作るための道具、専用のカップがたくさん展示されていました。

今でこそチョコレートと言えば固形のものをイメージしますが、ヨーロッパで流行した当時は飲み物としてのチョコレートです。

一口サイズのチョコレート「プラリネ(ナッツやキャラメル、一口大のフィリングの入ったチョコレート)」を発明したのは、20世紀に入ってから、ベルギーの老舗チョコレートショップ「ノイハウス」なのだそうです。

ホットチョコレート用のカップの不思議な形状は、髭にチョコレートがつかないようにと工夫されたためにこのような形になっているそうです。

 

ヨーロッパでのチョコレートの歴史についての展示。チョコレート製造の古い道具が並んでいます。

 

ベルギーのチョコレートの歴史についての展示。

ベルギーで最初にチョコレートが作られたのは1635年。18世紀には、ベルギーの主要都市にいくつかの生産拠点ができ、19世紀には工業化が進み、チョコレートの価格は下がり、料理にも使われるようになりました。

ベルギー産のチョコレートは、100%ココアバター、最高品質の原材料にこだわって作られており、国際的に高い評価を受けています。

 

チョコレートの型がズラリと並んでいます。

1912年、ブリュッセルでジャン・ノイハウスは、「プラリネ」と呼ばれるチョコレート菓子を初めて開発しました。そして、彼の妻がチョコレートを包む箱「バロタン」を発明。

現在、ブリュッセルの街には40社以上のチョコレートメーカーが進出しており、「ベルギーと言えばチョコレート」と世界中の人々に認知されるまでになりました。

 

1㎏のチョコレートを作るのには、2本のカカオの木が必要なのですね。

ミルクチョコレートやホワイトチョコレート、各チョコレートの種類の成分割合。

カカオについての展示。

チョコレートを食べることによる健康メリット、サスティナブルなフェアトレードなどについても説明されていました。

 

 

 

 

マスターショコラティエによる、チョコレート(プラリネ)製作の実演もありました!実演後には、作ったチョコレートの試食もさせてもらえます(^^♪

 

博物館の順路の最後には、各ミニゲームの成績発表が!もっといいスコアを残せればよかったのですが…(; ・`д・´)

 

お土産ショップ

博物館にはチョコレート関連の商品・お土産が買えるショップが併設されています。

小便小僧の形のチョコレートや、ハリボー入りのチョコレート。

チョコレートのシャンプーやボディクリーム、化粧品まで。

シャンプーは買う勇気が出ませんが、チョコレートリップクリームはお手頃価格ミニサイズだったので買ってみたくなりました。

 

以上、ベルギー・ブリュッセルにあるチョコレート博物館の紹介でした。

小便小僧像の近くと観光地ど真ん中にあってアクセスは良く、プロによるチョコレート製作実演を見学、そして試食まででき、大人も子供も楽しめる観光施設となっています♪

ブリュッセル観光・旅行の際はぜひ立ち寄ってみてください(^^)/

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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