【ロンドン観光】テムズ川ランチクルーズ体験記「Bateaux London」

イギリス
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イギリスのサンデーローストや贅沢なランチ・ディナーを楽しみながら、テムズ川をクルージングできる「バトー・ロンドンBateaux London)」。

ビッグベンやタワーブリッジなどの観光名所を観て回ることができます。ロンドン観光客だけでなく、現地在住者からも人気のアクティビティです。

実際に乗ってきました!料金、所要時間、景色、お料理など、写真と共に紹介します。

 

Youtube動画にも、紹介しています。よろしければご視聴・チャンネル登録・いいね、お願いいたします!

 

テムズ川クルーズ「Bateaux London cruise」

テムズ川を豪華な船で下りながら、美味しい料理を楽しめるクルーズ「バトー・ロンドンBateaux London)」。

テムズ川沿いの景色、ビッグベンやタワーブリッジなどの観光名所を望むクルージングです。

 

今回、参加したクルーズは、昼に出航する「クラシック・サンデー・ランチ」。

名前の通り、有名なイギリス料理・パブ料理の1つであるサンデーローストを食べることができます。こちらのクルーズのサンデーローストは、美味しいと評判が良いです。

さらに、ジャズミュージックの生演奏付き。優雅にジャズを聴きながら、テムズ川沿いの景色を望めます。サンデーローストとテムズ川沿いの観光と、観光にもおすすめのクルーズですね。

 

料金は、79ポンド/人(12歳以下の子供は34ポンド/人)。クルーズの所要時間は、2時間半です。

ドレスコードは、スマートカジュアルを推奨されています。

 

ランチクルーズだけでなく、アフタヌーンティーが楽しめるアフタヌーンティー・エクスペリエンス、夜に出航するダイニング・エクスペリエンス、

結婚式や誕生日のパーティーで利用できるプランもあります。

 

テムズ川クルーズは、他にもたくさんの会社が運行しており、いろんなタイプのものがあります。

ビールソムリエといくクラフトビールを飲みながらのクルージングにも行ってきました。こちらの記事で詳しく紹介しています↓

 

 

実際に乗ってきました

クルーズ船の出発地点・乗り場は、Embankment駅近くの”Embankment Pier”。出航時間の30分前に到着するようにとのことです。

クルーが出迎えてくれます。

エンバンクメント駅近くには、国立美術館「ナショナル・ギャラリー」や、アフタヌーンティーが有名な高級ホテル「サヴォイホテル」があります。

 

 

案内されたテーブルは、窓際の席。

窓は大きく、四方八方の景色を見渡せるようになっています。

ロンドンの冬場は風が冷たくて、長い時間は外にいられない私ですが…これなら寒い冬の時期も、温かい室内でクルーズを楽しめそうで良いですね~。

 

サックスとコントラバス?の演奏者が登場し、ジャズ生演奏がスタート。クルーズ船、いざ出発です。

 

屋上はこちら。十分な数のテーブルや椅子があり、天気がいい日であればここで風にあたりながら船の旅を楽しめそうです。

出発地点のエンバンクメント駅近くからの景色。奥にセントポール大聖堂が見えています。

ウエストミンスター宮殿。テムズ川側から見るとまた違った迫力がありますね。

ビッグベン

5年にもわたる大規模改修工事が2022年に完了し、見た目・盤面も綺麗になりました。

時計部分の塗装を最新の技術を用いて分析したところ、黒色だと思われていた部分が事実はプルシアンブルー(紺青)だったことが判明したそうです。もともとの色が復元されています。

金色の枠と、白地の盤面、紺色の針と文字のコントラストが美しいですね。

 

ロンドンのテムズ川にかかる歩道橋、ミレニアム・ブリッジ

 

テムズ川に架かる跳開橋、タワーブリッジ

真下から見上げることができるのはクルーズならではですね。近くで見るとけっこう大きいです。

昔は、蒸気機関の力で橋を開閉していたのだそう。

 

あまり見えませんが、奥の方にグリニッジ天文台があります。

 

旧王立海軍学校(Old Royal Naval College)の建物「ペインテッドホール(Painted Hall)」。

旧王立海軍学校は、世界遺産であるマリタイムグリニッジの建築のひとつ。

1703年に英国を代表する建築家クリストファー・レンが設計した、バロック様式の建物が魅力的です。

ペインテッドホールの内部の壁画は壮観

4万平方フィートに及ぶ広い構図に、だまし絵・明暗対比など様々な技法を駆使した絵画は、1707年から1726年までの19年もの歳月をかけてやっと完成しました。

 

絵画の説明、その他の写真は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

 

一通り観光名所を楽しんだところで、船内のテーブルへ戻ってきました。

窓は大きいので、テーブルで食事をしながらでも十分に外の景色は楽しめます。

飲み物メニューはこちら。飲み物の料金は、クルーズ料金とは別です。

せっかくのクルーズランチなので、赤ワインをボトルで注文しました。

飲み物はバーカウンターで注文することも可能です。

 

ちょうど乗車したタイミングは、物資の搬入が行われていました。

ビールは、グリニッジにあるビール醸造所「ミーンタイム醸造所」のもの。

ミーンタイムは、グリニッジ標準時(イギリス英語:Greenwich Mean Time, GMT)が由来となっています。

醸造所見学にも行ってきました。こちらの記事で詳しく紹介しています↓

 

 

お料理は、スターター、メイン、デザートのスリーコースです。

まずはスターター「エンドウ豆とフェタチーズのタルト、ワイルドガーリックペースト」。

温かくて美味しいです。レストランとしても評判が良いだけはあります。

 

メインのサンデーロースト。お肉は牛か豚かを選ぶことができます。こちらは牛肉のサンデーローストです。

やわらかい牛肉、ローストされたニンジン・ブロッコリー・パースニップ・じゃがいも。グレービーソースがたっぷりとかかっています。横にはヨークシャープディングを添えて。

たしかに、よそで食べるサンデーローストよりも、肉の質が高いような気がします!美味しいです。

 

サンデーローストとは、日曜日のランチ時に出されるロースト肉(ビーフ、チキン、ラムなど)のことです。

「中世の時代に、休日である日曜日に地主が農奴に牛肉のローストをふるまったことから」という説や、

「日曜に教会の礼拝に出掛ける前にオーブンに肉を入れて、帰ってきたころにちょうど焼き上がるようにしていたことから、日曜日に一家そろって食べる習慣になった」という説など、

いろんな起源の説があります。

 

最後はデザート「ルバーブとバニラクランブルのタルト、レモンバームとグレナデンのシャーベット」

グレナデンは、ザクロの果汁のシロップのこと。甘酸っぱいソースです。

 

以上、テムズ川ランチクルーズ体験記でした。

窓が広くゆったりとした船内なので、寒いシーズンや雨の日でも、屋内でクルージングを楽しめます。テムズ川沿いの観光名所を、歩くよりも早く、そして食事をしながら優雅に見て回ることができます。

もちろん、観光客だけでなく、イギリス在住者の方も十分楽しめる内容でした。

 

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