【ワイン好き必見!安い美味しい】フランス・ボルドーのワイン委員会のワインバー「Le Bar à Vin」

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ボルドーと言えば、ボルドーワイン

そんなボルドーのアクセスの良い中心地にある、美味しい、安い、サービス良し、おしゃれなワインバー「Le Bar à Vin」へ行ってきました。

ワイン、お店の様子、料金など写真と共に紹介します!ボルドー観光の際にぜひ。おすすめです!

 

フランス・ボルドーのワイン

言わずと知れたボルドーワイン。

フランス南西部の都市ボルドーは、フランスでも最も広いブドウ栽培地域です。8500を超えるシャトー(醸造所が付随したブドウ園を持つ生産者)が存在しています。

毎年7億本を超えるワインが生産されており、その生産されている幅は、大量生産される普段使いのテーブルワインから世界最高級の名高いワインに至るまで幅広いです。

ボルドーと聞くと、色が濃い赤ワインをイメージする人も多いと思いますが、白、ロゼ、スパークリングと種類の幅も広く生産しています。

そして実は、甘口の「貴腐ワイン」も世界的に有名です。世界三大貴腐ワインとして名高い、甘口白ワインの産地であるソーテルヌがボルドーにあります。

 

格付け

そして、ボルドーを”格式高いもの”という印象にするものの1つが「格付け」ではないでしょうか。

ボルドーワインの格付けは地区ごとに分かれています

 

1855年のボルドーワインに対する格付け … メドックの赤ワインとソーテルヌ、バルサックの甘口ワインが対象
グラーヴの格付け … 赤ワイン、白ワインの各々が対象
サン・テミリオンの格付け … サン・テミリオンの赤ワインが対象
クリュ・ブルジョワ … メドック地区で生産された赤ワインが対象

 

ボルドーワインの格付けのきっかけは1855年のパリ万博。当時の皇帝ナポレオン3世の命により、ボルドー市商工会議所が格付けリストを作成したそうです。

1855年からの格付けは1973年に一度だけ更新されただけで、その後は現在に至るまで変更されていません。

メドック格付けは1級から5級まであり、1級シャトーは5つのみ。よく聞く”5大シャトー”がこの5つにあたります。

 

1級シャトー(5大シャトー)

Chateau Lafite-Rothschild シャトー・ラフィット・ロートシルト
Chateau Latour シャトー・ラトゥール
Chateau Margaux シャトー・マルゴー
Chateau Mouton-Rothschild シャトー・ムートン・ロートシルト
Chateau Haut Brion シャトー・オー・ブリオン

 

また、ボルドー地区の格付けとは別に”フランス全土のワイン”に対する格付けも存在します。フランス全国の格付けでボトムラインを線引きして、安心して消費者にワインを楽しんでもらうためのもの。

フランス全土の格付けをした上で、各地で格付けをするという仕組みになっているようです。

 

 

ボルドーワイン委員会(C.I.V.B)

C.I.V.Bは、正確には「Conseil Interprofessionnelle du Vin de Bordeaux(コンセイユ・アンタープロフェッショネル・ドゥ・ヴァン・ド・ボルドー)」の頭文字を取ったもので、日本語では「ボルドーワイン委員会」と呼ばれます。

ボルドーワイン委員会(C.I.V.B)日本公式サイト<https://www.bordeaux-wines.jp/

ボルドーワイン委員会(C.I.V.B.)は、ボルドーワインの生産者とネゴシアンと呼ばれるワイン商で構成される機関です。

ボルドーワイン全体の品質のチェックや販売、技術面での研究などを推進する目的で設立されました。ボルドーワインの素晴らしさ・楽しみ方を広く知っていただくため、世界規模で啓蒙活動も行っています。

 

 

ボルドーワイン委員会のバー「Le Bar à Vin」

良質なワインを手ごろに楽しめるように」と設立された、ボルドーワイン委員会CIVBが運営しているワインバー「Bar a Vinバー・ア・ヴァン)」

建物は18世紀に建てられたもの。ボルドーが港町であったことにちなんで船の舳先をイメージした形になっているのだそうです。

 

ボルドーの中心地、カンコンス広場のすぐそばの、ボルドーワイン委員会CIVB(Conseil Interprofessionnel du Vin de Bordeaux)の本部の建物の中にあります。

 

ワイン委員会が営利を目的とせずに運営しているバーであるため、AOCワインをグラス一杯150ccで2ユーロからと、安く提供しています。

広々として美しいバーの中で、ボルドーの美味しいワインが、この価格帯で楽しめるという贅沢な場所です。

ソムリエさんに好みのワインを選んでもらうことも可能です。

ワインが好きならボルドーでは絶対に行くべき場所ではないでしょうか!

 

 

AOCのワインは30近くの銘柄が揃えられていて、グラス一杯150ml、2~10ユーロというお手頃な価格帯で提供されています。

それぞれのワインに合った上質なグラスで楽しむことができます。

AOC(アー・オー・セー、原産地統制名称)は、フランス共和国のワイン法により最上位のカテゴリーにランクされている、アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレワインを対象に与えられるものです。

「より品質基準の厳しい地区名(メドック、グラーヴなど)や、村名(ポーイヤック、ソーテルヌなど)の基準は満たさないが、ボルドーワインとしての基準は満たしているもの」に与えられるものです。

 

ボルドーには現在60のAOCがあります。

また、メニューにはボルドー産のミネラルウォーター・ブドウジュースもあるため、アルコールが苦手な人でも楽しめます。

 

食べ物のメニューはこちら。

チーズやハム、レバーパテやバゲットなどのプレートも10ユーロ。ボルドーで一番古いショコラティエ「Cadiot-Badie」のチョコは6ユーロで提供されています。

フランス産のチーズやハムをつまみながら、ボルドーの美味しいワインをお手頃価格で楽しめます!

 

ボルドーの老舗ショコラティエ「Cadiot-Badie」は、バーから徒歩数分の距離にあります。

世界三大貴腐ワインにしてボルドーが誇る貴腐ワインのソーテルヌを使用したチョコレートもあります。お土産にぜひ!

 

オーク材のテーブル、ソファ席、ハイチェアなど、いろんなタイプの席が用意されています。テーブルの間隔もゆったりと余裕があり、ゆっくりくつろげる空間です。

夏にはテラス席も用意されるそうです。

壁・柱も上品。古代ギリシア建築のイオニア式の柱でしょうか?

バーで目を引くこちらのステンドグラス。ガロンヌ川周辺のブドウの収穫の寓話を表現したステンドグラスなのだそうです。

ボルドーのワイン生産地のマップ。

 

さっそく食べ物とワインを注文しました!

一皿10ユーロと、ヨーロッパの外食にしてはかなり安い方だったため、量は期待していなかったのですが…期待以上の満足すぎる内容のお皿が到着しました!(;’∀’)

 

Assiette de charcuterie / Deli plate(10ユーロ)

鴨の胸肉の燻製、ボルドー産のドライソーセージ・ハム、たっぷりのパン。赤ワインが何杯でも進んでしまうほど美味しいです!

 

La Bar a Vin / The Bar a Vin Plate(10ユーロ)

フランス産チーズの「サン=ネクテール (Saint-nectaire)」「カンタル (Cantal cheese)」「トム・ド・サヴォワ (Tomme de Savoie)」、

乾燥肉「Viande des Grisons」、豚の首肉で作る生ハム「コッパ(Coppa)」。

こちらのバーの名を冠したプレートだけあって、大きめのフランス産チーズが3種類と生ハムという満足度が高い一皿ですね。

言わずもがなワインとの相性が良いおつまみです。

 

La Frandole de chocolat / Chocolate Jig(6ユーロ)

ボルドーの老舗ショコラティエ「Cadiot-Badie」のチョコレート。中のガナッシュがそれぞれ違う味で、食べていて楽しいです(*’▽’)

店舗はバーから徒歩数分の距離にありますので、気に入った場合はすぐに買って帰ることができます。

店舗で量り売りでチョコレートを購入した時のお値段は、1個1ユーロぐらい。こちらで5個で6ユーロで提供してくれているのは、かなり良心的な値段であることがわかります!

 

 

注文したワイン

2021 AOC Bordeaux Chateau Consolant(2ユーロ)

家族でワインを生産しているシャトー・コンソランの白ワインです。

ネット通販だと、ボトル1本11.5ユーロほどのワインです。こんな素敵なバーで飲んでいる金額とは思えないどころか、自分で購入するより安く飲めてしまいます!(*_*)

 

さすがボルドーワイン委員会ですね。安く仕入れることができているんでしょうか…。

「営利目的でやっているバーではない」ということがよくわかりました。

 

 

2020 AOC Pessac-Leognan – Chateau Couhins-Lurton <Acte II> <Gcc de Graves> (10ユーロ)

ボルドーのグラーヴ地区で作られている、グラーヴ格付シャトー(Grand Cru Classe)の1つ「シャトー・クーアン・リュルトン(Chateau Couhins Lurton)」。歴史を遡れば17世紀という、古い歴史を持っているシャトーです。

よく熟したグレープフルーツ・レモンなどのフルーツ、白桃やネクタリンなどフルーティーな味わい、複雑みと美しい余韻を楽しめる白ワインです。コンテやカベクーなどのチーズとの相性も抜群だそうです。

ワイン専門家に「品質に比べ価格が安く間違いなくお値打ちで 、非の打ちどころのない出来」と言わせるワインのようです。

 

 

2011 AOC Medoc – Chateau La Cardonne(4ユーロ)

17世紀から続く歴史深いシャトー「シャトー・ラ・カルドンヌ(Chateau La Cardonne)」。20世紀にはシャトー・ラフィットのロートシルト家の所有下になったこともあるそう。

こちらのシャトーの強みは、広大な地下セラーを所有しているという点。10年分に相当する300万本のワインの保管が可能だそうです。飲み頃のヴィンテージをリーズナブルな価格で提供できるという強みになりました。

 

 

楽しみにしていたボルドー旅行の記念と、ブログ記事用も兼ねて、ワインの写真を撮影していたら、バーの店員さんが

ボトルも持ってこようか?一緒に写真撮ってあげるよ!

と英語で言ってくれました。優しい…!(*_*)こいつら観光客だからフランス語が通じないだろう、とわざわざ英語で聞いてくれる優しさも嬉しいです。

その店員さんのおすすめのワインを聞いたり、知っているという簡単な日本語を披露してくれたりと、積極的にコミュニケーションをとってくれました。優しい!(2回目)

ワインだけでなく店員さんのサービスも素晴らしかったです!!

 

 

2021 Vieilles Vignes Entre-deux-Mers – Château Sainte-Marie(2.5ユーロ)

ボルドーワインの産地の1つである「アントゥル・ドゥ・メール」。アントル・ドゥー・メールでは赤も白も生産されていますが、辛口の白のみがAOC「アントル・ドゥー・メール」を冠しています。

フランス最古の修道院が所有していたというシャトー「シャトー・サント・マリー(Château Sainte-Marie)」。

日照に恵まれたジロンド県で最も標高が高い二つの丘に広がる畑を所有し、樹齢100年超のブドウの木があるそう。常に高品質のブドウを生産しているシャトーです。

 

日本のネット通販での販売価格を見ると1本2,000円前後なので、こちらのワインもこのバーで飲んだ方が少し安くてびっくりです(;’∀’)

ヨーロッパの、このようにテーブルに店員さんがサーブしてくれるタイプの飲食店で、飲むアルコールのお値段とは思えないほどお手頃価格です(*_*)

外食費が高いロンドンのバーだったら、2.5ユーロじゃコーラが注文できるかどうか?といった値段です。

 

 

そして、さらに嬉しいのが、タップウォーター(無料のお冷)を出してもらえるという点です!

日本の飲食店とは違い、欧州では基本的には水(ミネラルウォーター)は有料。当然、タップウォーター(お冷)をくれる店もありますが、テーブルについたら持って来てくれるものではなく、お願いしないと出てこなかったりします。

これで安心してワインをしこたま飲むことができますね!(*’▽’)(?)

 

妻ゆーこ
妻ゆーこ

日本じゃ、こんな美味しいワインをこんなお手頃価格で飲めない!ボルドーにもう来ることは無いかもしれないし…今のうちに楽しんでおこう!

と、その他にもたくさんグラスワインを注文しました。

 

NM AOC Cremant De Bordeaux – Bulles De Lisennes <Brut>(3.0ユーロ)

5世代にわたって管理している家族経営のブドウ園「シャトー・ド・リセンヌ(Château de Lisennes)」の、クレマン・ド・ボルドー、ブルス・ド・リゼンヌ(Cremant De Bordeaux -Bulles De Lisennes)。

NM”とはネゴシアン・マニュピランと読み、「生産者から購入したブドウや果汁、原酒を醸造してシャンパンを造る大手のメーカーや個人」を意味するのだそうです。シャンパンの生産者の大半を占めており、「モエ・エ・シャンドン」、「ヴーヴクリコ」、「クリュッグ」などの有名なシャンパンもこれにあたります。

 

シャンパーニュ方式(シャンパン瓶内2次発酵方式)で造られる辛口スパークリングワインです。

熟したリンゴや洋梨のような豊満な芳香、瑞々しい果実味です。日本の通販では1本2,000円からと、コスパ良いスパークリングワインかと思います。

 

その他にもいろんなワインを飲ませてもらいました。

 

料理2品とグラスワイン11杯飲んで、お会計は72.50ユーロ(約10,000円)!そして、サービス料は含まれていません!

コスパ良く楽しめたぞ!という気持ちよりも「なんだか申し訳ないな…(*_*)」という気持ちが勝ってしまい、チップをお渡ししてきました。

ケチな私(妻)がチップを支払いたくなるほど、ワイン・料理・価格・店の雰囲気・店員さんのサービスの良さ…全てに大満足でした( ;∀;)

 

 

私たちは比較的お客さんが少ない時間帯(開店11時から夕方まで)の時間に訪問したので、ゆっくりとくつろげました。

しかし、夕方になってくると外まで行列ができるほど混雑するようです。ゆったり楽しみたい方はぜひ空いた時間帯を狙って訪問してみてください!

 

ボルドー旅行の際は、また絶対に訪問したいバーでした!ぜひ行ってみてください(^^♪

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