ドイツの首都「ベルリン(Berlin)」。
年間約1300万人の観光客が訪れる人気観光地でもあり、東西分断、冷戦時代の歴史を色濃く残す街です。そんなベルリンへ旅行してきました!
観光名所・見どころ・おすすめビアホール(ブラウハウス)・ホテルなど…写真と共に紹介します!
前回の①②記事では、ベルリンの壁、世界遺産のブランデンブルグ門などの「観光名所・見どころ」を紹介しました。
③記事では、ベルリンの「食べ物・レストラン」を紹介しました。
今回の④記事では、ホテル・街歩きの様子・かかった旅費を紹介します。
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ホテル
ベルリンで宿泊したホテルを紹介します。
【5つ星】インターコンチネンタルホテル ベルリン(InterContinental Berlin)
有名なブランデンブルク門から徒歩すぐと、観光にぴったりなホテル「インターコンチネンタルホテル ベルリン(InterContinental Berlin)」。
ホテル内にはレストランが4軒あり、そのうちの「Hugos」はミシュランの星を獲得したお店なのだそう。
クラブラウンジ利用ができるプランもあります。スパ・プール、冷蔵庫、無料Wi-Fi完備。
朝食が美味しいと評判です。クリスマス当日の宿泊ホテルということで、朝ごはんが美味しいホテルを選んでみました。
部屋は「クラシック・キングルーム」。
宿泊費は、2人1泊朝食付きで200ユーロでした。クリスマス当日でしたが、思ってたよりも高くなくて安心しました。
薄型テレビ、コーヒーマシン
スリッパがあってよかったです。環境に配慮しているからなのか、ドイツのホテルはスリッパがないことも少なくありません。
紅茶は、ドイツの紅茶メーカー「ロンネフェルト」。
冷蔵庫はこちら。有料の飲み物がぎっしり詰まっています。
洗面台・バスルームはこちら。深いバスタブです。
反対側には別にシャワー室があります。
アメニティ類。歯ブラシセット・シェーバーは、フロントでお願いしたらもらえました。
こちらが朝食会場。ステンドグラス風?の丸天井が目立ちます。
時期はクリスマス。スタッフさんがサンタの帽子をかぶっていたり、キラキラしたクリスマス装飾で溢れていたりと、クリスマスの雰囲気たっぷりでした。
至る所にクリスマスらしいお菓子が置かれていました。
朝食ビュッフェは充実していました。どれを食べようか悩んでしまうほどのたくさんの料理!
ヨーグルトだけでも5種類ほどありました。珍しいヤギミルクのヨーグルトも。
チーズ・ハム各種
ドライフルーツ、フレーク各種
オムレツを作ってくれるサービスもありました。
ビーガン向けのメニューも充実しています。さすがは、いろんな国籍・宗教背景の人々が集まって暮らすヨーロッパですね。
パンケーキコーナー。ジャム・味付けの種類が多い…ドイツ人のパンケーキへのこだわりを感じました(;’∀’)
中国人のお客さんが多いためか、こんな飲茶もありました。餃子とシュウマイ。
ドリンクコーナーに、スパークリングワインがありました。我々酒好き夫婦、席に戻ると2人ともスパークリングワインを持ってきていました(笑)
どうやら、インターコンチネンタルホテル専用のスパークリングワインのようです。
ハム、チーズ各種、ザワークラウトやピクルスなどの酢の物、スモークサーモン。スパークリングワインに合うような食べ物を選んできました。
クリスマスということで、クリスマスらしい食べ物・飲み物がある特設コーナーがありました。
シュトーレン、レープクーヘンをはじめとした可愛らしいクリスマス菓子。マルドワイン(ホットワイン)など。
実は、ドイツではバームクーヘンは、クリスマスや結婚式に食べる特別なお菓子です。ドイツでは「ケーキの王様」と呼ばれています。
バウムクーヘン(Baumkuchen)は、ドイツ発祥のお菓子。Baum(バウム)が”木”、Kuchen(クーヘン)が”ケーキ”という意味です。
名前の由来は、「何度も生地を重ねて焼き上げることで、木の年輪のように見えるから」「もともとは木の枝に生地を何度も重ねて焼き上げたから」など諸説あるそうです。
1852年創業、ドイツ・ベルリンの最古のバウムクーヘンはこちらの記事で紹介しています↓
【4つ星】NH コレクション ベルリン ミッテ アム チェックポイントチャーリー(NH Collection Berlin Mitte am Checkpoint Charlie)
ベルリンのミッテ地区の中心部の4つ星ホテル「NH コレクション ベルリン ミッテ アム チェックポイントチャーリー(NH Collection Berlin Mitte am Checkpoint Charlie)」。
地下鉄の駅や、主要なコンサートホールや美術館博物館がほぼ徒歩圏内で、こちらも観光におすすめのホテルです。近くにスーパーやドラッグストアがあるのも便利。
翌日のあさイチで、ホテルから徒歩6分のチェックポイント・チャーリーを観光したかったため、アクセスが便利なこちらのホテルを選びました。
ベルリンの壁と並ぶ東西分断を象徴する歴史的なスポット「チェックポイント・チャーリー(Checkpoint Charlie)」。
ベルリンが東西に分断されていた当時、東西を横断するために通行するためのゲート・国境検問所です。
ベルリンの観光名所については、こちらの前回記事で紹介しています↓
ベルリンのシンボル「ベルリン・ベア」が出迎えてくれます。
部屋は「ジュニアスイート」。宿泊費は、2人1泊朝食付きで186ユーロでした。
先ほどの5つ星ホテル「インターコンチネンタルホテル」より、15ユーロほど安いです。
ジュニアスイートというだけあって、部屋は広いです!必要以上のソファがあります。
コーヒーマシンと紅茶セット。紅茶はロンネフェルトです。
小さいですが冷蔵庫がありました。
シャワールーム・洗面台はこちら。バスタブはありません。
ボディクリームがたっぷり使えるのはありがたいです。ヨーロッパは空気が乾燥していますからね(*_*;
オールインワンではなく、シャンプー・コンディショナーが別れているのも嬉しい。
宿泊時に、ホテル近くのビアホール兼レストラン「Restaurant Maximilians Berlin」で使える、ビール1杯無料券がもらえました。
バイエルン料理とバイエルンビールが楽しめる、ビアホール兼レストランの「マキシミリアン」。
ホテル周辺では圧倒的に評判が良い飲食店だったため、ぜひ立ち寄りたかったのですが残念ながらお休み。クリスマスの時期のヨーロッパはお休みするお店が多いので、クリスマス旅行を計画中の方はお気を付けください(*_*;
さて、こちらが朝食ビュッフェ会場。食いしん坊な私たちが一番乗りでした(;’∀’)
紅茶・ハーブティーの種類が豊富でした!ドイツの紅茶「ロンネフェルト」です。
1823年創業のドイツ最高級品質の紅茶「ロンネフェルト(Ronnefeldt)」。
20種類以上。見たことない種類のお茶もあり、紅茶好きな私(妻)はウキウキです(^^♪
ティーバッグではなく、ルーズリーフティーで提供されているのも嬉しいですね。飲んだことがない茶葉に挑戦してみたり、美味しかったら後日買ってみたり、そいういった楽しみ方ができます。
パン・フレーク・ドライフルーツ・ナッツ・ヨーグルトなど
クロワッサンがもちもちふわふわで、信じられないくらい美味しかったです。ドイツのホテル朝食のパンって期待以上に美味しくてびっくりします。
卵料理、ソーセージなどの温かい料理
野菜、スモークサーモン、チーズ各種
ヨーグルト、デザート、フルーツ各種
ハム各種
こちらのブイヨンスープが濃厚で美味しかったです。
食べたいものを、映えを気にせずにとって席に戻ってきました。
こちらのホテルにも朝からスパークリングワイン。飲まずにいられない。
パンケーキマシンなるものを発見。
ボタンを押すと、しばらくして焼きたてパンケーキが出てきました。
デザート各種。チーズケーキが濃厚で美味しかったです!
H4 ホテル ベルリン アレクサンダープラッツ(H4 Hotel Berlin Alexanderplatz)
アレクサンダー広場から徒歩わずか2分のホテル「H4 ホテル ベルリン アレクサンダープラッツ(H4 Hotel Berlin Alexanderplatz)」。
電車・地下鉄の駅までも徒歩圏内で、主要観光スポット・空港へのアクセスが楽です。
ホテルから歩いて行ける距離に、赤の市庁舎前のクリスマスマーケットがあったため、こちらのホテルを選びました。
ホテルから歩いて行ける距離に、ビアホール(ブラウハウス)やレストランがたくさんあるため、ご飯には困らないかと思います。
近くには、
400年もの歴史と伝統のあるドイツビアホール「ホフブロイハウス(Hofbräuhaus am Platzl)」。
良い雰囲気の13世紀の建物を使用しているレストラン・ブラウハウス「Zur Gerichtslaube(ツァ・ゲリヒツラウベ)」など
前回の記事でレストランを紹介しています↓
ベルリンのビアホール(ブラウハウス)巡りについては、こちら↓
部屋は「ダブルルーム」。宿泊費は、2人1泊素泊まり朝食無しで112ユーロでした。
先ほどの5つ星ホテル、4つ星ホテルの宿泊料金の半分ほどです。ホテルでゆっくりしたい、朝食にこだわりたいというのではなく、観光に時間・費用などのリソースを使いたい場合はこちらのホテルの方がいいかもしれません。
質素ですが、素泊まりには十分なホテルかと思います。
コーヒー・紅茶
冷蔵庫もありました。
無料の水
バスタブはなくシャワールームのみ。宿泊料金は安いですが、シャワールームとトイレは別で安心。
シャンプー・コンディショナー・ボディソープなどアメニティ類
フロントで、クリスマスということでチョコレートをもらいました。クリスマスはお菓子を配るのが礼儀のようですね。
街歩き
街歩きで見かけたものをご紹介。
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こちらはベルリン中央駅。ドイツだけでなくヨーロッパ各地から電車が乗り入れるため、大きいです。
ドイツ生まれの正方形のチョコレートバー「RITTER SPORT(リッタースポーツ)」のオブジェがありました。
ベルリン市内のあちこちで見かけるこちらの熊のオブジェは、「ベルリン・ベア」。
ベルリン市のシンボルとして親しまれているクマです。”Berlin”の”Ber”の部分が、ドイツ語のクマ(Bar)と音が似ていることからきているようです。
いろんなデザインのベルリンベアがあります。アートの街らしいですね。
ベルリンの観光名所を巡ってくれる観光バスツアーもありました。
クルーズツアーも。暖かい夏のシーズンはいいかもしれません。
何気なく街を歩いているだけでも、雰囲気ある建築物に出くわします。こちらは教会とのこと。
美しくて思わず写真撮影。欧州で暮らす人にとっては珍しいものでもなんでもないのでしょうが…(;’∀’)
外国人が日本に来て、神社仏閣を写真撮影している気持ちがよくわかります。
おしゃれなおもちゃ屋さん
チェス盤だけでも豊富な品ぞろえです。
街中で見かけた落書き。ロシアで落書きしたら即逮捕になりそうな落書きです(;’∀’)
早く戦争が終わると良いですね…。
空港で時間があったので、缶ビールを飲んでまったりしました。
空港で見かけた清掃モップ。ドイツ国旗カラーです!
実はドイツは、生産量・輸出量ともに世界トップレベルのチョコレート大国。ドイツ人の年間チョコレート消費量は、日本人の約4倍です。
空港のお土産売り場にはたくさんのチョコレート商品が並んでいました。
チョコレートだけで、商品棚が何列もありました。チョコレート人気は、ベルギーに負けていません。
ビール売り場には、5リットル缶という大容量サイズのドイツビールも。
かかった費用
夫婦でクリスマス時期のドイツ・ベルリン旅行3泊4日にかかった旅費は、約11.1万円/人。
単位:万円
【交通費】
ロンドン~ベルリン間の飛行機を、クリスマスの時期に直前に取ることとなってしまい、いつものヨーロッパ旅行よりも高くついてしまいました。
数か月前から予約しておけば、もう少し費用をおさえることができると思います。
【宿泊費】
200ユーロ前後の4つ星ホテルと5つ星ホテル、100ユーロちょっとのホテルに宿泊しました。
夫婦でのクリスマス旅行ということで、星付きホテルに宿泊するなどして豪華に奮発してしまいました。「ホテルでまったり・豪華な朝食とかではなく、観光しまくるからアクセスに便利なホテルであればいいのだ」という場合は、ここまで宿泊費はかからないと思います。
しかし、イギリスのホテルに比べると、ドイツのホテルは安い上にクオリティ・満足度が高いですね。
【食費】
ドイツ料理、そしてドイツビールが美味しかったため、食べすぎてしまいました(;’∀’)
前回の記事で「食べ物・レストラン」「ビアホール(ブラウハウス)」を紹介しています。

日本に帰ったら、もう二度とベルリンまで行くことはないかもしれない…
と後悔がないよう、食べまくり飲みまくりの旅行でした。また、ビールなどお酒を飲まない人であれば、もう少し安く抑えられると思います。
以上、ドイツ・ベルリン旅行記でした。ご参考になれば幸いです。
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