オーストリア料理の有名な肉料理「シュニッツェル(Wiener Schnizel)」。
そのシュニッツェル発祥の地とされる、おすすめの有名レストラン「フィグルミュラー(Figlmüller)」に行ってきました!とても美味しかったです。
お店の雰囲気や価格など、写真と共に紹介します。
シュニッツェルって?
代表的なオーストリア料理(ウィーン料理)である「シュニッツェル(Wiener Schnizel)」。
シュニッツェルとは、ドイツ語で「薄切り肉」を意味します。牛肉・豚肉・鶏肉などの肉を叩いて薄くのばし、パン粉をつけて揚げた肉料理です。カツレツのような感じで、肉質は柔らかくとても美味しいです。
揚げたての熱々のシュニッツェルにレモンをたっぷり絞って食べると美味しいです!子供から大人までみんなから愛されている料理です。
ラデツキー行進曲で有名なラデツキー将軍が、イタリア・ミラノから持ち帰った料理と言われています。ミラノ風カツレツのコトレッタ・アラ・ミラネーゼがもとになっています。
ウィーン料理のもとをたどれば、ハプスブルク家のオーストリア大帝国時代に、ハンガリー・ポーランド・チェコ・イタリアなどの諸国から伝わってきた料理がもとになっていることがほとんどだそう。各国の料理を取り入れ、ウィーンならではの料理に変わっていったものがウィーン料理です。
ウィーン観光では、ぜひ本場のヴィーナーシュニッツェルに挑戦してみたいものです。
ドイツ・オランダなどでもよく食べられている肉料理です。
ドイツ・ケルンにも、有名なシュニッツェル専門店がありました。こちらの記事で紹介しています↓
シュニッツェル発祥の地「フィグルミュラー(Figlmüller)」へ行ってきました
1905年創業、巨大なシュニッツェルで有名なオーストリア料理レストラン「フィグルミュラー(Figlmüller)」。現在は4代目が経営しています。
このお店がある場所ヴォルツァイレ(Wollzeile)は、シュニッツェルの発祥の地だそうです。
YouTube動画でも紹介しています。よろしければご視聴・チャンネル登録をお願いいたします(^^)/
シュテファン寺院近くの路地にあるこの雰囲気が良い小さなお店は人気で、いつも混雑しています。予約は電話でなくとも、ネットでオンライン予約も可能です。ドイツ語が話せなくても安心ですね。
満席であれば、50メートルほど離れた場所にあるベッカー通りにある、広い別の店舗へ案内されます。近い距離の場所に3つの店舗が集まっています。
今回訪れたのは、狭い路地にある小さな店舗です。ランチ時は混雑しており予約が無ければ入店できないほどなので、少し時間をずらして訪問しました。
店の前の看板。シュニッツェルとカラトリーで、各国の時間を表しているようです。
店内の雰囲気はこんな感じです。
メニューはこちら。英語表記もあるので安心です。
オーストリアの白ワイン、4.5ユーロ(約600円)。
オーストリアの赤ワイン、5.2ユーロ(約700円)。
定番のシュニッツェルと自家製サラダを注文しました。
豚ヒレ肉を使用したオリジナルシュニッツェル、17.9ユーロ(約2,400円)。一般的にヴィーナー・シュニッツェル(Wiener Schnitzel)は仔牛肉が使われることが多いですが、こちらは豚ヒレ肉とのこと。
1905年から100年以上にわたり受け継がれている伝統のレシピで作ったシュニッツェル。
直径は30センチほど。皿が隠れるほど大きいです!レモンが上に乗っているおかげで、大きさがわかりやすいです。少食な人は、油の重たさもあって途中で苦しくなる量かもしれません(;’∀’)お腹を空かせていくことをおすすめします!
ミックスサラダ、5.9ユーロ(約800円)。
緑の葉野菜「フォーゲルシャラート」の下には、ポテトサラダがあります。バルサミコ酢とパンプキンシードオイルで味付けされたシンプルなサラダで、甘酸っぱくて美味しいです。
以上で、お会計は50ユーロ(約6,750円)。10%ほどのチップを入れて、最終的には55ユーロ(約7,500円)でした。
人気店なので、混雑する土日は予約していくことをおすすめします!せっかくのオーストリア・ウィーン観光であれば、発祥の地の有名店でシュニッツェルを食べたいですよね♪
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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