日本食が恋しくなるイギリス生活…。
一風堂や金田家などがあるため豚骨ラーメンは気軽に食べられるけど、たまにはあっさり鶏ガラベースの醬油ラーメンが食べたい!
「無ければ自分で作れば良い」ということで、実際に作ってみました。材料・作り方をご紹介します。
材料
以下の材料で作って、だいたい4~5杯分くらいのラーメンスープができました。
- 鶏ガラ1kg
- ネギの青い部分1本
- ニンニク1片
- ショウガ2分の1片
鶏ガラは、以前の牛タン記事でも紹介したように、スーパーのお肉コーナーにはありませんが、個人経営の精肉店(ブッチャー)や大きな市場(マーケット)のお店で売っていたりします。
詳細はこちら↓
こんな感じで売られています。身と皮が多く付いている気がします。お値段は1㎏あたり2ポンドと安いです。
ネギは、”Leek”と呼ばれる太いネギを使いました。
日本で買えるネギと比べると、辛味は控えめです。根元の白い部分は、白髪ねぎにしてトッピングとすれば、余すことなく使えておすすめです。辛味が少ないので水にさらさずとも問題ありませんでした。
ニンニク、ショウガもイギリスのスーパーで普通に手に入りますね。
- 醬油100cc
- 水40㏄
- 酒30㏄
- ニンニク2片
- ラード40g
- 塩小さじ半分ほど
- 砂糖小さじ1
醤油は、キッコーマンのものがイギリスのスーパーでも売られています。お値段は250mlで3.7ポンドと決して安くありませんが仕方ありません(*_*)
キッコーマンの醤油より安い、スーパーのプライベートブランドの英国産ソイソースを買ってみたことがありますが、クオリティが残念すぎたのでそちらはおすすめしません(;’∀’)
真っ黒で見た目は醤油そのものですが、旨味もコクも無く「その黒はいったい何の食材から出た色なのよ…?」「醤油のフリをしたお前は何者なんだ」と不安になるほど。
”少ししょっぱい墨汁”を買ったんじゃないか、と今でも思ってます。
酒は、日本の料理酒をこちらで買うと高いので、激安テーブルワインの白ワインを使ってみました。
ラードは、イギリスのスーパーのバター売り場にあります。お値段は250gで49pと激安です。
作り方
キラキラとした油膜と、美味しそうな醬油ラーメンのにおい…!自分で作ったとは思えない完成度です!
麺はいろいろと試した結果、今のところこちらが一番おすすめです。
Morisonsで3つで3.5ポンドと、安くなっていたのでまとめ買いしました。1つに6食分入っています。
細麺でとろみのあるスープとよく絡みます。イギリスで買える麺はモサモサ感が気になりますが、こちらはそんなに悪くないです。
実食
ネギを乗っけて完成です!
洋食器にラーメン…見た目はあまりよく無いのはご勘弁を(;’∀’)
現在、英国では深刻な卵不足。トッピングに煮卵を乗せたかったのですが、売り切れだったので断念しました。
また、メンマはイギリスのスーパーでも手に入ります。缶詰で味付け無しの状態で売られています。セインズベリーで見つけました。
食べてみると…
お、美味しいっ!!!!
お店じゃん!
気軽に入れる町中華で出てくるような醬油ラーメンです。
さすがに、1杯1,000円以上するようなラーメン専門店ほどのダシの複雑さはありませんが、
ロンドンにある、KPOPのBGMが流れる店内で中華料理メニューが出てくる謎の自称日本食レストランで、1杯2,000円するラーメン食べるよりは満足度が高いと思います!
材料費も安いですし、コスパ良いですね。4~5杯作って、材料費は合計10ポンド弱ぐらいでしょうか。
「イギリスで日本食を作ってみた」シリーズのその他記事
イギリスのスーパーで手に入る日本調味料や、イギリス生活で作ってみた日本食・アジア料理は、こちらの記事にまとめています↓
うどんを小麦粉から作ってみたり。イギリスは日本に比べると小麦粉が安くて嬉しいです。
オーブンで鶏自身の油で、から揚げをカラッと揚げてみたり。
いろいろ紹介しています。
毎月、「イギリス生活の自炊内容&イギリスのスーパーで買ってみてよかった食料品」を紹介しています。よろしければ時々ブログをのぞいてみてください(*’▽’)
ここまで読んでいただきありがとうございました。