「ネアポリスを見て死ね」と言われるほど、美しい街並みのイタリアの観光都市ナポリ。青の洞窟で有名なリゾート地カプリ島。また、ジョジョ5部の聖地巡礼地でもありますね。
そんなナポリ・カプリ島へ、2023年に旅行してきました!
観光名所・見どころ・食べ物・グルメ・レストラン・ホテル・費用など…写真と共にご紹介します。
前回のその①記事では、観光名所・見どころを紹介しました。
今回のその②記事では、「食べ物・グルメ・レストラン」について紹介します!
Youtube動画でも紹介しています。よろしければご視聴・チャンネル登録・いいね、よろしくお願いいたします(^^)/
食べ物・レストラン
【ミシュラン獲得ナポリ料理】Mammà Isola di Capri
カプリ島にある、ミシュランの星を獲得したレストラン「リストランテ・マンマ・イゾラ・ディ・カプリ(Mammà Isola di Capri)」。
ミシュランガイド公式HPでの記載はこちら<https://guide.michelin.com/en/campania/capri/restaurant/mamma>
カプリ島の中心地から徒歩数分の距離にあり、アクセスも良いです。中世からカプリ島に残るトンネルを通っていく小道にあります。
カプリ島出身のシェフが、カプリ近海で獲れた新鮮な魚介類をはじめとした、高品質な食材を厳選。本格的なナポリ料理が楽しめます。
レストランからは絶景!カプリブルーの青い海、ナポリ湾を一望できます。
リゾート地のミシュラン星付きレストランだけあって、料金はお高めです。
ドレスコードは、エレガント・カジュアル。男性は、長ズボン・襟付きのシャツの着用が求められ、ショートパンツ、タンクトップ、ビーチサンダルはご遠慮くださいとのこと。
ランチの時間帯に訪問しました。メニューはこちら。
毎朝、シェフが厳選した高品質な食材が届くそう。
ホームページには「Mammà does not have cold storage or freezers(Mammàには冷凍庫や冷蔵室はありません。)」とあります。
さすがに話を盛りすぎでは…(;’∀’)と思ってしまいますが。それほど、食材の鮮度にはこだわりがあるようです。
白・ベージュを基調とした内装。窓から望める絶景、海と空の青さが際立ちます。
ワインリストは種類豊富。さすがイタリアです。iPadでワインの産地・風味など詳細を教えてくれました。
前菜。カリっと揚がった薄切りポテトの上には、たっぷりのトリュフ。テーブルに運ばれてきただけでトリュフの良い香りが広がります。
タコとポテトのサラダ(22ユーロ)。
タコは柔らかく旨味たっぷりです。
トマト・モッツアレラ・バジルのニョッキ(20ユーロ)。
ジャガイモと小麦粉から作られる、団子状のパスタ「ニョッキ(gnocchi)」。モチモチとした食感です。
マグロのソテー、リコッタチーズとチェリートマト添え(28ユーロ)。
シーフードリゾット(25ユーロ)。
魚介の旨味をこれでもかと感じる味わいです。調味料の味は適度ですが、魚介の旨味の味が濃いリゾットです!
アサリのリングイネ(28ユーロ)。
平たいロングパスタのリングイネ。アサリのうま味が出たソースとしっかり絡みます。
ナポリタンババ(Baba)、バニラクリームとオレンジシャーベット添え(20ユーロ)。
ナポリの名物デザートのひとつ「ババ(babà)」。
イースト菌発酵させた生地を、円筒形の型に入れて焼き上げ、ラム酒風味のシロップをしみ込ませたスイーツです。大人向けの味付けのお菓子。
上記の料理に白ワイン1本頼んで、お会計は209ユーロでした。
カプリ島の中でも高級レストランに入るお店。絶景を楽しみながら、ミシュラン星付のレストランのナポリ料理を楽しめました。
【本場ナポリの人気ピザ店】Gino e Toto Sorbillo
創業80年以上の歴史を持つナポリの老舗ピッツェリア「ジーノ ソルビッロ(Gino e Toto Sorbillo)」。
ナポリピッツァは、縁以外の真ん中の部分は4mmほどと薄く、モチモチとした食感が特徴です。
ナポリのピッツァイオーロ(ピッツァ焼き職人)の技は、ユネスコ世界無形文化遺産に登録されています。
ミシュランガイドにも記載されている人気店です。ピッツァ通りと呼ばれる、有名・人気ピザ専門店が多く集まっている場所に、お店を構えています。
こちらのピザ職人兼実業家ジーノ・ソルビッロ氏は、ナポリ最古のピッツァ職人一家に生まれ、ピッツェリアで育ったという生粋のピッツァ職人です。
テレビ・メディアにも数多く出演している有名人のようです。Instagramのフォロワー数は37万人!
21人兄弟の1人!21人もいるのもびっくりですが、みなピッツァ職人というのもびっくりです(;’∀’)
そして、なんと東京の日本橋にも店舗があります。東京の店舗は、ジーノ・ソルビッロ氏のご兄弟が担当されているそう。
行列ができる超人気店。事前の電話予約はできません。到着した時に、入口にあるリストに名前を書いて待ちます。
長い行列ができていましたが、思ってたよりも早く入店できました。回転率が高いようです。
客席は1階と2階の両方にあります。
赤い大きな窯でピッツァがどんどん焼かれていました。
メニューはこちら。オーガニックの小麦粉を使用したりと、食材にこだわって作られているそう。
ブッファラモッツアレラチーズ(8.5ユーロ)
水牛のミルクから作ったモッツアレラチーズ、オーガニックエキストラバージンオリーブオイル、バジル、イタリアントマト、パルミジャーノ・レッジャーノチーズを使用したピッツァ。
アントニオ(ANTONIO)、(7ユーロ)
シチリア産のアンチョビ、モンテ・サロ産オレガノ、エキストラバージンオリーブオイル、水牛ミルクを使ったピッツァ。
ロドルフ(RODOLFO)、(9ユーロ)
18ヶ月熟成のパルマハム、藁で燻製したブッファラモッツアレラチーズ、フレッシュロケットを使ったピッツァ。
ノンナ・カロリーナ(NONNA CAROLINA)、(8ユーロ)
ジェノヴェーゼソース。鮮やかな緑色のバジル、豊かな風味とコクがあるパルミジャーノ・レッジャーノチーズを使ったソースです。
イタリアビールのPERONIで乾杯です!
「PERONI」は、1963年イタリアのローマで誕生したペールラガービール。
「誰でも手軽に飲める」をコンセプトに低価格路、イタリア国内のビール消費量ではトップクラスだそうです。
イギリス生活で飲んでみた海外ビールは、こちらの記事で紹介しています↓
食べ終えて、店を出ようとした時の店内の様子がこちら。ランチタイムのピークの時間帯を過ぎてもまだまだ行列ができていました。人気店、恐るべしです(*_*;
【人気スイーツ店】Scaturchio
100年以上の歴史がある、ナポリっ子にも観光客にも人気のスイーツショップ「スカトゥルキオ(Scaturchio)」。
ナポリ名物のスイーツ、スフォリアテッラやババを食べることができます。
お菓子・食べ物だけでなく飲み物も提供されています。屋内席・テラス席がありカフェ利用も可能です。
たくさんの種類のスイーツ。お手頃価格です。
お祝い事があるときは、こんなにも大きいババのケーキでお祝いするそう。
ナポリ名物の1つがスフォリアテッラ(Sfoglietella riccia)。
リコッタチーズ・フルーツの砂糖漬け・セモリナ粉(ひきわり小麦)が入った、サクサクしたシュー生地のお菓子です。スフォリアテッラは、イタリア語で”ひだを何枚も重ねた”という意味があります。
【カプリ島の大きいレモン】レモンかき氷、レモン商品お土産
レモンはカプリ島特産の果物です。「レモンの島」と呼ばれるほど。
ナポリから少し南の方にある、世界遺産のアマルフィ海岸にもレモン畑が広がっており、ここ一帯はレモンの産地として有名です。
特にカプリ島産のレモンが高品質だそうです。
爽やかな香りと甘いリモンチェッロもお土産として人気。レモンの皮から造られる南イタリアの伝統酒(リキュール)です。
アルコール度数は30%と強いお酒です。ですが、爽やかなレモンの香りと強い甘みがあり、意外とスルスルと飲めてしまうので飲みすぎにはご注意を(*_*;
カプリ島やアマルフィ海岸一帯では、昔から家庭で作られてきたお酒で、各家庭により作り方・味わいが違うそうです。
日本でいうところの梅酒のようなものでしょうか。
イタリアでは食後に、アルコール度数が強い食後酒を飲む習慣があるそう。カプリ島のレストランでは、食後にリモンチェッロが出てくることもあります。
冷やしてストレートで飲んだり、炭酸で割ったり、紅茶に入れてみたり。また、アイスクリームにかけて食べるのもおすすめです。
手描き絵付けの瓶が可愛い。お土産にもぴったりですね。専門店だけでなく、スーパーや空港のショップでも売られています。
その他にも、レモン関連の商品はたくさんありました。
キャンディーや、レモンの香水・石けんなど
レモンのジェラート
夏は、レモンのグラニータ(イタリアのかき氷)もおすすめです。
アルコール30%であることを忘れそうになるほど美味しいです!
かき氷の屋台には、日本語の看板が。
”オレソツのツュースとレモソのカき氷”
奇妙すぎる日本語…思わず目に留まります(*_*;
カプリ島を散歩していると、そこら中でレモンがたわわに実るレモン畑を目にします。
アマルフィ海岸ソレントあたりでは、レモン農家(アグリツーリズモ)に宿泊することもできちゃうそう。
滞在期間中は、カプリ料理のレッスンを受けたり、リモンチェッロ作りを体験したり、手作りレモンジャムとレモンケーキの朝食を楽しんだり…。
リゾートホテルも良いですが、地元の人と同じ生活を体験するのも良い思い出になりますね(^^♪
ナポリ宿泊ホテル近くのピザ屋
ナポリで宿泊したホテルの近くでレストランを探していると、深夜0時まで営業しているピザ屋を発見。
ナポリ到着が夜の遅い時間帯だったので、空いているレストランがあって助かりました。しかも、安くて評判が良いです!
ちなみに、宿泊したホテルは「ホテル ロイヤル コンチネンタル」。ナポリの観光名所「卵城」のすぐ目の前のホテルです。次回その③記事にて、宿泊したホテルについて詳しく紹介します!
チーズ・お肉たっぷりのナポリピッツァを注文。耳の部分はフワフワもっちり、中央部分は薄い生地です。
イタリア各地でよく見かけるドリンク「スプリッツ(Spritz)」。
アペロールというリキュール(またはカンパリ)を、プロセッコと炭酸水で割った、オレンジ色が鮮やかなカクテルです。
少し甘く、炭酸水も入った上に氷も入っているおりアルコール度数もそこまで高くありませんので、暑い夏の日でもスイスイ飲みやすいです。飲みすぎ注意です。
ナポリのビール醸造所”Birrificio Artigianale Napoletano”のビール「DOPPIO MALTO」。アルコール度数7%のストロングエールです。
熟成期間が長いビールで、青リンゴ・ハーブのようなフルーティーな香り。甘く爽やかな後味です。肉料理やピザと相性が良いとのこと。
同じナポリのビール醸造所のビール「RICOMINCIO DA TRE」。アルコール度数4.8%のラガービールです。
ホップの花のような香りと苦味、麦の甘味のバランスが良いラガービールです。コクがありまろやかな味わい。
ナポリを拠点とするサッカーチームSSCナポリの、セリエAの三度目の優勝を記念したボトルだそうです。
強豪チームも数多く、熱狂的なフットボールファンが多いイタリア。ナポリの街中が、地元サッカーチームのカラーで統一されておりました。
美味しいピザとビールを楽しみ、以上でお会計は80ユーロでした。
カプリ島中心地のレストラン
リゾートホテル・ブティック・レストランが集中している、カプリ島の中心地にあるレストラン「La capannina ristorante」。
創業1931年。ワインバー・ワインショップとしても営業しています。
アクセスも評判も良く、夜の0時まで営業しています。
メニューはこちら。高すぎず安すぎず、観光地レストランの価格帯といったところでしょうか。
パン・グリッシーニ・オリーブオイル。グリッシーニはお通しのようなもので、イタリアのおつまみの定番です。
個性がありすぎるサラダ。セロリがぶっ刺さってます。
メインの料理も到着
食器が可愛く、どれも美味しかったです!
以上で、お会計は103ユーロでした。
カプリ島観光中心地にあるレストラン
カプリ島の港の海沿いには、レストランやお土産ショップなど、観光客向けのお店がたくさん並んでいます。
フェリー出発までの時間が少しあったので、ふらっとレストランに入ってみました。予定に無い店に挑戦してみるのも旅の醍醐味ですね。
グーグルマップの評価はあまり良くありませんが…(;’∀’)接客・お値段・食事は特に問題ありませんでした
軽食、コーヒーやケーキもありささっとカフェ利用もできそうです。お値段も「観光地ならこんなものかな?」と許容できるぐらいの価格設定。
スパゲティボンゴレ
貝とトマトのスパゲティ
カラマリ(イカリング、イカのフライ)
タコのグリル
以上で、50ユーロでした。ランチサービスタイムだったため、メニューに記載の料金より安くなっていました(^^♪
ホテル・かかった費用・交通
今回その②記事では、ナポリ・カプリ島の食べ物・グルメを紹介しました。
次回その③記事では、
- プール付き!カプリ島のリゾートホテル
- ナポリからカプリ島までのフェリーでの行き方、ぼったくりタクシー注意
- 2泊3日かかった費用
などを紹介します!
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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