【水の都ベネチア!】イタリア・ベネチア旅行記 観光紹介③

イタリア
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イタリア、”水の都”ヴェネツィア

水路と路地が入り組んだその美しい街並みは、世界遺産に登録されており、”アドリア海の真珠”と呼ばれる世界的に有名な観光地です。

そんなベネチアへ行ってきました!おすすめ観光スポット・見どころ、名物料理・食べ物、ホテル、予算費用など、写真と共に紹介します。

 

前回記事その②では、ベネチアのおすすめグルメ料理を紹介しました。

 

今回の記事その③では、ホテル交通事情かかった旅費を紹介します。

 

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宿泊したホテル

【空港近くのB&B】Bed&Breakfast Fly to Venice

ヴェネツィア・テッセラ空港(Aeroporto di Venezia-Tessera)から、1kmの距離にあるB&Bです。

B&Bとは”Bed&Breakfast”の略称で、その名の通りベッドと朝食を提供してくれる小規模な宿泊施設で、ご家族で経営されていたりと、ホテルというより民宿に近いです。

 

飛行機の到着が夜22時で、チャックインが遅い時間になってしまっても対応してくれたり、朝早くにお願いした時間通りにベネチア中心地まで送ってくれたり(有料)と、いろいろと対応してもらえました。

設備は十分とは言えませんが、不便なく利用できましたし、ベネチア中心地のホテルよりはだいぶ安いです。

 

大きな道路から少し入った、暗い夜はわかりにくい場所に入口があります。

エアコン・無料Wi-Fiあり、2人1泊1室ダブルルームで、宿泊料金は110ユーロ。税金10%を含めて120ユーロでした。

ヨーロッパはエアコンが無いホテルも多い印象ですが、ちゃんと完備されていました。ベネチアの夏は、最高気温が30℃近くになるようです。

バスタオルとハンドタオル、十分な量のアメニティ。

イタリアのホテルでよく見るこちら、なにかご存知でしょうか?

妻ゆーこ
妻ゆーこ

トイレが…2つ?!(; ・`д・´)

と思ってしまいますが、便器のような流し台のような、蓋がついていない方は「ビデ(Bidet)」と呼ばれるもの。イタリアのホテル予約サイトの、部屋の詳細に「ビデあり」と書いてあるのはこのことです。

お尻・デリケート部分・足を洗うのに使うそう。また、女性は生理中に重宝しているとか。

 

イタリアでは、家庭やホテルの敷地内に作られたすべてのバスルームにビデを設置することが法律で義務づけられているそうです。

 

イタリア人は週に3回ほどしかお風呂に入らないらしく、冬場は洗面台で顔・首・脇を軽く流して、ビデで下半身(局部・足)を洗うだけ。

トイレの後・夜の営みの後・お風呂に入らない時に活躍するそうです。

 

ホテルによってはビデ専用の石けん「サポネ・インティモ(sapone intimo)またはデタージェンテ・インティモ(detergente intimo)」が置いてあることもあります。

普通の石けんよりも、デリケートゾーンに優しいもので、男性用(pH5.5)、女性用(pH3.5)、子供用(pH4.5)というように酸性度をわけてつくられているとか。

 

「このビデで洗うより、いっそシャワー浴びた方がいいのでは?(;’∀’)」と思ってしまうのは、日本人的発想なのでしょうか…(笑)

そして、トイレのビデ・ウォシュレットを発明した日本人に感謝ですね。

 

シャワールームはこちら。

朝食は朝9時から。

私たちは朝8時に出発したい&朝食不要であることを伝えると、「コーヒーぐらい飲んで行きなよ!私も1時間早く着て準備するから。」と用意してくれました!優しい( ;∀;)

クッキーがサクサクで美味しいです。

 

コーヒーを飲んで待っていると、B&Bのオーナーさんらしきおじさんが迎えにきてくれました。ベネチアまで送り届けてくれるドライバーもしてくれるとのこと。

空港・観光中心地までの送迎は有料ですが、その料金は現地のタクシー料金相場と同じくらいと良心的です。

 

ヴェネツィア島と本土のメストレ地区を結ぶ、リベルタ橋。長さ3850mの大橋です。早朝で霧がかかっています。

ドライバーをしてくれたオーナーさんはとってもフレンドリーな方で、

ベネチアが初めてだと伝えると、観光名所や食べるべき料理、おすすめのレストランなどを目的地までの道中ずっと話してくれました。

 

たくさん喋ってくれるのは嬉しいのですが、後部座席にいる私たちを振り返りながら、あまり前を見ないで運転していたので少しハラハラドキドキしました(;’∀’)(笑)

妻ゆーこ
妻ゆーこ

話しかけると、車をバック駐車する時ぐらい後ろを向いてしゃべってくれるから、怖くて話しかけれぬ(;’∀’)

 

【ベネチア中心地のホテル】B&B Bloom Settimo Cielo

ヴェネツィア中心部、サントステファノ教会の正面でサンマルコ広場、リアルト橋から徒歩10分という、好立地にあるB&B「ブルーム・セティッモ・シエロBloom Settimo Cielo)」。

ベネチアの景色を望む屋上テラスがあり、カップルに好評のロケーションです。

無料Wi-Fi、エアコン、24時間対応フロント、ミニバー冷蔵庫完備。

 

元々一泊236ユーロの別のホテルを予約してましたが、当日になってホテル側が音信不通になるアクシデントが発生しました…。最終的には、そのホテルの予約に使っていたBooking.comが今回のB&Bを探してくれました。

 

宿泊料金は、2人1泊スーペリア・ダブルルームで342ユーロでしたが、ポイント還元という形で、本来泊まるはずであったホテルの値段(236ユーロ)で宿泊できました。

 

最近は自分たちで旅行プランを立てるのに慣れてきて、「公式サイトで予約した方が安いじゃん、Booking.comは実質ホテル検索サイトだな…」くらいに思っていました(大変失礼)。

しかし、このようなアクシデントの際は、迅速に対応してくれるBooking.comが大変心強かったです!もし自分で公式サイト経由で予約していたら…、考えただけでも大変そうです…。

 

Booking.comの神対応はまた別記事でまとめたいと思います。

 

B&Bとのことですが、高級ホテルのような雰囲気です(;’∀’)

アンティーク調の家具、クラシックなイタリアらしい上品で華やかな内装です。

屋上テラスからはベネチアの景色を望めます。

 

スーペリア・ダブルルームの部屋はこちら。クイーンベッドと長いソファ。

ミニバー兼冷蔵庫があるので、街中で買ったビール・プロセッコを冷やして部屋でゆっくりすることもできます。

バスローブ・スリッパあり。スリッパはありがたいです。ヨーロッパのホテルは、ルームシューズが無い所も多いですよね。

洗面台・シャワールーム・トイレはこちら。

清潔感があり、2人で入れるほど広いシャワールームです。

アメニティも十分な量そろっています。

 

翌朝の朝食会場はこちら。

ケーキ、チョコレートマフィン、パンケーキなど、朝から血糖値爆上げのイタリアらしい朝ごはんです!

イタリアの朝食には、甘いケーキ・タルト・パンが並ぶようです。ビスケット・クッキーにジャム、という朝ごはんもあるとか。

朝、料理する習慣があまり無いそうで、ビスケット・ヨーグルト・焼いておいたタルトやケーキといった、調理をせずに用意できる、かつコーヒーとの相性が良い食べ物が朝食になるようです。

 

その他、ヨーグルトやハム、チーズ。

各テーブルに、パン・ビスケット・ラスク・ジャム・チョコレートクリームが用意されていました。

ベネチア観光地の中心地からアクセスがよく、部屋の設備も清潔感もバッチリ。ベンチア旅行の素敵な思い出の一つになるホテルでした(*’▽’)

 

【ベネチア中心地のホテル】Hotel Dona Palace

4つ星ブティックホテル「ホテル・ドナ・パレスDona Palace)」。ホテルの建物は、14世紀の建物だそうです。

ヴェネツィア市内中心部のサン・マルコ広場から徒歩2分と、観光にぴったりな場所にあります。

こちらは、別日のベネチア旅行の際に宿泊したホテルのため、記事の後半で紹介している「旅行にかかった費用」には含まれておりません。ご了承ください(*_*)

 

宿泊したお部屋は「ジュニアスイート・クラシック」宿泊料金は、2人1泊朝食付で270ユーロ(約42,000円)でした。

ヴェネツィアスタイルの客室。天井が高いです!液晶衛星テレビ、ミニバー、無料Wi-Fi、エアコン完備。

 

バスルーム・洗面台はこちら。バスタブ付です!こちらのホテルも、イタリア式ビデが付いています。

アメニティもたっぷり。シャンプー・コンディショナー・シャワージェル・ボディローション。

 

屋上テラスは広々としていて気持ちいいです。

 

ホテル内のバー。

 

朝食会場。朝食会場も天井が高く、窓は広く、気持ちいい自然光が部屋にさしこんでいました。

アメリカンブレックファスト形式のようです。

紅茶・ハーブティー各種。コーヒーは注文すると、いろんな飲み方で淹れてくれます。

フルーツ、ヨーグルト

イタリアの朝食らしい、ハム各種・チーズ各種も

スパークリングワインがありました!つい朝から飲みすぎてしまう…!(*’▽’)

甘いケーキ・タルト・パン・ドーナツ・クッキー・マフィンなど。たくさんの甘いものが並んでいて、イタリアらしい朝食を満喫できます!

苦いエスプレッソ・コーヒーと一緒に食べると最高です!

 

 

交通事情

空港から中心地まで

空港から中心地までは、シャトルバス路線バスを利用できます。所用時間は、25分ほどです。

サンマルコ広場・リアルト橋といった中心地には車が入ることはできないため、バスが進めるのは、サンタ・ルチーア駅近くの「ローマ広場(Piazzale Roma)」までとなります。

チケット料金は、片道8ユーロ。バス乗り場の近くにチケット自動販売機があります。

朝の5時代から深夜1時ごろまで、15~20分間隔で運行。

路線バスはバス番号5番に乗れば、途中乗り換え無しでローマ広場まで行ってくれます。

 

タクシーの所要時間は約20分、料金の相場は40ユーロ前後です。

 

水上バス・水上タクシー

水上バス(Waterbus)は現地では「ヴァポレット(VAPORETTO)」と呼ばれています。

チケット売り場は、サンマルコ広場やリアルト橋といった観光名所近くなどの、街のいろんな場所にあるのですぐに見つかると思います。

料金は、1回券は7.5ユーロ、1日乗り放題チケットは25ユーロでした。

1日(24時間)券以外にも、48時間(30ユーロ)、72時間(40ユーロ)、1週間(60ユーロ)のものもあります。長期間滞在するなら、長い期限のチケットを買った方がお得ですね。

切符を読み取った時間から使用期限のカウントが開始します。

乗り方は簡単。電車の改札のように、水上バス乗り場の改札でチケットをかざせばゲートが開きます。

 

ゴンドラ

”水の都”に来たならばぜひ乗りたいゴンドラ

街を歩けば、至る所にゴンドラ乗り場があり、ボーダーシャツを着た船頭さんが観光客を呼び込んでいます。どこで乗ればいいか迷うことはないかと思います。

ゴンドラ遊覧の料金は、ゴンドラ1台あたり80~100ユーロです。1人あたりではなく1台あたりの料金なので、タイミング良く他の観光客と相乗りさせてもらえれば安くすみます。

 

 

2泊2日かかった旅費

初日の夜に空港に到着したため、2泊2日のベネチア旅行となりました。

イタリア・ベネチア旅行、2泊2日にかかった旅費は、約7.2万円/人

 単位:万円

【飲食費】

食べるの飲むの大好き夫婦なので5.5万円かかりましたが、レストランでお酒は飲まない・バーカロで食事を軽く済ませるなどしたら、4万円ぐらいにおさまるかと思います。

 

【宿泊費】

ローマ・ベルガモなどのイタリアの他の観光地と比べると、ベネチアはホテル宿泊費が高い印象です!(;’∀’)

ローマ・ベルガモでは100ユーロちょっとで満足に宿泊できましたが、ベネチアでは200ユーロ前後かかります。

今回宿泊したホテルよりもっと立地が良い、運河沿い・海沿いのホテルだと500~1,000ユーロほどします!もちろん、それくらい高いホテルになると、景色も部屋もサービスも素晴らしいです。ホテルに籠ってゆっくりしたい場合にはおすすめです。

 

【交通費】

ベネチア市内の移動は、水上バスでも徒歩でも所要時間に差が無かったため、ほとんど徒歩ですませました。その結果、水上バスの費用はあまりかかっていません。

電車費用の1.2万円/人は、ローマへの移動、つまり高速鉄道の費用が入っています。今回は、ベネチア観光と合わせてローマ観光もしてきました。そのため、ベネチア観光だけで考えると、交通費はほとんどかかっていないことになります。

ローマ観光の記事はこちら↓

 

ちなみに、ゴンドラクルーズは、別日にベネチアを再度訪問した際に乗船したため、上記の費用にはゴンドラ料金(80ユーロ)は含まれていませんのでご了承ください。

 

飛行機代は、ロンドン・ベネチア間を片道4,500円/人と、安く抑えることができました。欧州間の移動は格安航空のライアンエアーがおすすめです。

ライアンエアーについてはこちらの記事で詳しく紹介しています↓

 

 

以上、2023年のイタリア・ベネチア旅行記ブログ記事でした。ご参考になれば幸いです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

その他、イタリア旅行関連ブログ記事はこちら↓↓

 

 

 

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