築地青空三代目グループが手掛ける、新宿「Edomae SS」。
『都会人の鮨欲を満タンに補給!』という、ガソリンスタンド(SS)のようなコンセプトです。
SSはサービス・ステーションではなく、「スシ・ステーション」の略とのことです。笑
コースは3種類で、「レギュラー満タン(7,000円)」、「ハイオク(9,000円)」、「ハイオク満タン(13,000円)」(※2025年4月現在)。ランチはレギュラー満タンのみです。
また、座席は7席のみなので予約は必須です。
東京メトロ丸の内線「新宿三丁目」駅より徒歩1分、JR山手線「新宿」駅より徒歩3分と、アクセスは◎。6つの飲食店が集結する、新宿横丁の中にあります。
“おいしさ”と“上質”を
手軽に日常の一コマへ
世界の美食が集まる新宿のど真ん中で、日頃から美味しいものを 食べ付けているみなさまを「おっ」と言わせたい。そんな志を心に秘めた六つの専門店が集まりました。
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目20−8 トップスハウスビル 1F
ちなみに、今回訪問したEdomae SSを手掛ける青空三代目、沖縄にも店舗があり、江戸前ならぬ『琉球前』を提供されています!
「イラブチャー」、「アカジンミーバイ」、「カーエー」、「シロクラベラ」、「かりゆしキンメ」…。琉球前ならではの食材を沢山楽しめました!
体験記はこちらです↓
コース「レギュラー満タン(7,000円)」
話がそれてしまいましたが、Edomae SSの話に戻ります。
コースは7,000円。追加料金で以下のドリンクが頼めます。お寿司屋さんとしては、良心的な価格帯だと思います。
丁寧に仕込まれたネタが並びます。期待値が高まりますね。
のれそれ のポン酢和え
のれそれ(穴子の稚魚)です。プリプリで不思議な食感・味わいがポン酢で引き締まって美味です。フワフワの穴子とは全く違っていて面白かったです。
こう見ると、穴子感がでますね。
ガリです。 味が強めで、しょうが好きには堪らないと思います。
1貫目: マグロ
固めのシャリで食べ応え◎です!シャリ自体は温かめで、しっかり酢がきいており、赤身の濃厚さに負けることなく調和しています!
Edomae SSのマグロは、豊洲で有名なマグロの仲買人「フジタ水産」より調達されているそうです!!この価格帯で楽しめるのは、企業努力のたまものですね。
ちなみに、フジタ水産の公式HPには、「藤田で仕入れりゃ間違いない」とでかでかと書いてあり、実力・実績に裏打ちされた自信がみなぎっていてカッコいいです。
(※出典:公式HP)
2貫目:かれい
弾力があって、脂の甘みが心地よいです。ワサビも香り高く、すべてが完璧なバランスです。
3貫目:平貝
ホタテとはまた違った、食感・甘みが堪らないです。
他のネタと比べるとご覧の通り!これを薄切りにしても、なお大きく満足度が高いです!
だし巻き
しっかりとだしがきいていてフワフワです。味わいとしては、気持ち甘めです。
4貫目:コハダ
これぞ江戸前!しっかりと締まっていて、噛むほどに濃厚な味わいが広がり続けます。
ちなみにEdomae SSでは、新しいお寿司を提供される前に、必ずつけ台を綺麗にしてくれます!
色々なお寿司屋さんにお邪魔させてもらいましたが、ここまで徹底されているのは初めてです!!
5貫目:めじまぐろ
しっかりと乗った脂の甘みが広がります。こちらも当然「フジタ水産」より仕入れたそうです。見た目にも美しいですね。
6貫目:くるまえび
上品な色合いです。弾力◎であることは自明として、「甘さが積み重なる」という表現がぴったりくるほど、次々に甘さが押し寄せてきました!
7貫目:中トロ
ここで中トロ!上質な脂が口いっぱいに広がり、贅沢の極みです!
8貫目:うに
とにかく甘い!よく見る軍艦巻きスタイルとは異なり、見た目も楽しいですね。
舌が肥えた方にとっては、うにの話となるとミョウバンの量が気になるところだとは思うのですが、ほんの少し使われている程度でした。味わいにはほとんど影響ありません。
9貫目:カキ
茹でてもこの大きさ!写真の通り、食感はプリンプリンしています。味わいは…とにかく海鮮の甘みが口いっぱい広がります!(この記事を通して「甘い」しか言っていない…)
10貫目:穴子
ふわっふわ of ふわっふわです!シャリは熱めで、穴子との相性抜群です。
〆の味噌汁
飲み物
日本酒は半合から注文できました。鮨と美酒は合いますね。
W 生。
本日のおすすめ含め、黒板に記載ありです。良心的な価格水準です。
仙禽
白老
北雪
さいごに
『思い立ったその日に高級江戸前鮨を「気軽に」に「手ごろ」に「補給」できる』というコンセプト通りでした。新宿駅から徒歩数分という好立地で、良質な江戸前寿司10貫を含むコースが7,000円!!驚愕の神コスパだと思います!(しかも、マグロは「フジタ水産」仕入れ!)
企業努力のたまものですね、またお邪魔させてもらいたいです。
これまでのお寿司記事です!いずれも感動するレベルでした…。是非ご覧ください!!