【圧倒的肉量】我が家のローストビーフ【3日仕込みます】

グルメ
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夫のレージです。

 

皆さんはお酒のつまみ、何にされていますか?

 

我が家では、ガッツリ行きたいときはローストビーフを作っています。

 

かつてはノンフライヤー(カラーラ)に牛肉を放り込んでいただけなのですが、最近はちょっと凝り始めました。

 

ノンフライヤーの過去記事はこちら

【時短家電】ノンフライヤー カラーラ
ゆーこです! 今回はノンフライヤー調理家電「カラーラ」を使ってみたレポートです。 我が家では、揚げ物欲求が高まっていました。   在宅勤務もあって自炊・家飲み頻度が高くなったし、料理の幅も広げたい!   ...

 

サマリー

工程はザックリ以下の通りです。

 

  1. バカでかい肉を買う
  2. 塩を振ってキッチンペーパー・ラップでぐるぐる巻き→冷蔵庫で1日放置
  3. 常温に戻して表面を焼く→オーブンで125℃25分
  4. キッチンペーパー・ラップでぐるぐる巻き→冷蔵庫で1日放置
  5. オシャレに盛り付けて完成!

 

以下各工程をつらつらと書いていきます。

ローストビーフで食中毒が発生するケースが多いそうです!
我が家は以下のレシピで食中毒となったことは有りませんが、自己責任でお願いします!

 

①バカでかい肉を買う

我が家では1キロ7£(約950円)の牛肉を愛用しています。写真は1.6kgの肉塊です。

 

フォークと比較すると大きさがお代わりいただけるかと思います。

 

値段は日本よりお値打ちですかね?

 

②塩を振ってキッチンペーパー・ラップでぐるぐる巻き→冷蔵庫で1日放置

この工程で肉表面の余分な水分を除去します。

 

ここを横着してスキップすると肉の表面が焦げる原因になるそう。いわゆるメイラード反応が起こりづらくなるようです。

 

パックから出した肉はドリップでべちゃべちゃです…。

ちなみに、ドリップは血液ではなく、肉から染み出た水分/タンパク質です。

 

大きすぎるので3つにカットしました。まな板がドリップで大変なことに。

 

余談ですが、包丁に描かれている小悪魔がかわいらしいです。

 

浸透圧で余分な水分を出すため、塩を振ってすりこみます。

 

しばらくすると、肉がきらめくほど水分が出てきました。

 

この水分を除去するためにキッチンペーパー・サランラップで巻いていきます。

 

英国のラップ、結構使いづらいです…。外箱を開けるだけでも結構苦労しました…笑




ラップを巻いておかないと肉表面がぼそぼそになってしまいます。(経験談)

また、それ以上に冷蔵庫内の菌が繁殖してしまうので、面倒ですがやはりラップは必須かと思います。

 

冷蔵庫に入れて、1日放置します。

 

③常温に戻してフライパンで表面を焼く→オーブン

1日経ちました、かなり水分が抜けますね。

 

 

 

「水分も抜いたし、オーブンにぶち込むぞ!」と行きたいところですが、冷蔵庫から出したばかりの肉ではうまく火が通らないので常温に戻しておきます。

 

常温に戻り、「やっとオーブンに入れられる…」と思いきやこのままだと肉汁が全方位から逃げてしまうので、表面を焼いておきます。簡易バリアを張るイメージですね。

 

我が家では各面15秒焼いています。根性焼きをしているイメージです(根性焼きしたことないですが)

 

肉表面の余計な水分を落としていたので、焦げもなくきれいな焼き目がつきました。これを耐熱皿に入れ、オーブンで125℃・25分加熱します。

 

~加熱前

 

~加熱後

 

粗熱を取ります。




「やっとローストビーフが食べられる…」そう思った方に悲報です。

またこれをキッチンペーパー・ラップで巻いて冷蔵庫で寝かせます…

これをしないと水っぽいローストビーフになってしまいます。

 

①オーブン加熱→即切ったローストビーフ

②オーブン加熱→冷蔵庫で1日寝かせたローストビーフ

③オーブン加熱→冷蔵庫で3日寝かせたローストビーフ

 

これらの違いを比較してみます。

 

①オーブン加熱→即切ったローストビーフ

断面だけ見ると悪くないように思えます。

 

が、軽く抑えただけで大量のドリップが…

食べたときに『水っぽい』と感じてしまう原因です。

 

ちなみに、切った後のまな板はこんな感じです。ドリップで大変なことになっています。

 

包丁の小悪魔もドン引きして苦笑いしています(?)

 

『ローストビーフだけ丼』をつくりました。ガッツリ飲みたいときにおススメです。

 

が、写真の通り水っぽいのでテンション下がります…

やはり冷蔵庫で寝かせる工程は必須かとおもいます。

 

②オーブン加熱→冷蔵庫で1日寝かせたローストビーフ

オーブンの粗熱が取れたら、再度キッチンペーパー・ラップでぐるぐる巻きにします。この時点でドリップが出てきていますね…

 

 

冷蔵庫に放り込みます。

 

一日後、冷蔵庫をのぞいてみると、キッチンペーパーがかなり吸収してくれました。

 

見た目もかなり落ち着いた様子。

 

切ってみると、昨日のドリップが嘘のように何も出ません…!断面の鮮やかさも素晴らしいです。

 

 

また『ローストビーフだけ丼』をつくって乾杯しました。

昨日の水っぽさが嘘のようになくなり、旨味がしっかりとお肉に閉じ込められています。

 




③オーブン加熱→冷蔵庫で3日寝かせたローストビーフ

ここである疑問が生まれてきました。

「1日寝かせておいしかったんだから、3日も寝かせたら大変なことになるのでは?」

 

これってトリビアになりませんか?(古い)

 

ということで3日寝かせた冷蔵庫から取り出したお肉がこちら。

 

ロゼッタストーンのような威風堂々さです(?)

断面はこちら。オーブンにかけた当日と比べるとかなり落ち着いています。むしろエロスすら感じられますね(?)

 

ちょっとこのローストビーフを『ローストビーフだけ丼』にするのは惜しいので、妻にいい感じに盛り付けてもらいました。

 

盛り付け完了後、思わずハイタッチしてしまいました…笑

 

水っぽさは一切なく、1日寝かせたローストビーフより旨味がグッ!グッ!と閉じ込められていました(低語彙力)

 

妻も「デパートの奴やん」と大絶賛…!

(スーパーの最安肉をデパートのやつと言い張る悲しい構図になってます)

 

ちなみに、中心の花びら部分が食べるのが惜しくて周囲から食べ進めていった結果、最後まで残ってしまいました笑

 

さいごに

ガッツリ飲み食いしたい夜、ローストビーフはおススメです。

 

スーパーの最安肉でも仕込み次第でかなり美味しく仕上げることができるのでQOLが爆上がりします。

 

 

料理下手の私でも簡単にできました。食中毒には十分ご注意いただき、あくまで自己責任でトライしてみてください!

 

また良いつまみが作れるようになったら共有します!

 

長文にお付き合いいただきありがとうございました!

 

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