【ロンドン観光】ウェストミンスター周辺を写真で紹介

イギリス
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時計台ビッグ・ベン、ロンドンアイ、ウェストミンスター寺院、国会議事堂などザ・イギリス観光名所があるウェストミンスター。

周辺をぷらぷらと散歩してきましたので、その様子を写真と共に紹介していきます!

 

 

 

Youtube動画でも紹介しています。よろしければご覧ください(*’▽’)

 

 

イギリス行政の中枢エリア ウェストミンスター

前回の記事で登場した観光名所「トラファルガー広場」

 

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そこから南の方へ延びるホワイトホール(Whitehall)という通りがのびており、ミルバンク(Millbank)という通りにぶつかります。

このホワイトホールからミルバンクへの間に、イギリス行政の中枢である大蔵会議局・各省庁が集まっています。いわばイギリス行政の心臓部、日本の永田町や霞が関のようなエリアです。

 

国際貿易省

 

旧陸軍省庁舎

 

 

ホース・ガーズ Horse Guards

 

 

古風な金色ヘルメット、真っ赤な制服姿で黒い馬に跨った門衛がいるこちらパラディオ様式の建物

ホースガーズ(Horse Guards)と呼ばれる建物で、1872年以前は英陸軍の参謀本部として、1904年までは英陸軍最高司令官の司令部として使用されていました。

現在は、イギリス軍におけるロンドン管区および王室騎兵隊の司令官が本部として使用しています。お隣には、近衛騎兵隊博物館もあります。

 

 

騎兵隊は2種類からなり、赤い軍服のライフ・ガーズと青い軍服のブルー・ロイヤルがいます。

近衛兵の交代式は、ホースガーズパレードの広場を中心に行われます。バッキンガム宮殿の交代式と違う点は、鉄柵が無くより間近で見られるところです!

 

女性の門衛さん!

 

門に立っている門衛さん?が持っているものはアサルトライフル?本物なんでしょうか…(;・∀・)

 

ダウニング・ストリート(Downing St.)には現役閣僚の官邸、首相官邸などが並びます。

周辺の警備は厳重で、関係者以外立ち入り禁止。門には銃を装備した警備が常に立っていました。

 

 

この通りではよく像を目にします。「The women of world war Ⅱ」の文字と、戦争のために女性が就いていた職業がわかるような制服の彫刻。

 

 

そろそろ国会議事堂が見えてきそうです。

 

BMWのパトカー

イギリスのみならず、欧州各国の緊急車両にはよくこちらのチェックマークのペイントが施されています。

これは「バッテンバーグマーキング」という名前がついており、とあるお菓子が由来となっています。

詳細は以下記事に↓↓

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国会議事堂 ビッグ・ベン

 

ウェストミンスター駅周辺まで来ました。駅から出てすぐに国会議事堂(の一部分のウエストミンスター・ホール)が見えます。

すぐ隣に、修復中の時計台ビッグ・ベンもあります。2021年に工事は完了予定とのこと。

真後ろから、そして修復中で足場に囲まれたビック・ベンの写真はなかなかレアです!

 

 

ウエストミンスター・ホールの屋根の重さは約600トン。王家の式典の会場になることもあります。

 

 

時計台ビッグ・ベンと国会議事堂、世界の規範となる議会政治が誕生した場所です。

国会議事堂の正式名はウェストミンスター宮殿(The Palace of Westminster)、1090年に完成したのだとか。

1834年の火災で大部分が焼失しましたが、名建築家のチャールズ・バリーの設計により再建設されましたが、それも第二次世界大戦で被害を受けたそうです。

つまり、現在の建物は3代目ということになります。

 

国会議事堂では、建物の一部だけですが内部の見学ツアーが行われています。ウエストミンスター・ホール、美しい内装や美術品、英国議会の歴史や役割などをオーディオガイドで聞きながら巡ることができるようです。

ウエストミンスター・ホールはかつては裁判所として使われており、あのガイフォークスがここで裁判を受けたらしいです!

ガイフォークスナイトという花火大会が毎年11月にロンドンで行われています。その花火大会のきっかけとなったのは400年前の火薬テロ事件で、その犯人の一人がガイフォークスでした。

 

ロンドンのシンボルとして有名な、時計台ビッグ・ベン(Big Ben)の正式名称はエリザベス・タワー

建築したベンジャミン・ホール卿の名前から名付けられたビッグ・ベン、もともとは時計台の中にある鐘の名前です。

1859年から15分ごとに鳴り響く「ウエストミンスター・チャイム」と呼ばれる鐘の音は、日本の学校のチャイムと同じメロディです!

15分ごとに4つの小さな鐘が鳴り、1時間ごとに13.5トンもの大きな鐘が鳴ります。

 

 

 

王室の教会ことウエストミンスター寺院

国の祭事や特別な式典に使用され、ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式やダイアナ妃の葬儀の会場にもなりました。英国王室の載式も行われます。

ここでの載式の歴史は1066年から続いているそうで、それ以来40人の王様がここで即位しています。

 

 

国会議事堂の真向いのパブ・レストランでは、屋外までお客さんでいっぱい。みんな昼からビールを飲んでます。

 

ウエストミンスター橋からは、ロンドン・アイが綺麗に見えます。この橋からはビッグ・ベンからロンドン・アイまで、イギリス観光の名所が一度に見渡せます。

 

 

ロンドン・アイ

 

2000年に建てられた大観覧車、ロンドン・アイ。

一番高いところで地上から135mの高さがあり、天気がよければ遠くのヒースロー空港まで見えるのだとか。一周するのにかかる時間は30分。

土日や祝日は行列ができ、待ち時間1時間以上の行列もできるそうです。優先入場ができるファストトラックチケットも販売されています。

 

 

テムズ川対岸からのビッグ・ベンは壮観ですね。

 

テムズ川沿いに歩いていると、橋の下にいろんな屋台が出ていました。お客さんでいっぱいです。

ホットドッグや甘いドーナツなどの軽食、ワイン・カクテル・コーヒーなどの飲み物が販売されていました。

 

 

しばらく歩いていると、次の橋の下には古本のマーケットがありました。

ピーターラビットの可愛い絵本や、ハリーポッターシリーズの小説。センスのいいカバーばかりです。

 

 

歩いているうちに暗くなってきました。イギリスの冬の日照時間は日本に比べて短く、すぐに暗くなってきます。

歩行者専用の橋、ミレニアム・ブリッジが明るく光っています。橋を渡った先にはセント・ポール大聖堂。

せっかくなので夜のミレニアム・ブリッジを渡ってみました。

 

セント・ポール大聖堂 St. Paul’s Cathedral

 

渡った先には大聖堂が見えます。高さ約111m、てっぺんは近づきすぎると見えなくなりそうです。

 

 

セント・ポール大聖堂。近くで見るとかなり大きく、壮大・華麗です!

英国国教会の教会であり、外見だけでなく内部も壮大な作りになっているそうです。直径34mのドームの天井画が圧巻。チャールズ皇太子とダイアナ妃が結婚式を挙げた教会としても有名です。

地下には納骨堂があり、ナポレオン戦争やトラファルガー海戦で活躍したネルソン提督の記念碑もあります。カフェ・レストラン・お土産ショップもあるそうで。次回は開演時間に来て中も見学したいと負います。

 

 

 

歩き疲れたので、パブで休憩。お酒好きな夫婦だと、カフェで休憩ではなく飲んで休憩になってしまいますねw

英国クラフトビールの「アイスブレイカー」「ヘレス」を1パイントずつ注文。二人でくると色んな銘柄をシェアして飲むことができます。

 

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ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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