【イタリア観光】ミラノ大聖堂(Milan Cathedral)見どころ紹介

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イタリア、ミラノの街のシンボルである、世界最大級のゴシック建築「ミラノ大聖堂(Milan Cathedral)(イタリア語で”Duomo di Milano”)」

実際に行ってきましたので、ミラノ大聖堂の見どころ、歴史、入場料、建築、ステンドグラスなど、写真と共に詳しく紹介いたします!

 

 

ミラノ大聖堂って?

ミラノはイタリア北部のロンバルディア州にある大都市。ファッションの中心地であり、イタリアの証券取引所がある金融街でもあります。

そんなミラノの街のシンボルである「ミラノ大聖堂(Milan Cathedral)(イタリア語で”Duomo di Milano”)」

都市の中心にあるドゥオーモ広場にある、世界最大級のゴシック建築(12世紀後半に流行したフランス発祥の建築様式)です。

全長158m、幅92m、高さ108m。ドゥオーモの体積はフランスのボーヴェ大聖堂に次いで世界で2番目で、広さもバチカンのサン・ピエトロ大聖堂に次いで2番目なのだそうです。

500万人のカトリック信者がいる世界最大の司教区であるミラノの大聖堂です。

 

1386年に着工し、宗教改革による中断を経て400年の歳月をかけて、1813年に完成。

設計にはレオナルド・ダ・ヴィンチや、イタリアの盛期ルネサンスを代表する建築家であるドナト・ブラマンテも関わっているという、芸術・美術的にも評価が高い建築物です。

 

1965年に、尖塔・ステンドグラスなど全ての装飾が仕上がりました。

ミラノでは、決して終わらないものを指して「ドゥオーモの建設の様に長い」という言い回しがあるそうです。

第二次世界大戦中の1943年にミラノは爆撃を受けましたが、この建物は連合国側の判断で爆撃を逃れました。

 

営業時間は、毎日9~19時。入場チケット料金は、15ユーロ(+手数料1ユーロ)でした。

チケット料金は内容により様々で、大聖堂内部だけでなく、屋上に上ることができたり。さらに屋上に登る際に階段を利用するか、エレベーターを利用するかでもチケット料金が異なります。

詳細はホームページでご確認ください。ミラノ大聖堂のホームページはこちら<https://ticket.duomomilano.it/en/>

 

チケットは3日間有効で、チケット内容の各エリアに1回ずつ入場することができます。

神聖な建造物・場所であるため、入場する際のルールがしっかりと決められています。

ノースリーブ・ショートパンツ・ミニスカートでは入場することはできませんので、夏場は服装にご注意ください。また、建物内での飲食は禁止、ガラス製品・陶器製品・鋭利なものは持ち込み禁止です。入り口のセキュリティチェックで、バッグ・リュックサックの中身を見せる必要があります。

 

また、8ユーロ追加(事前オンライン予約であれば6ユーロ)で払えば、各国言語に対応した音声ガイド機器をレンタルすることができます。日本語翻訳もありました。

音声ガイド機器をレンタルする際は、盗難防止のため、身分証明書(パスポート)を代わりに預けることになります。

 

ミラノ大聖堂があるドゥオーモ広場の北には、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世にちなんで名づけられたアーケード「ガッレリア」があります。

東京ディズニーランドのワールドバザールのモデルと言われています。たしかにそっくりですね!

 

 

大聖堂の見どころ

ファサード

ファサード(建物の正面から見た外観)は、イタリアの建築家・画家のペッレグリーノ・ティバルディの指揮の元、16世紀末に着工。

17世紀半ばごろまでにファサード下部のみが完成しました。そこから、設計案の論議・設計の変更などを数回重ね、建設作業はゆっくりとしたペースで進みます。

その後、1813年にミラノ公国を征服したナポレオン・ボナパルトの命令により、フランスの資金の援助もあり、急ピッチで完成させられました。あまりにも急いで完成させたため、上部に構造状の問題が発覚し、ファサードの完成についての議論が再燃することとなりました。

 

ミラノ大聖堂の建築資材である美しい大理石は、マッジョーレ湖に近いカンドリヤ採掘場から採掘したものです。

資材の運搬には水路を利用し、大理石は大聖堂建設現場からわずか数百メートルの場所にあるラゲット港に運ばれていました。現在も、ラゲット通りという名のストリートがあり、名前が残っています。

ミラノ大聖堂の建設用の大理石材には、”ミラノ大聖堂建設用”ということを意味する”AUF”という文字が書かれており、その印をもって水路の通行料は無料になっていたそうです。現在でも、ロンバルディアで、無料という意味で”A ufo”という表記が使われているそうです。

 

 

中央扉

中央扉は、花・果物・動物のモチーフの装飾、聖母マリアの喜びと苦痛を描写しているブロンズの大きな扉です。

1906年に完成した、このリバティ様式(1950年代にイタリアのミラノを中心に興った地域主義的な建築)の扉は、ミラノ出身の彫刻家ルドヴィコ・ポリアーギ(Lodovico Pogliaghi)の作品です。

第二次世界大戦中に、ミラノが爆撃を受けた際の損傷が残っています。

 

 

リュネットの薄肉彫り

ミラノ大聖堂の扉口の上部のリュネット(壁面の半円形の部分)には、イタリアの画家・彫刻家のジョヴァンニ・バッティスタ・クレスピのデッサンに基づいてデザインされた、旧約聖書の女性に捧げられた薄肉彫りがあります。

「薄肉彫り」とは、浮彫りの方法の1つで、絵模様を薄く板面に浮き上がらせて彫る方法のことです。硬貨にも施されたりします。

 

ファサード中央のバルコニーにある彫像は、イタリアの彫刻家パチェッティによるもので、ニューヨークの自由の女神像は、パチェッティの像からアイデアを得たと言われています。