【イギリスの赤提灯】英国パブに行ってきました

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妻ゆーこです。

イギリスと言えば、英国式パブ」「ビール。英国暮らしを開始して初めて夫婦で行ってきました。

注文の仕方、ビールの種類、パブでの食事など、写真と共に紹介します。

 

 

 

 

パブとは

パブとは「イギリスの赤提灯」。

職場の人や常連さん達と、お酒を飲みながらおしゃべりを楽しむ場所です。

パブは正式には「public house」といい、もともとはビールを販売している市民のダイニングルーム、会員制のクラブではなく誰でも入ることができる場所を指しているようです。

 

夜はサッカーを観戦しながらビールを飲むお客さんでにぎわっています。昼間からビールを飲んでいる人も多いですw

繁華街、ビジネス街、住宅街という場所を問わず、パブはロンドンのどこにでもある印象です。

イギリスでは「すべての公共施設」、パブやレストランでも全面禁煙です。

ちゃんとした禁煙エリアでないと、飲みながら吸うことは違法・罰金になってしまうので注意が必要です!

店の外のテーブルは喫煙スペースになっていることが多いです。

 

パブの営業時間は、11:00~23:00がほとんどです。日曜が休みのお店もあります。

 

 

店内の雰囲気

 

 

 

カウンターの席以外にも、テーブル席がたくさんあります。

テーブルとイスも可愛いらしく、素敵な雰囲気です。

 

 

ビリヤード台が置かれているプレイルームもあるようです。

 

階級社会だったイギリスでは、パブの内部は2つ以上に分けられている事がしばしばあるのだとか。

労働者階級用の空間(パブリック・バー)と中流階級以上の客のための空間(サルーン・バー)は区切られていて入り口も別につけられていたらしいです。

現在ではこうした区別は廃止されていますが、古いパブではその名残である間仕切りなどを見ることができます。

 

 

巨大スクリーンには、サッカーの試合がLIVEで上映されていました。

PKの時は店中がじっと見守り、外すと大ブーイングですw

 

ローカルなパブだと常連客が多く、ちょっと浮いてしまうこともあります。観光客が多い市内のパブの方が入りやすいです。

 

 

 

注文

ビールの注文方法は1パイントpint(568ml)か、半パイントの2つがあります。

カウンターで注文し、その場でお金を支払います。後でまとめてレジで支払うのではなく、注文する都度清算するようです。

キャッシュ・オン・デリバリーcash on delivery)という様式。

チップは必要ありません。(食事をした場合は、サービス料やチップがかかることもあります。)

 

2人でパブに行き、ビールを2杯注文した場合、合計額を言われます。割り勘ではなく、どちらかが代表して支払います。

これは、バイイング・ア・ラウンドbuying a roundと呼ばれる「パブでの飲み代金は交代で支払う」という暗黙のルールがあるらしく、割り勘で支払うことはまず無いそうです。

 

英国では割り勘は「オランダ式(ダッチ・アカウント)」と呼び、けち臭いというニュアンスがあるようです(;・∀・)

 

 

 

 

 

飲み物の種類

ビールひとつとっても多種類あります。

いかにもイギリスのビールという感じがするのは、上面発酵のエールaleです。日本のビールは下面発酵のラガーlagerが多いですよね。

 

エールとラガーのはっきりとした違いは、温度と炭酸の強さです。

キンキンに冷えて、炭酸が抜けないうちに飲んでしまう日本のビール(ラガー)に対して、

エールは10度~常温くらいが適温で、炭酸が弱く炭酸が苦手な人でも飲みやすいです。

 

エールはまろやかでコクがあるので、おしゃべりしながらチビチビ飲むのにぴったりです。

 

エールの種類

銘柄が多く、品揃えはパブごとに異なります。

 

アイピーエー IPA

India Pale Aleの略称。アルコール度数は5.5~7.5%。

インドにビールを輸送するために作られたため、日持ちするように作られており、ホップ多めで香り・苦味が強いです。

 

 

ペールエール Pale Ale

アルコール度数は4.5%~6.2%

黄金色・赤茶色、華やかな香りが特徴的です。

 

 

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スタウト Stout

黒ビールです。ギネスGuinnessが有名。

 

 

ビター Bitter

英国パブで飲まれる代表的なビール。

アルコール度数は銘柄により異なりますが、まろやかでフルーティーな香りのものが多いです。

写真のロンドンプライドが有名です。

 

ロンドンプライドは、ロンドン西部にあるフラーズ醸造所というブルワリーが醸造しています。

 

ロンドンプライドという名前の由来は、サキシフラガ・ウルビウムという花の名前からだそうです。

1940年代第二次世界大戦中に、ナチス・ドイツがイギリスに対して行った空襲(ロンドン大空襲)。

爆撃された土地を回復し、芽が出る様子をある作曲家が「ロンドンプライド」という愛国唱歌として作曲。ロンドン市民の象徴として知られるようになりました。

 

ビールグラスの絵は町の様子が描かれているように見えます。復興した街をイメージしているんでしょうか…

 

ビールやその土地の歴史を勉強しながら、飲むと楽しいですね~♪

 

そんなロンドンプライドをはじめ、数々のビールを醸造しているフラーズ醸造所の見学ツアーに行ってきました。

数十種類も試飲させてもらえて楽しかったです!

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ビールだけでなくウイスキーやワイン、ジントニックなどのカクテルも注文できます、

イギリスと言えば、アイラ島のウイスキーや、ロンドンで製造されているジンのタンカレーなども有名ですよね!

 

アイルランド・アメリカ産のウイスキーは「Whiskey」、スコットランド産は「Whisky」で別名をスコッチ。

発音は同じでも、つづりが違うようです(;・∀・)

 

アイリッシュ・コーヒー Irish coffee

アイルランド産のウイスキーと、コーヒー、砂糖、クリームを混ぜたカクテル。

本場のパブで飲むアイリッシュコーヒー、一度飲んでみたいです!

 

ウイスキーマック Whisky Mac

ウイスキーにジンジャーとワインを混ぜたカクテル。冬に飲むカクテルだそう。

 

 

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パブでの食事

パブはお酒を飲むだけの場所ではなく、ランチ時はしっかり食事も楽しめます。

美味しくグルメな料理を売りにしているパブもあります。(ガストロ・パブと呼ばれる)

 

定番のフィッシュ&チップス、パイ、ハンバーガー、ピザなどが多いですが、パブによってはサンデーローストを出している店もあります。

サンデーローストとは、日曜日のランチ時に出されるロースト肉(ビーフ、チキン、ラムなど)のことです。

お酒が飲めない人でも、英国パブの雰囲気を味わうことができていいですね(^^♪

 

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フィッシュ&チップス

パブメニューとして有名ですが、フィッシュ&チップス専門店もあります。

魚はタラの身が使われていることが多いです。チップスは日本でいうところのフライドポテト。

熱々のサクサク、予想以上に美味しいです!

 

ただ一食分がかなり多く、油がたっぷりのため、胃にはずっしりときます…

ランチに食べて夜までお腹が空きませんでしたw

 

最後まで美味しく完食できてよかったです。

老後の楽しみにと取って置いたら、胃もたれして食べきれなかったと思うので、これは20代で経験して良かったことの一つになりました(;・∀・)

 

夫はステーキパイを注文。パイ生地はサクサクモチモチ。マッシュポテトの味付けも美味しいです。

 

 

日曜であればサンデーローストもあります。(毎日メニューにあるパブもあります)

サンデーローストとは、ローストしたお肉と野菜とヨークシャープティングを一つのプレートに乗せて、上からグレービーソースをかけたイギリスの伝統料理です。

お肉は、牛・豚・鳥・ターキー(七面鳥)・ガモンハム・ラムなど様々。好みのお肉をいくつか選んだりもできます。

サンデーローストではなく、carveryという名前でメニュー表に乗っていることもありますが、内容は同じような感じです。

carvery…客の好みに応じて肉を切り分けて出すレストラン

 

このように、取り分けてくれます。

お肉は柔らかく、グレービーソースの味も日本人好みだと思います!

 

 

ヨークシャープティングもどん!と乗っかっています。美味しい!

 

「イギリスの料理は美味しくない」と聞いて、食べたことも無いのにそのイメージを強く持っていました。

しかし、フィッシュ&チップスもヨークシャープティングも美味しいです。(うなぎゼリーなど、本当に美味しくなさそうな料理もありますが…w)

現地のパブで、イギリスのクラフトビール・地元のお客さんとおしゃべりしながら食べると美味しいし、かけがえのない思い出になっています。

 

札幌ラーメンを「あぶらでギトギトしている!」と批評する人もいます。

しかし、あのスープの厚い油膜は、ラーメンの熱が逃げないようにという目的があります。寒い地域でも最後まで温かく美味しく食べるための工夫なんですね。

 

現地で食べると美味しいもの、って世の中に結構あるんじゃないかな?と思いました。

 

 

だいたいいつ行ってもサッカーの試合が生中継されています。

 

 

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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