1942年創業の老舗、エリザベス女王御用達のコーヒー・紅茶のお店。初代社長はコーヒー・マンの称号を持つコーヒーの権威だったとか。
ロンドンのH.R.ヒギンス(H.R.Higgins)の店舗に行ってきましたので、写真と共に紹介します。
【Location】
79 Duke St, London W1K 5AS
東京の人形町にも店舗があります。
【Location】
日本、〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2丁目25−4
お店の歴史
1942年創業、初代社長ハロルド・リーズ・ヒギンスさんはコーヒー・マンと言う称号を授かるコーヒーの権威。当時、コーヒーは食料雑貨店で砂糖や小麦粉などと一緒に売られており、コーヒー専門店はありませんでした。1987年から2代目社長のトニー・ヒギンスさんが、オリジナルブレンドの紅茶販売を始めました。
”ファミリーの手によって一つ一つ丁寧に手作りで…”という物つくりへのこだわりは、現在の3代目社長デーヴィッド・ヒギンスさんにも着実に受け継がれ、高い品質と優れたサービスは非常に高い評価を得ています。
1979年に英国会社として初のコーヒーの英国王室御用達店に指定されました。女王陛下からのご注文があると、バッキンガム宮殿に直接持参してお届けしているそうです!
英国王室御用達…特定の会社や商店が最低3年間の継続した納入を通じ、変わらぬ品質と高いサービスの提供実績が極めて良好であると認められた結果授けられるもの
イギリスのほぼ全ての会社が目標とする「ロイヤル・ワラント(御用達店としての資格)」その会社の商品が一流であることの証明です。
このロイヤル・ワラントを持つ会社・お店は、女王陛下・英国王室の紋章を商品などに使うことを許されます。一口に英国王室御用達といっても、使用されている紋章が異なることがあります。それは、その商品を納入している王家ごとに紋章が異なるからです。
お店まで
最寄り駅はBond Street。電飾やイルミネーション、11月ですがすでにクリスマスの装飾です。
オックスフォードストリート沿いにしばらく歩き、道を一本入ったところに店舗があります。建物・街並みも素敵ですね。コーヒーを買いに来ただけなのに気分があがります。
地下にはカフェもあるようです。
店内の様子
店内はコーヒーの良い香り!入口すぐにはテイクアウェイ用のカウンターがありました。
コーヒー豆・紅茶葉は量り売りと、すでに個包装されている2種類あるようでした。
歴史を感じる写真、英国王室御用達であることがわかるような女王陛下の写真が壁に飾ってあります。
地下のカフェへの入口。
階段の下には、目がちかちかするような床。お気を付けください…(;’∀’)
午前11時くらいに伺いましたが、地下のカフェはそれほど混んでいませんでした。座席は8つほどのテーブル席、3つほどのお1人様用の席があり、広々とした感じです。
少しですがパンやタルトもありました。
メニュー表。エスプレッソは2.5£(380円くらい)、カフェラテ3.3£(500円くらい)
英国王室御用達といっても、びっくりするほど高いわけでもないのですね。コーヒー専門店で席に座って飲めると考えると、妥当な価格かもしれません。
世界中のバリスタからも評価が高いHARIOのV60フィルターを使ったコーヒー(4£)を注文
HARIO株式会社は、コーヒー器具で有名な日本の会社です。(我々夫婦、コーヒーは詳しくないため初めて知りました。)写真にあるガラス容器もHARIOのものですね。
英国王室御用達のコーヒーのお店に、わざわざ「HARIOのものを使ってます!」という商品があるなんて、日本人として誇らしくなりますね(^^♪
こちらはマキアート
コーヒーの良い香りが漂う店内の壁には、コーヒー屋さんらしい写真や絵が飾られており、味だけでなく雰囲気も素敵でした。
H.R.ヒギンスは日本にも店舗があります。(東京人形町店、神戸店)オンラインショップもあるようなので、気になる方はぜひチェックしてみてください♪
H.R.ヒギンス、日本のホームページ↓↓