イギリス産の牛タンを丸ごと1本買ってみました。
自力で捌いて食べてみると、日本のコストコで買うアメリカ産牛タンブロックよりも、柔らかくて美味しいです!そして、脂身が多くて柔らかく美味しい上に、お値段も安い!
英国産牛タンのお値段・調理方法・作った料理を紹介します。
精肉店で牛タンをゲット
牛タンを発見したのは、個人経営の街の精肉店(ブッチャー)です。
ロンドンの大きいマーケットだと、バービカン駅近くのスミスフィールドマーケットや、フラムブロードウェイ駅近くのノースエンドロードマーケットでも見かけました。
ラムチョップやステーキ肉は、TESCOやMorisonsなどチェーン店のスーパーで買う方が安いですが、精肉店には普通のスーパーのお肉コーナーに並ばないような商品があります!
英国産牛タンのお値段は、1kgあたり10.99ポンドでした。1ポンド162円という現在のレートで計算すると、1,780円/㎏です。
日本のコストコでアメリカ産牛タンを買うと、4,500円/㎏です。比べてみると、英国産の牛タンは、日本で買う米国産牛タンの半分以下で買えるほど安いですね!
真空パックされた状態で販売されています。消費期限は1週間ほどでしょうか。
牛タンは英語で「Ox tongue」または「beef tongue」と呼ばれます。
牛タン丸ごと1本のさばき方
精肉店で販売されている牛タンは、丸ごと1本!迫力があります(*_*;
まな板からはみ出すほどど大きさです。
YouTube動画で解説されている牛タンの捌き方を見ながら、見よう見まねですが素人でもさばくことができました。
手順は以下の通り。
- タン下を切り取る
- 皮をはぐ
- タン元・タン先などの部位ごとにカット
慣れるまでは皮をそぎ落とす作業に苦戦しました。うまくそぎ落とすコツは、包丁をしっかり研いでおくことだと思います。
それでも、牛タンの皮はぎに苦戦する場合は、「一度冷凍させてから、半解凍の状態でカット」するとやりやすいそうです。
タン元の方が高級部位で、脂が多くのっています。タン元からタン先にかけて、脂身が少なくなり歯ごたえが固くなっていきます。
タン元はこちら。
柔らかく脂身が多い、いわゆる上タン。厚切り牛タンにしても美味しかったです!
ちょっと良い焼肉屋さんで出てくる上タンのような見た目をしています!
タン中はこちら。タン元に比べると、脂身・サシが少なく、赤っぽい見た目をしています。
作った料理・食べてみた感想
我が家で作った牛タン料理をご紹介します。
ネギ塩牛タン
焼いただけのシンプルな食べ方です。タン中までは美味しく食べられますが、タン先になると堅さが気になります。
ネギ塩ダレは、ねぎ・レモン汁・ごま油・にんにく・ショウガ・コショウ・塩で作りました。どれもイギリスのスーパーで手に入る調味料です。
ショウガ・にんにくのペーストはこちらの瓶詰めの商品がおすすめです!クセが無く、日本で売ってるチューブタイプのものに近いです。
脂身が多いタン元は、ぶ厚くカットしても美味しく食べられます。
イギリスのスーパーで手に入る日本調味料については、こちらの記事で紹介しています↓
牛タンだけでお腹いっぱいになるという、贅沢なお家焼肉です。
牛タンシチュー
焼くだけでは堅い食感が気になるタン先は、圧力鍋でじっくり煮込んだタンシチューにしました。
にんじん・じゃがいも・玉ねぎなどは、日本に比べるととっても安いですよね。重宝する節約野菜です。
シチューの味付けには、赤ワイン・ケチャップ・ウスターソース・パプリカパウダーを使ってみました。日本の市販ルウが無くとも、意外と自力で作れちゃうものですね!
以上、英国産牛タンの紹介記事でした。
日本のコストコで買うアメリカ産牛タンブロックよりも、イギリス産牛タンのほうが脂身が多く柔らかくて美味しいです!その上、半額以下とお買い得(^^♪
在英中のお家焼肉は、英国産牛タンにお世話になりそうです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
「イギリスでの日本食」関連記事はこちら。