【イギリスで日本食】ロンドンにある、日本のうどん屋さん3つ紹介

カフェ/レストラン
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イギリス・ロンドンで食べられる、日本のうどん屋さんに行ってきました。

チェーンの丸亀製麵・杵屋麦丸や、小規模経営のお店まで。お値段、味の感想を写真と共に紹介します。

 

丸亀製麺

実は、ロンドンにもあの讃岐釜揚げうどん「丸亀製麺」の店舗があります。

海外展開している「丸亀製麵」。2023年現在、イギリス国内には9店舗(リバプールストリート店、The O2店、カナリーワーフ店、ボンドストリート店など)を展開しています。

イギリスのみならず、アジア圏、アメリカにも店舗があるそうです。

 

おしゃれなパブやカフェが立ち並ぶ中、ロンドンのおしゃれな通りに突如現れる丸亀製麵。

 

木を基調とした内装です。

ぐにゃっと曲がった蛍光灯。うどんをイメージしているのでしょうか。

シンプルなかけうどん、釜揚げ、ぶっかけ(「BK」と表記されています)など日本でも一般的なメニューがあります。

ビーガン用のうどんもあり、さすがベジタリアン人口が多いイギリスだなぁと感心しました。

一方で、「Chicken Paitan」「Tonkostu」などのように、日本では馴染みの無いメニューもいくつかあります。

 

日本の店舗と同じ、写真食堂のように、おぼんを持って注文したものを受け取っていき最後にレジというスタイルです。

 

目の前でどんどん揚げていくスタイルも本家そのものです。

マネージャーらしき人が、天ぷらの揚げ方を厳しく指導している様子でした。

厨房に日本人らしき人はいません。海外展開できるようにしっかりマニュアル化しているんでしょうね~。

 

「Kake(かけうどん)」4.45£

「かき揚げ」2.45£、「Squid Tempura(いか天)」1.95£

日本に比べると価格は高いです。

外食に20%の課税がされているせいもあり、そもそも平均的な外食費が高いロンドンということを考えると、

お出汁がしっかりきいたスープの美味しいうどんを、綺麗な店内でテーブルに着いて食べられるので、めちゃくちゃ高いというわけでもないのかなと(;’∀’)

 

「一風堂」と同様に、ロンドン生活の心の支えになるかと思います!

 

その他メニュー、写真はこちらの記事で詳しく紹介しています↓

 

 

杵屋麦丸

1967年創業の日本のうどん屋さん「杵屋麦丸」。大阪に本社を置く飲食店企業ということもあり、うどんの出汁は関西風です!

透明な黄金色・昆布出汁の関西風おうどんを、海外でも食べられるのは、関西出身者にとっては嬉しいですね。

 

国内・国外への長距離列車が多く発着する大きな駅「セント・パンクラス駅(St Pancras International)」に店舗があります。

お出汁が好みなので、丸亀製麵よりも頻繁に利用させてもらっています。

 

イギリスの客層に合わせて、ヴィーガン対応・ハラル対応(宗教上の戒律があるイスラム教徒向けの食事)されたメニューもちゃんとあります。さすが海外展開をしている飲食店ですね。

シンガポールの麺料理「ラクサ(Laksa)」をうどんにアレンジしたメニューも!日本の店舗のメニューには無い、珍しいうどんもたくさんあります。

 

こちらも丸亀製麵と同じ、おぼんをもって最後にお会計の注文スタイルです。

 

かけうどん(6.7ポンド)

関西風ダシのうどん。とっても美味しいです。かけうどんですら1,000円以上なので、日本と比べると高いですが、ここはイギリスなので仕方ありません(*_*;

レジの近くに、トッピングのねぎと天かすが置いてありました。自由に取ることができるようになっています。

 

ざるうどん(5.95ポンド)

ネギ入りのつゆ。ゴマとしょうがが別皿でついてきます。

 

ちくわの磯部揚げ(2.9ポンド)、チキンカツ(2.8ポンド)

ちくわの磯部揚げは、イギリス暮らしだと家庭でなかなか作れないので、こちらで食べることができるのはありがたいですね。

チキンカツも満足感たっぷりの大きさです。

 

チキンカツといえば、ロンドンでは日本式のカツカレーが人気です。

日本にカレーが伝わったのは明治初期の頃、イギリスから伝わったといわれています。

イギリス人にとってのカレーは”インド式”のもの。元々イギリスにあるインド式カレーと区別するためなのか、日本式のカレーはたとえカツが乗っていなくとも”Katsu carry”という商品名になってたりすることもあります。

 

えび天おにぎり(3.4ポンド)

 

牛丼(12.95ポンド)

牛丼1杯で2,000円と日本円に換算しちゃうと高く感じますね(*_*;

他の日本食レストランやジャパンセンターでも食べられる定番メニューですが、個人的にこちらが特別だと思うのは「関西風の味付け」だからです。

他のお店だと関東風の牛丼なのですが、杵屋麦丸さんの牛丼は、甘いお出汁のきいた関西風の牛丼。高かろうと、関西出身の私はむせび泣きながら美味しくいただいております!(´;ω;`)

「吉野家より、すき家・松屋の方が好き」という方にはぜひおすすめしたいです。

 

ロンドンの日本食材店の「ジャパンセンター(Japan Centre)」については、以下の記事で紹介しています↓

 

 

Koya Soho

2010年にソーホーにオープンした日本のうどん屋さん「KOYA」。

先輩駐在員におすすめされたので行ってきました。ランチの時間帯を外したにもかかわらず、外まで大行列!人気のお店のようです。

 

メニューはこちら。小規模なお店のためか、チェーン店の丸亀製麵・杵屋麦丸と比べるとお値段はお高めです。

日替わりメニューもあるようです。麺類だけでなく、おつまみになるような小皿料理の種類が豊富ですね。

 

えび天うどん(13.1ポンド)

うどんと天ぷらは美味しいです。お出汁が薄い?ように感じました。塩分も薄く、全体的に水っぽいような感じで日本人には物足りないスープかなと思います。

グーグルマップの口コミを見ると、美味しいと高評価の人もいれば、「今まで食べたうどんで一番まずい」と酷評している人もおり、作る人によって出来栄えが違うのかも?と思ったり。

丸亀製麵や杵屋麦丸よりも全体的にメニューが高めなので、期待大でしたが残念(*_*;

 

牛丼(14.2ポンド)

味付けは関東風?のような醤油味が強い感じでした。

何より残念なのは、せっかくの薄切り肉なのに、ほぐされていなくてボソボソのブロック肉になっていること( ;∀;)

鍋に放り込んで最後までそのまま放置して出来上がったような出来栄え。薄切り肉を使っている意味がないのではと思っちゃいました。

 

今回は食べていませんが、もしかしたら、トウモロコシの天ぷら、角煮などの一品料理は美味しいのかもしれません。

うどんに期待をしすぎて行くとちょっとがっかりするかもしれません(*_*;

個人的感想は、申し訳ないですが「丸亀製麵・杵屋麦丸に行った方が、安くて美味しくて満足感高い」という感じです…。

 

以上、ロンドンのうどん屋さん紹介記事でした。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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