世界的なワイン生産地である、フランス・ボルドー。
そんなボルドーへ行ってきましたので、
見どころ観光名所・世界遺産・ワイン・フォアグラなどのおすすめグルメ・ホテル・旅費など、写真と共にご紹介します!
フランス・ボルドーってどんな街
フランス南西部、ガロンヌ川の河口にある港町「ボルドー(Bourdeaux)」。
三日月形に湾曲したガロンヌ川沿いの、ボルドーの歴史地区は「月の港」と呼ばれ、世界遺産に登録されています。歴史的な建築を残し、美しい景観が魅力的です。
ボルドーと言えば、ボルドーワイン。
一度は聞いたことがある”5大シャトー”がある、フランスでも最も広いブドウ栽培地域です。8,500を超えるシャトー(醸造所が付随したブドウ園を持つ生産者)が存在しています。
また、太平洋に面した立地であるため、レストランでは新鮮で美味しい魚介料理を楽しむことができ、高級食材フォアグラも日本では考えられないお手頃価格で楽しむことができます。
さらに、焼き菓子のカヌレの発祥地でもあり、有名店がいくつかボルドー市内にあります。
見どころ観光名所
ボルドー市内の中心地から、徒歩・公共交通機関を利用して20分以内にある観光名所を中心に紹介しています。
タクシーを使えば、シャトー見学・ピラ砂丘・教会などの、ボルドー近郊のその他の観光スポットへも行くことができます。
YouTube動画でも紹介しています。よろしければご視聴・チャンネル登録をお願いいたします(^^)/
街ブラの雰囲気は動画の方が伝わりやすいかと思います。
ブルス広場(Place de La Bourse)
ボルドーの中心地で、世界遺産「月の港」こと三日月形に湾曲した川沿いにある「ブルス広場(Place de La Bourse)」。
新古典主義建築の歴史的建造物が、現在も良い状態で保存されています。
夜の川沿いはライトアップされており綺麗でした。
完成したのは1749年と、歴史は300年ほど前にまでさかのぼります。ルイ15世のお抱え建築士によって設計されました。
広場中央には三美神の噴水があり、噴水を左右から囲うブルス宮殿には、現在商工会議所や国立税関博物館が入っています。
デュアンヌ通りを挟んで、ブルス広場の向かい側にあるのが「水の鏡(Miroir d’eau)」です。
フランス人の景観デザイナーであるミシェル・クラジュー(Michel Corajoud)が2006年に設計した、壮観な鏡のような水面、水鏡(ミロワール・ドー)。世界最大の面積を誇る水盤で、世界的に有名なボルドーの絶好の観光スポットです。
水の鏡は、朝の10時から夜の10時までの12時間、約10分間隔で「霧放出 → 水たまり → 水が引く」を繰り返します。張られる水の深さは数センチほど。
また、注意点としては、冬場(11月程~3月位まで)は、排水管凍結の恐れがあるので水は張られていません!
ピエール橋(Pont de Pierre)
ガロンヌ川左岸とバスティード界隈をつなぐ橋「ピエール橋(Pont de Pierre)」。
ナポレオン・ボナパルトの命令により、1822年に建設された、ガロンヌ川を渡るボルドーの最初の橋です。
特徴的な橋のアーチは17個あり、これは”Napoléon Bonaparte”の字数に合わせたものだそうです。
カンコンス広場(Esplanade des Quinconces)
ボルドーの街の中央にある、欧州一広いという「カンコンス広場(Place des Quinconces)」。
全体の面積は12万6000m²もあるそうです。サーカス・移動式遊園地・アンティークマーケット・なワイン祭り・ボルドー音楽祭などの、様々な催しが行われます。
写真中央の塔は、建築家ヴィクトル・リシュの作品である、高さ43mのジロンド派記念碑です。その他には、思想家のモンテーニュとモンテスキューの像もあります。
かつてこの広場には、ボルドーの要塞トロンペット城が建てられていましたが、19世紀初頭に取り壊され、現在の広場となりました。
【ワイン博物館】シテ・デュ・ヴァン(Cité du Vin)
2016年にオープンした、ワインをテーマにした複合施設「シテ・デュ・ヴァン(Cité du Vin)」。
不思議な構造の建物は、ブドウの木やグラスの中で揺れるワインをモチーフにして設計されているそうです。
ボルドーおよび世界中のワインについての歴史を学んだり、ワインの試飲を楽しんだり、展望台からはボルドーの街並みを見渡すことができます。
さらに、美味しいワインと食事を楽しめるレストランまであります。
入場料は大人1人22ユーロ。(お得なファミリーチケットもあります。)
ワインの試飲数やワークショップの内容によって、そこにオプション料金が追加されます。
詳細はシーズンによっても変わりますので、公式サイト<https://www.laciteduvin.com/en>でご確認ください。
館内は広く、見学の所要時間は3時間から半日ほどかと思います。また、日本語に対応したオーディオガイドのレンタルが可能なのも嬉しい所です。
【歩行者天国】サント・カトリーヌ通り(Rue Sainte Catherine)
ボルドーの中心をまっすぐに通り抜ける通り「サント・カトリーヌ通り(Rue Sainte Catherine)」。ボルドーの商店街、長いショッピングロードです。
歩行者天国となっており、カヌレ専門店、ブランドショップ、レストランやカフェなどが建ち並びます。
ボルドーは欧州の都市の中でも比較的治安が良い都市ですが、スリ・ひったくりなどの軽犯罪は発生しています。
人通りの多い通りでは、カバンを前に持つ・鍵をかける・周りを気にかける、などの防犯をして気を付けて歩くことをおすすめします。
使い捨てカメラ「写ルンです」でおなじみの富士フィルムの店舗がありました。
平成生まれの私、子供頃に使ったことがあり、懐かしい気持ちになります。
撮影し直しができないからこそのシャッターを切る緊張感、現像するまで写真を確認できないじれったさ。
自分のスマホで簡単に何度でも撮影できてすぐに確認できる令和の時代からすると、なんだか思い出深いものがありますね(;’∀’)
ボルドー国立歌劇場・大劇場(Opéra National de Bordeaux – Grand-Théâtre )
1780年開業の目を引く建物が、グラン・テアトル(大劇場)、ボルドー国立歌劇場です。
当時、パリで活躍していた建築家ヴィクトール・ルイによって設計された、新古典派建築の代表的な建造物です。コリント式の12本の柱、その上に9人のミューズと3人の女神像が並んでいます。
世界で最も美しい18世紀の劇場の1つとして知られており、エントランスホールの大階段は、パリのオペラ座パレ・ガルニエのモデルになっているそうです。
内部の見学ツアーを開催しています。ツアーの日程は、公演のリハーサルによって変更されることがあるため、公式サイトにて事前に確認・予約をおすすめします。
グルメ、ワイン、ホテル
今回は、フランス・ボルドーの見どころ観光名所を紹介しました。
次回、その②記事では
- 海鮮料理・フォアグラ!人気レストラン
- コスパ最強!ボルドーワイン委員会が運営しているボルドーワインバー
- カヌレの発祥地の、おすすめ有名カヌレ専門店
を紹介します!
ここまで読んでいただきありがとうございました。
現地スーパーで買ってみたもの・宿泊したホテル・交通事情・かかった旅費
などについては、その④記事で紹介しています。
その他、ヨーロッパ旅行ブログ記事はこちら↓↓