ドイツ・ベルリンの最古のパティスリー「Konditorei & Café Buchwald(コンディトライ&カフェ ブーフヴァルト)」。
1852年創業の老舗の名物バウムクーヘンはおすすめです!お土産にもぴったり。日本人の間でも有名なようで、日本人観光客もちらほら。
実際に行ってきましたので、料金、店内の雰囲気などを写真と共に紹介します。
ベルリンの有名なバウムクーヘン
ベルリン最古の老舗パティスリー「Konditorei & Café Buchwald」
1852年創業、ベルリン最古のパティスリーである「Konditorei & Café Buchwald(コンディトライ&カフェ ブーフヴァルト)」。
ベルリン中央駅から1駅の、”S-Bahf Bellevue”駅から徒歩5分ほどの静かな住宅街にあります。
営業時間は、11:00~18:00。毎月29日、30日がお休みです。
このお店の名物はなんといってもバウムクーヘン。
バウムクーヘン(Baumkuchen)は、ドイツ発祥のお菓子。Baum(バウム)が”木”、Kuchen(クーヘン)が”ケーキ”という意味です。
名前の由来は、「何度も生地を重ねて焼き上げることで、木の年輪のように見えるから」「もともとは木の枝に生地を何度も重ねて焼き上げたから」など諸説あるそうです。
かつては、プロイセン王宮から「宮廷御用達」の称号を与えられ、宮廷にも献上される王室御用達品でした。
代々家族経営のお店で、現在の店長は3代目。
その3代目のお母さんはバウムクーヘン職人で、この道50年以上!半世紀以上にもわたってこのお店でバウムクーヘンを作り、その技を極め続けています。
代々受け継がれる秘伝のレシピで、この先もバウムクーヘンが焼き続けられるのでしょう。
バームクーヘンは砂糖でコーティングされたものと、チョコレートでコーティングされたものの2種類があります。
バウムクーヘンだけでなく、55種類のタルト、フレッシュケーキ、チョコレート、アイスクリームなども販売されています。
店内・カフェ
店内は落ち着いた雰囲気。棚にはバウムクーヘンがずらっと並んでいました。
バウムクーヘンの賞味期限は2ケ月先までと、思っていたよりも日持ちするようでした。
お土産にもいいですね。砂糖やチョコレートがコーティングされているため、夏の暑い日以外であれば持ち帰ることができそうです。
クリスマス時期だったため、シュトーレンをはじめとしたクリスマス菓子も販売されていました。
ショーケースの中には、名物バウムクーヘンをはじめとした、華やかで美味しそうなケーキがいくつも並んでいます。綺麗!
店内のカフェで食べるよりも、テイクアウト・持ち帰りする方が0.5ユーロほど安いです。
せっかくなので、カフェで頂くことにしました。販売カウンターの奥にカフェスペースがあります。
カフェの方にも、ケーキのショーケースがありました。
どれも美味しそうで悩む…
落ち着いた雰囲気の、居心地の良いカフェです。
お客さんは家族連れや、ベルリンマダムたち。日本人観光客も少なくありませんでした。
メニューはこちら。店員さんは英語が話せたので注文はなんとかなりました。
ビールやワインなどのお酒も提供しているのですね。
コーヒーだけでも10種類ほどもあります(;’∀’)
ホットチョコレート。思ってた倍の量が来ました。
名物のバウムクーヘン(3.3ユーロ)。
クラシックなバウムクーヘン。詰まった感じでずっしりと重いです。マジパンが練り込まれているよう。
日本の専門店のバウムクーヘンと比べると、甘さ・バター控えめの優しい味わい。甘さのバランス、ずっしりとした食べ心地と風味がよく、いくつでも食べられちゃいそうです。
それにしても、一切れで3.3ユーロとはなかなかのお値段しますね(;’∀’)
というのも、ドイツではバウムクーヘンは日常的なお菓子ではなく、クリスマスや結婚式などの特別な日に食べる高級なケーキなのだそうです。
バウムクーヘンは、ドイツでは「ケーキの王様」と呼ばれています。
チョコレートでコーティングされたバウムクーヘン「Baumkuchentorte」(4.5ユーロ)。
先ほどのクラシックなバウムクーヘンよりも、こちらのチョコレートバウムクーヘンの方が店員さんおすすめとのこと。
チョコレートも甘さ控えめで、大人向けの味わいです。甘党さんはちょっと物足りないかも?しれません。
パリパリのチョコレートを割ると、中から黄金色の綺麗なバウムクーヘンの層が見えます。
「キーウ・トルテ」(4.5ユーロ)
ウクライナの首都キーウの名を冠したトルテ。紛争の収束、平和を願って作られたケーキなのでしょうか。
ベルリンの老舗パティスリーで、名物のバウムクーヘンを食べることができて大満足でした!ベルリン旅行の際はぜひ立ち寄ってみてください(*’▽’)
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