ピカデリーサーカス駅をぷらぷらと観光してきました。
このピカデリーサーカスを中心とした広大なエリアは、一般にウエスト・エンドと呼ばれています。セントラルロンドンの中でも一番の繁華街で、世界に名だたるショッピングストリートが集まり、毎夜数々の演目が上演される劇場街、レストランが多く集まっています。
観光名所のエロス像、ナショナルギャラリー、紅茶のTWG、中華街、オペラ座の怪人で有名なハーマジェスティーズシアターetc.
一日ではすべて見て回ることはできないくらい、観光名所やショップがたくさんあります。
地下鉄ピカデリーサーカス駅から出ると、綺麗な建物・街並みが目に入ります。
エロスの像
ピカデリーサーカスのサーカス(Circus)とは円形の広場のこと。エロスの像を中心としたロータリーになっています。いつもバスやタクシーで渋滞しています。
こちらの像の正式名称は、Shaftesbury Memorial Fountainというそうです。
事前活動家で博愛主義者のシャフツベリー伯爵を記念して建てられた像。
エロスの像から東の方へ行くと、TWGティーの店舗があります。
シンガポールの紅茶で、”The Wellness Group”の頭文字をとってTWG
1階はお茶を販売、2階はティールーム。スコーンには紅茶で作ったティーゼリーが添えられます。食事のメニューもあり、休憩にぴったりです。
茶器も購入できるようですね。
丸いこのティーポット。保温性に優れていて、最後まで温かい紅茶を美味しくいただけます。
紅茶がずらり!
フレーバー、ティーパック・茶葉、パッケージ、大きさも異なる商品がなん百と…選べませんね(;’∀’)
茶器はどれもそれなりのお値段がします。
同じくピカデリーサーカス駅から歩いて行ける距離にあり、紅茶・その他の英国お土産を買えるお店だと、「フォートナム&メイソン」がおすすめです。
ヒッポドロームカジノ
こんなに大きなカジノもあります。
中華街
オックスフォードサーカス、トテナム・コート・ロード、レスター・スクエア、そしてピカデリーサーカスの4つに囲まれた四角の地域のことを「ソーホー(SoHo)」と呼びます。
昔、この辺りは狩猟場で「SoHo(獲物を見つけた時の合図の声)」という声がよく聞こえたから、そう呼ぶようになったのだとか。
この地域には中華街があります。中華レストランと中華食料品店がずらりと並び、ここがロンドンであることを忘れてしまいそうです。
広場では韓流アイドルの曲で、ダンスパフォーマンスが行われており、人が集まっていました。
ロンドンの日本食品店「ジャパンセンター」もあります。
別記事にまとめています↓
演劇のメッカ、ロンドン。トラファルガー広場周辺には、たくさんの劇場があります。
ハー・マジェスティーズ・シアター(Her Majesty’s Theatre)
「Her Majesty」は「女王陛下」という意味。
1705年に”Queen’s Theatre”という名前で設立されましたが、英国君主の性別が変わるたびに名前を変えていたそうです。
有名な作品「オペラ座の怪人」をはじめ、オペラ、ミュージカルの数々の傑作を上演し続けています。
エンパイア劇場(Empire)
ウィンダムズ劇場 (Wyndham’s Theatre)
その他にも、シアター・ロイヤル・ヘイマーケット、イングリッシュ・ナショナル・オペラなど、歴史ある劇場があります。
セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ協会(St. Martin-in-the-Fields)
1724年に設立されたこちらの教会
日によっては、小規模なクラシックやジャズのコンサートが行われています。地下にあるカフェもおすすめです。
ナショナル・ギャラリー(The National Gallery)
コリント式列柱のある巨大な玄関、全長140mの古典主義の建物。世界最大の美術館のひとつであるナショナル・ギャラリー。
展示品の数は約2万点!
1824年に実業家が収集した絵画を、当時の首相が買い上げて公開したのが始まりとされています。正面から見て左上の部屋は、映画007のロケに登場した部屋だとか。
ナショナル・ギャラリーの前には、芸術家の作品がありました。格式高い建造物が多い中、この作品はかなり目立ちますね。
ネルソン提督の像
高さ44mの円柱の上に立つ、イギリスの英雄ネルソン提督
1805年のナポレオン率いるフランス軍との戦い(トラファルガーの海戦)での、イギリス軍の勝利を記念して作成されました。
台座の周りには4頭のライオンと、4つのレリーフがあります。
レリーフには戦の様子が描かれています。このレリーフはフランス軍の大砲を溶かして造られているとか…(;・∀・)
4つのレリーフ
ナショナル・ギャラリーや、ネルソン提督の像があるこの広場は、トラファルガー広場と呼ばれる観光地。
地元の人は寄り付かず、観光客であふれています。
週末にはちょっとしたイベントが開催されていることもあります。
名のある観光名所でなくとも、街はイギリスらしいもので溢れています!
英国パブ
”~ARMS”という名のパブはたくさんあります。が、チェーン店というわけではありません。
Arm=紋章。昔はパブの看板に、その地域の貴族または地主の紋章を使っていたからだそうです。
BEARの名の通り、くまが看板になっているかわいらしいパブもありました。
まだお昼すぎですが、テラス席までビールを飲むお客さんでいっぱいです。
ジャパンセンター前のパブ
クリスマスのイルミネーション
クリスマス時期になると駅周辺・ピカデリー通りは、豪華なイルミネーションが登場します
レスター・スクエアのクリスマスマーケット。入場制限をしているのか、入口付近から大行列です!
高級そうな食料品店。装飾が目を引きます。
おもちゃ屋さん。ハリーポッター風のディスプレイが豪華でさすがイギリスだなぁと。
目的地なしでぷらぷらと散歩しても、面白い発見がありそうですね♪
【その他、ロンドン散歩・観光の記事】
ここまで読んでいただきありがとうございました。