イギリスの陶器ブランドの「エマ・ブリッジウォーター(Emma Bridgewater)」
ハンドメイドの、カラフルな水玉模様の陶器で有名です。
工場まで行ってきました。カフェや、お得なセカンド(二級品)商品、絵付け体験などの様子を紹介します。
エマブリッジウォーター(Emma Bridgewater)
1985年に設立された英国の陶磁器メーカーで、創業者のエマさん(Emma Rice、旧姓Bridgewater)にちなんで名付けられました。彼女と彼女のご主人マシューさんの夫婦で運営されています。
水玉模様の代表作「ポルカドット柄」で有名な「エマブリッジウォーター」は、200年以上の歴史を持つ技法で、ひとつひとつハンドメイドの陶器を専門としています。
手作業で絵付けをしているため、作品ひとつひとつの絵柄は微妙に違います。
初年度の売り上げは約30,000ポンドでしたが、2010年には1100万ポンドとなり、180人の従業員を抱えるまでに。英国に本社を置く陶器メーカーとしては最大級の規模を誇るそうです。
創業者のエマさんは、お母さんのお誕生日プレゼントにカップ&ソーサーを探したところ、好みのものが見つけられませんでした。
イギリスの家庭にあるようなシンプルな食器を探していた彼女、「無いならば自分で食器を作る」ということにしたのがきっかけだそうです。
スポンジを使ってスタンプするスポンジウェアと、
「Birdsシリーズ」と呼ばれる、エマさんのご主人のマシューさんが伝統的な技法で描く鳥や動物のイギリスの自然の絵柄が魅力的です。
1985年の創業以来、デザインのアイデアは、ご夫婦と4人の子供たちの日常生活からインスピレーションを得て制作されています。ガーデニングなどの田舎の暮らしが大好きな二人の思いが、デザインにあふれています。
工場に行ってきました
エマ・ブリッジウォーターの工場はイングランドにある陶器の里、ストーク・オン・トレント(Stoke-on-Trent)にあります。
Lichfield St, Hanley, Stoke-on-Trent ST1 3EJ
最寄り駅のストーク・オン・トレント駅には、ロンドンからはユーストン駅から電車を利用して約2時間で着きます。
チケット料金は片道40ポンドちょっとでした。
駅から工場までは、バスで16~23分(それぞれ乗り換えによりバラつきがある)、徒歩で24分です。
工場の周辺はこんな感じ。カフェやレストラン、スーパーはほとんどありません。
Youtube動画でも紹介しています。