夫のレージです。
先日、妻ゆーこさんのお誕生日で、静岡・伊東にある「ふたり木もれ陽」に宿泊してきました。
この記事では、大満足の夕食・朝食について書いております。
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圧倒的ルームサービスはこちら。
ディナー
完全個室です。”静岡の旬の食材×フランス料理”を大切な人と気兼ねなく楽しめます!
11月とある日のディナー内容です。エビ・フォアグラ・クエ・サーロインステーキ…
とても贅沢です!
ルームサービス同様、飲み放題でした。(飲みすぎ注意!)
飲み放題で(スパークリングワインではなく)シャンパンがあるのは嬉しいですね!
小前菜 青柳
青柳の弾力が強く存在感◎。
蕎麦粉の生地にエシャロットが添えてあり上品な前菜でした。
フレンチには珍しく”箸で召し上がれ”とのことでした。
自家製のパン。これだけでパクパク食べてしまうほど美味しかったです。
前菜1 海老三昧(赤座手長海老・本海老・桜海老)
見た目が美しい海老三昧です!ローズヒップのソースが映えます!
一皿の料理で、3種類の海老を、3種類の調理法で楽しめます!
赤座手長海老はボイルされ、弾力が強くうまみが凝縮されてます。
本海老は生でねっとりした舌触りで海老本来の濃い味を感じます。
桜海老は素揚げで香ばしいです。
さりげなくキャビアなんかも乗っちゃってます。
前菜2 北山農園のお芋とフォアグラ
3種類の芋(ノーザンルビー・シャドークイーン・グランペチカ)が鎮座してます。それぞれで色が違い、見た目も楽しいです。
オーガニック野菜で有名な北山農園から仕入れがされているとのこと。
ほくほくの芋たちに、なんと、フォアグラの冷製パウダーが振りかけられました…!
芋の温度でパウダーが溶けて、この通りです!
芋本来の香り・味も楽しみつつ、もはや液体となったフォアグラの香りが鼻から抜けて◎です。
(番外編) 伊勢海老料理(地域共通クーポン6,000円分)
伊勢海老のポワレ*です。
*現代では、ポワレ鍋(フライパン)に油脂をひき、表面をカリッと中身をふんわりした感触に具材を焼き上げる手法を指している。(Wikipediaより)
ブリンブリンの伊勢海老の身は当然美味として、ソースがとても濃厚でした。
聞くとペルノソース**に伊勢海老からとったソースが配合されているとのこと。
伊勢海老に伊勢海老をかける、そんなTHE伊勢海老料理でした。大満足です!
**ペルノソースは魚介の料理に良く合うとされてるソースで、名前の由来はお酒の「ペルノ」から来ています。ペルノはお酒の種類の名前ではなく、ペルノ・リカールという会社の「ペルノ」という商品名で、ジャンルとしてはアニス酒になります。アニスリキュールのペルノは、アニスや複数のハーブとスパイスで作られるかなりインパクトのある薬草系のリキュールです。(Dining Advances’ Development Inc.のHPより抜粋)
魚料理 伊東港 クエと小豆島産のグリーンオリーブ
地元でとれたクエを贅沢にコンフィ***に。オリーブは見た目の可愛さだけでなく、オイリーで香り高かったです。
***フランス料理の調理法であり、各種の食材を風味をよくし、なおかつ保存性を上げることのできる物質に浸して調理した食品の総称である。食肉をコンフィに加工する場合、油脂に素材を浸し、揚げ物にするよりも低い温度でゆっくりと加熱して調理する。(Wikipediaより)
お皿も温められており、細かいところにもこだわりを感じます。
肉料理 厳選和牛 サーロイン 炭火焼
厳選和牛が輝くテールソースの中で王者の存在感を放っています。
側近のキノコのタルトは香りが凝縮されており、キノコを食べているよりもキノコっぽかったです(伝わって欲しい)。
クエ料理からパワーアップして、皿は結構熱かったです…。笑
本当に細部にまでこだわりを感じます。
”厳選和牛の上質な脂”・”テールソースのコク”・”ワサビの香り”
これらが完ペキに調和しており言うことなしです!!
ワサビは地元静岡産とのこと。知らなかったのですが静岡はワサビ栽培の発祥の地とのことです。
デザート1 梨・塩麹・柚子
「ちょっとお腹いっぱいになってきたなー」と思っていると、スタッフさんから「お部屋で召し上がりますか?」とのご提案が!おもてなしの鑑です…!
ルームサービスで食べすぎたこともあり、スタッフさんの提案に甘えてお部屋で楽しむことにしました。
デザートは柚子のシャーベット。
しかしただのシャーベットではなく、梨のみずみずしさ+塩麹の塩味がアクセントとなり病みつきです。
このシャーベットを使った”わんこシャーベット”なる競技があれば、日本一になれる自信しかないです。(過言)
デザート2 モンブラン2020
モンブラン、美味しすぎて良く分かりませんでした…(食レポ技術向上するよう精進します)。
美味しかったことは確かです!(バカの食レポ)
モーニング
指定した時間にセッティングしてもらえます。
朝からバタバタ着替えたり朝食会場に向かったりする必要がなく、相模湾を臨みながらゆったりと朝食を楽しむことができます(最高ですね!)。
朝食は和食・洋食から選べます。せっかくなので私レージは和食・嫁さんは洋食を選択しました。
和食
メニューです。和紙に書かれており、細部へのこだわりを感じます。
和食の全体感はこんな感じです。(お椀にがっつり私の顔面が映っていたので伏せてます笑)
お米は釜で炊かれているようです。一粒一粒が大きく、きらめいています。
(写真はお代わり用の釜です、美味しすぎて朝から4杯も食べてしまいました…!)
なめこのお味噌汁一つとっても、人生最大のなめこが出てきて感動しっぱなしです!
鰆の旨味とゴマの香りが◎。ご飯が無限に進んでしまいます…(注:無限=茶碗4杯)。
カツオ玉です。カツオ・昆布・梅が練りこまれ、金箔がかかっちゃってます…。
このカツオ玉、何かと申しますと…
なんとお茶漬けの素です!笑
間違いなく人生で最も贅沢なお茶漬けです…。
ちなみに、最近の金価格は7,000円/gとかそんなイメージです(金箔なのでそんなには入ってないですが…)。
洋食
こちらは洋食のメニューです。
洋食の全体感はこんな感じです。
【以下、嫁さんの感想を聞いて書きました】
全体的に美味しかったそうです。オニオングラタンスープはご飯を入れて食べたいくらい”深み”が尋常じゃなかったそうです…笑
写真上部のチョコレートバターは、チョコクリームとは一線を画す、”香りの化け物”だったそうです。
なお、苺ジャムは売店でも購入可能だそうです(人気のためか売り切れてましたが)
ロースハムに添えられていたマスタードの粒が大きい&香りの暴力で感動したそうです。
これまでマスタードだと思って食べていたのは何だったのか…、のちに嫁さんは述懐してます。(?)
緑茶・紅茶・コーヒーはポットから自由にお代わりができるスタイルでした。
さいごに
部屋のクオリティ・ルームサービスの満足感のすばらしさに加え、食事も大満足でした!
日々のストレスから解放されて、美味しい料理を好きなだけのんびりパクパクされたい方は、是非、「ふたり木もれ陽」検討されてみてください!