ドイツ料理の「メット(ドイツ語: Mett)」。4.5ユーロ(約600円)です。
メットは、生の豚ひき肉を使った料理です!
「豚肉を生で!」と聞くとびっくりしてしまいますが、安全に食べられるように管理が徹底されています。
メットについては、前回記事で詳しく紹介しています。よろしければご覧ください(^^)/
豚ひき肉・みじん切りの玉ねぎ・塩コショウ…見た目はハンバーグで、味も「ハンバーグを食べたらこんな感じだろうな」という予想通りの味。
安全とはわかっていても、焼く前のハンバーグを食べている気がして私は進みませんでしたが、夫は気に入ったようでがっついて食べておりました。
夫がいうには「デュッセルドルフのブラウハウスで食べたメットの中で、一番美味しい!!」と太鼓判を押しておりました。気になる方はぜひこちらでメットを食べてみてください!
ドイツ料理「ザワークラウト(Sauerkraut)」。3.3ユーロ(約450円)です。
酸味のあるキャベツの漬物です。実は発酵食品で、酸味は乳酸菌発酵によるものです。キャベツの甘味と、乳酸発酵の酸味で絶妙なビールおつまみとなっています!
通常、メイン料理の付け合わせとして出てくるものだそうで、メニューには単品のザワークラウトは無かったようなのですが、特別に提供してくれました(*_*;
歴史があり、繫盛しているブラウハウスだと、ぶっきらぼうな態度の店員さんもいたりする中、
ここのブラウハウス「Zum Schlüssel(ツム・シュリュッセル)」では、親切な店員さんが多かった印象です。
Zum Schiffchen(ツム・シフヘン)
1628年の年代記にも登場するという、デュッセルドルフで最も古いレストラン兼醸造所「Zum Schiffchen」。400年弱もの歴史があります。
なんとナポレオンも訪れたことがあるビアホールだそうです。ナポレオンがここの醸造所の一角でビールを飲み、以来そこは「ナポレオンのコーナー」と呼ばれるようになったそうです。
その他常連客には、スウェーデン王妃、作家のハインリヒ・ハイネ、元サッカー選手でFCバイエルン・ミュンヘンの名誉会長フランツ・ベッケンバウアーなど、著名人の名前が連なります。
訪問した時期は夏。そのため、お客さんはほとんどテラス席に座っており、店内はガラガラで写真撮影しやすかったです。
店内の一角には「ナポレオンのコーナー」。この場所で、ナポレオンがビールを飲んだとされています。
メニューはこちら。
「Schlösser Alt」、250mlグラスで2.9ユーロ(約390円)でした。”Schlösser Alt”はドイツ語で「古い城」を意味します。
瓶ビールはこちら。
ビール紹介記事で、飲んだ瓶ビール・缶ビールを紹介しています。
ドイツ料理「メット(Mett)」、生の豚ひき肉を使った料理です。他のブラウハウスのメットと比べると、かなりボリューム感があります!
デュッセルドルフ駅構内にも店舗がありました。
電車が遅れても、美味しいアルトビールを飲んでゆっくり待つことができますね(*’▽’)
店内には、駅の発着時間・遅れがリアルタイム更新で表示されている掲示板があり、ビールを飲みながら電車を待つことができます。
店内はこんな感じ。
アルトビール「Diebels」。フルーティーな香りと強めのホップの苦味が特徴です。
アルトビール「Frankenheim Alt」。デュッセルドルフとラインラント地方で最も消費されるアルトビールだそうです。
1人一杯ずつ、2杯で8.6ユーロ(約1,200円)でした。駅構内なので、ブラウハウスで飲むよりは少し高い価格設定ですね。
以上、デュッセルドルフのブラウハウス紹介その②でした。
ドイツより酒税が高いイギリスで暮らしていると、ドイツのレストランでの飲食が安く感じます。特にアルコール類は、日本で飲むのとさほど変わらない値段で楽しめます!
ビールも料理も美味しくてお値段は高すぎない…またすぐにドイツ旅行に行きたくなるほど満足度が高いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
ケルンのブラウハウスについては、こちらの記事で紹介しています。