【デンマーク旅行】コペンハーゲン観光 見どころ紹介②

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兵舎は、2階建てのテラスハウスが6つ連なった造りになっています。

壁の赤色と、窓枠とドアの白色が、デンマーク国旗の色合いと同じですね。

 

黄色の壁のバロック建築のこちらの建物は、司令官の家。カステレットの司令官の住居として使われていました。

2008年まで国防大臣(英語版)公邸として使用していたそうです。

 

 

ゲフィオンの泉(Gefion springvandet)

聖アルバニ教会近くにあるゲフィオンの泉・噴水(Gefion springvandet)。1908年に完成した青銅製の噴水で、北欧神話の女神ゲフィオンが、4 頭の牛に鞭を打ち海を耕すという勇敢な姿の像があります。

カステレット要塞、人魚姫像から徒歩圏内にあります。

北欧神話で、伝説の女神ゲフィオンは、スウェーデン王に与えられた土地を、4人の息子を牛に変えて一晩で耕地にしたと伝えられています。

そうして得た土地が、現在のシェラン島(バルト海に位置するデンマークの島)といわれています。

写真映えする観光名所のため、観光客で賑わっていました。人を入れずに撮影したい場合は、朝の早い時間帯に行く必要がありそうですね。

女神ゲフィオンが持つ鞭のしなりや、牛の筋肉や踏ん張り。躍動感ある彫刻です。

 

ゲフィオンの泉の隣には、ゴシック建築の聖アルバニ教会があります。

1867年に創設、現在の教会の建物は1908年に新築されたものだそうです。

 

 

旧証券取引所

1974年までデンマークの証券取引所があった場所。17世紀に建設された、デンマークにおけるオランダ・ルネサンス様式の代表的な建物です。

ねじねじと4匹のドラゴンが絡み合った高さ56mの尖塔のデザインが特徴的です。

 

 

クリスチャンスボー城(Christiansborg Palace)

コペンハーゲンにあるバロック様式の宮殿「クリスチャンスボー城」。デンマーク国王クリスチャン6世の名前から名付けられています。

王室・政府の迎賓館として使用されているほか、国会議事堂や内閣府、最高裁判所など、デンマークの三権に関する施設がおかれている施設です。一国の三権をすべて擁する建物は、世界でもこの宮殿だけだそう。

図書館やチャペルもあり、地下には12世紀の遺跡が残っています。

 

中に入るにはチケット購入が必要です。チケット料金は、大人1人160DKK(約3,000円)でした。コペンハーゲンカードがあれば、無料で入場できます。

料金はシーズンにより少しずつ異なるようです。正しい情報は公式ホームページでご確認ください。公式HP<https://kongeligeslotte.dk/en/palaces-and-gardens/christiansborg-palace.html

 

1794年と1884年に2度も火災に遭い修復された結果、バロック様式、新古典主義様式、ネオ・バロック様式の3つの建築様式が共存している造りとなっています。

 

床を傷つけないよう、靴にカバーを被せる必要があります。

 

アレキサンダーの間

昼食会、晩餐会の場として使用されています。モザイク、金、鏡、柱が入り乱れる広間です。

 

 

デンマークの公式晩餐会の食器は「フローラダニカ(Flora Danica)」

「フローラダニカ・植物図鑑」の挿絵を元絵に、デンマーク国内の全ての植物を2600点の器に描こうという壮大な計画から生まれたものです。

230年以上にわたってデンマークの至宝と呼ばれ、今も成型・装飾・施釉・彩色や金彩に至るまで全て手作業で行われています。

植物の毛根といった細かい部分まで細密に描かれています。

 

宮殿の中心にある大広間。国賓訪問、晩餐会に使用されます。

長さ40メートル、幅14メートル、高さ10メートルのこのホールは、宮殿で最も大きな部屋です。最大400名まで収容可能。

大ホールの壁にはカラフルなタペストリー、天井からはベネチアングラスのシャンデリアが吊るされています。

 

こちらの記事で、他の写真と合わせてより詳しく紹介しています↓

 

 

ローゼンボー城

オランダ・ルネサンス様式の宮殿と庭園を備える「ローゼンボー城(Rosenborg Slot)」。

クリスチャン4世の建築計画の一つで、1606年から28年の歳月をかけ、夏の離宮として造営されました。1710 年まで王宮として使用されていました。

クリスチャン4世はこの城を愛し、城の自分の寝室で亡くなりました。

 

現在では国有財産になっており、王冠の宝石や芸術品などの王室コレクションを展示する博物館が併設されています。

チケット料金は、大人1人125DKK(約2,400円)でした。営業時間はシーズンによって異なるため、正確な情報は公式ホームページでご確認ください。公式HP<https://www.kongernessamling.dk/en/rosenborg/visit-rosenborg/

 

城の隣には近衛兵(Den Kongelige Livgarde)の兵営があり、朝の時間帯では交代式が行われています。

 

城を囲む公園は「王の庭園」と呼ばれ、デンマーク最古の庭園なのだそうです。

 

お城の中は、地上3フロア、地下2フロアの計5フロアです。

壁がタペストリーで覆われた「騎士の大広間」、優美な磁器タイルで装飾された王のバスルームなど、当時の王・妃の暮らしぶりがうかがえます。

 

歴代のデンマーク王たちが所有した財宝や芸術品、刀剣、豪華な家具が並んでいます。

地下の宝物殿には、王様のサーベルや、400年前のワインの蔵、デンマークの戴冠用宝玉やきらびやかなアクセサリーなどが並んでいます。

 

大広間には、3頭のライオンが護る王座が置かれています。

 

こちらの記事で、写真たっぷりでより詳しく紹介しています↓

 

ストロイエ通りのロイヤルコペンハーゲン本店

デンマークの陶磁器ブランド「ロイヤルコペンハーゲン(Royal Copenhagen)」。

歩行者専用道路ストロイエ通りに、そのロイヤルコペンハーゲンの本店があります。オランダ式ルネッサンス様式の1600年代の建物の中に入っています。

 

正式名称は「ロイヤル・コペンハーゲン陶磁器工房」(The Royal Copenhagen Manufactory)。

ロイヤルの称号があるようにデンマークの王室御用達窯で、

ジュリアン・マリー皇太后によって1775年に設立されて以来、240年以上にわたり世界中で愛され続けている陶磁器メーカーです。

絵付けは全て手描き。製品の裏側には、ロイヤルコペンハーゲンのロゴ・絵付師のサイン・シェーブナンパーが入れられています。

絵付けの技術を習得するのに、4年もの歳月を費やしているそうです!

マークは王冠と3本の波線。3本の波線は、デンマークを囲む3つの海峡(スンド海峡、大ベルト海峡、小ベルト海峡)を意味しており、その上に王室御用達を意味する王冠が描かれています。

 

手描きによるコバルトブルーの絵柄が特徴で、日本人にも大人気。

1868年から制作されているブルーバターン「ブルーフルーテッド」は特に人気です。陶器に詳しくない人でも、一度は見たことがあるという柄ではないでしょうか。

 

コップはこのように二重構造になっており、飲み物が冷めにくい造りになっています。

 

店内には商品が並べてあるだけでなく、美しいテーブルコーディネートがいくつも展示されていました。

ロイコペに囲まれた暮らしはこんな感じなのですね~(*’▽’)

 

1895年より毎年欠かすことなく制作され続けている、クリスマスイヤープレート。歴代のイヤープレートがズラリと展示されていました。

2022年のイヤープレートはこちら。可愛らしいクリスマスツリーオーナメントも販売されていました。

 

商品は食器・茶器だけではありません。こちらの魚のオブジェもちゃんと購入できる商品です。お値段は163万円ほど(*_*;

店内で走り回る子供がいたら、割れてしまわないかドキドキするような商品が並んでいました。

 

Youtube動画でも紹介しています。よろしければご覧ください(^^)/チャンネル登録していただけると嬉しいです。

 

 

ロイヤルコペンハーゲン アウトレット

そんなロイヤルコペンハーゲンのアウトレット、二級品を取り扱うセカンドショップも同じコペンハーゲンにあります。

チボリ公園や議事堂があるコペンハーゲン駅から、バスで11分、地下鉄で20分の距離にあります。

全て箱入りで販売されている正規品の店と違い、一つ一つを見比べてお気に入りを見つけることができるのも楽しかったです。

 

アウトレット店の様子、どれくらい安いのか?アウトレットならではの良さ、免税、梱包など、写真と共に別途ブログ記事で紹介しています!

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展望台「ラウンドタワー」

1642年に、クリスチャン4世により天体観測所として建てられた、高さ約35mの「ラウンド・タワー」。なんとヨーロッパで一番古い展望台なのだそうです。

歩行者専用ストロイエ通りから徒歩圏内にあり、頂上からはコペンハーゲンの街並みを一望できます。

北欧ルネッサンス様式のタワーで、内部はらせん状の勾配の坂道が頂上まで続いています。1716年に、コペンハーゲンを訪れたロシアのピョートル大帝が、馬に乗って駆け上ったという逸話があるそうです。

 

入場料金は、大人は40DKK(約800円)、5~15歳は10DKK(約200円)でした。コペンハーゲンカードがあれば、入場料金は無料です。

 

らせん状になった緩やかな坂が続きます。らせん通路の長さは210m、7.5回転。エレベーターはありません。

このらせん通路を駆け上がるタイムを競う、自転車レースも開催されているようです。

 

らせん通路の途中には、床が透明になっておりタワーの一番下まで見通せるスポットがあります。

 

「Kyssebænken」は、デンマーク語で「キスのベンチ」。カップルにおすすめのスポットです。

 

展望台からは360度のパノラマ。フレデリクス教会、クリスチャンボー城、ローゼンボー城など、ある程度高さがある建物は見つけやすいです。

日が落ちた夕方・夜の景色も美しいそうです。

 

天文台らしいものも残っています。

 

 

レストラン

物価が高いデンマークのレストラン。価格と共に次回記事で紹介します!なにもかも高くて、ケチな私(妻)は気が狂いそうになりました(*_*;(笑)

次回記事はこちら↓

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ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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