音楽と芸術の都、オーストリアのウィーン。
美しい街並み、オーケストラやオペラ座、栄華を極めたハプスブルク家の宮殿、カフェ文化など…観光名所がたくさんあります。
そんなウィーンのおすすめ見どころ、費用、ホテル、グルメなどを写真と共に紹介します!
前回記事はこちら↓
<https://pawatama.com/post-18455/>
オペラ座、世界遺産の旧市街地、ウィーン少年合唱団など、観光名所を紹介しています。
前回記事に引き続き、オーストリア・ウィーン観光の見どころを紹介します。今回その②記事では「グルメ、食べ物」編です。
グルメ、食べ物
【ザッハトルテ】「ザッハー(Sacher)」
オーストリアといえば、世界的にも有名な名物ザッハトルテ。
ザッハトルテは、チョコレート味のバターケーキを作り、アンズのジャムを塗った後に、表面全体を溶かしチョコレート入りのフォンダン(糖衣)でコーティングしたケーキです。チョコレートケーキの王様ともいわれています。
「皇妃エリザベートも愛した」と言われる歴史ある銘菓です。
お土産ショップでは、いろんなメーカーのザッハトルテを見かけます。意外と日持ちするのでお土産におすすめです。
特に有名なのは、ホテル&レストラン「ザッハー(Sacher)」のザッハトルテと、「デメル(DEMEL Vienna)」のザッハトルテです。2大ザッハトルテとして有名です。
今回はザッハーのザッハトルテを食べてきました。
こちらの記事で別途紹介しています↓
【カフェ】ツェントラル(Central)
カフェ文化がユネスコ無形文化遺産となっているオーストリア・ウィーン。
そんなウィーンの伝統的なカフェ「ツェントラル(Central)」がこちら。人気カフェとだけあって大行列!事前に予約して行くことをおすすめします。
建物はもともとは宮殿として使用されていたものであるため、豪華で美しい内装です。
かつては作家のペーター・アンテンベルク、アドラー心理学で有名な心理学者アルフレッド・アドラー、などのウィーンの知識人が集う文学カフェだったそうです。チェスの対局もよく行われていたそうで、こちらのカフェは「チェス学校(Die Schachhochschule)」とも呼ばれていたとか。
文学史に名を残す歴史的なカフェです。
こちらの記事で、ウィーンのカフェ文化の歴史、多すぎるウィーンのコーヒーの種類などと共に、より詳しくお店を紹介しています↓
YouTube動画でも紹介しています。ピアノ生演奏と豪華な内装、カフェの優雅な雰囲気が伝わるかと思いますので、よろしければご視聴・チャンネル登録をお願いいたします(^^)/
【シュニッツェルで有名なレストラン】「フィグルミュラー(Figlmüller)」
1905年創業、巨大なシュニッツェルで有名なオーストリア料理レストラン「フィグルミュラー(Figlmüller)」。現在は4代目が経営しています。
このお店がある場所ヴォルツァイレ(Wollzeile)は、シュニッツェルの発祥の地だそうです。
代表的なオーストリア料理(ウィーン料理)である「シュニッツェル(Wiener Schnizel)」。
シュニッツェルとは、ドイツ語で「薄切り肉」を意味します。牛肉・豚肉・鶏肉などの肉を叩いて薄くのばし、パン粉をつけて揚げた肉料理です。カツレツのような感じで、肉質は柔らかくとても美味しいです。
こちらの記事で紹介しています↓
【ターフェルシュピッツの最高峰】「プラフッタ(Plachutta Wollzeile)」
地元民からの評判も良い、オーストリア・ウィーン料理レストラン「プラフッタ(Plachutta Wollzeile)」。
オーストリア名物料理である「ターフェルシュピッツ」が看板メニューのレストランで、”ターフェルシュピッツの最高峰”と呼ばれるほど。世界各国の著名人・サッカー選手なども訪れる、有名なお店なようです。
こちらの記事で紹介しています↓
【ウィーン最古のビールパブ】ブラウハウス「Gosser Bierklinik」
オーストリア・ウィーンで人気のビール「ゲッサー(Gosser)」。
ウィーンから車で約2時間の距離の、シュタイアーマルク(Steiermark)州の街の”Göss”醸造所で醸造されているビールです。
醸造所の創業は1860年ですが、ビール醸造の歴史は尼僧院時代に遡り、古い記録によると1459年には「液体のパン」として作られていたそうです。
アルプスの湧水を使用し、伝統的なレシピに基づいて造り続けられています。
大戦後1955年、オーストリア独立の祝宴で飲まれたビールでもあり、オーストリアの人々に愛され続けているビールです。
ウィーンにあるこちらのビールパブが入っている建物は1566年からあり、登録有形文化財に指定されています。そして、このビールパブは「ウィーンに現存する最古のパブ」と言われています。
YouTube動画でも紹介しています。よろしければご視聴・チャンネル登録をお願いいたします(^^)/
店内はこんな感じでした。ランチ・ディナーの時間帯を外して訪問したためか、お客さんは少なく落ち着いた雰囲気でした。
メニューはこちら。スープシチュー「グヤーシュ」などの定番のウィーン料理、日替わりメニューがあります。
わかりやすい写真付きのビールメニューも。
さっそく、ビールを注文しました。
いい雰囲気の店内です。
「Gösser Spezial」、300mlで4.2ユーロ(約600円)。アルコール度数5.7%のメルツェンビア(バイエルン州を起源とするラガービール)です。
ドイツのメルツェンビアよりも、カラメル麦芽を使用しており、少し甘い風味があります。モルトの豊かな風味とホップの上品な香り。
「Gösser Stiftsbräu」、300mlで4.2ユーロ(約600円)。アルコール度数4.5%のミュンヘン・ドゥンケル(色が濃いラガービール)です。
下面発酵の濃いゲッサー・シュティフトブロイは、スモーキーでローストした麦の香りと濃厚でクリーミーな味わいです。ほんのり甘い黒ビールが好きな人におすすめです。