世界的なワイン生産地である、フランス・ボルドー。
そんなボルドーへ行ってきましたので、
見どころ観光名所・世界遺産・ワイン・フォアグラなどのおすすめグルメ・ホテル・旅費など、写真と共にご紹介します!
前回の、その③記事では、レストラン・ワインショップなどの飲食店を紹介しました。
今回、その④記事では、現地スーパーで買ってみたもの・宿泊したホテル・交通事情・かかった旅費を紹介します!
現地スーパーで買ったもの
国内・国外問わず、現地のスーパーで何が売っているのかを見るのも、旅の楽しみにしています♪
フランスのスーパーマーケットチェーン「カルフール(Carrefour)」で買い物をしてみました。
フランス・パリ近郊に本社を置く「カルフール(Carrefour)」。「カルフール」は、フランス語で交差点という意味らしいです。
生ハム・サラミなどは1ユーロからという驚きの安さです。
チーズもめちゃくちゃ安いです。日本の成城石井で買ったら、3倍4倍の値段がしそうです。
ワイン売り場は想像以上の広さ。10ユーロ以下の普段使いのテーブルワインから、100ユーロ超の高級ワインまでそろっています。
いろいろと買ってみました。
スパークリングワイン(4.75ユーロ)
Château Du Taillan(シャトー・デュ・タイヤン)2014年。(15.90ユーロ)
もっと安いスパークリングワイン・赤ワインもたくさんあるからすごいですね。フランスのワインの酒税は安く、日本の20分の1ほどです。
ムール貝バジル和え(2.5ユーロ)
イカ(5.4ユーロ)
魚介類のおつまみ類。生臭みが全くなく、シンプルな味付けですがとても美味しいです。
チキンとシーフードのパエリア(4.5ユーロ)
お米より具が多い、満足感たっぷりのパエリアです。魚介のダシ・旨味がお米にしみていて美味しいです。
フランス産の熟成ソーセージ「ロゼット・ド・リヨン(Rosette de Lyon)」(1ユーロ)。
70g1ユーロのフランスのソーセージ(サラミ?)です。激安セールコーナーにあったので思わず買ってしまいました。日本だと高いおつまみが、140円で買えるなんて最高ですね(^^♪
ペライユ(Perail)チーズ(2ユーロ)
たっぷり100gの量がある、2ユーロのチーズです。
フランス南部、アヴェロン県で誕生したというチーズ「ペライユ」は、羊のミルクで作られるソフトタイプのチーズ。とろりとした柔らかい食感で、香り・味のクセはそんなになく食べやすいです。
熟成が進んでいるためトロトロで、強く持つとつぶれてしまいそうです。
ラム酒漬けクレープ(3.9ユーロ)
ラム酒にたっぷり漬かった、4つ入りのクレープ。子どもは美味しく食べられなさそうなほど、かなりアルコール感が強いです。美味しい大人のデザートでした。
宿泊したホテル
13世紀の城のホテル「シャトー・ラ・モーヌ(Château la Moune)」
13世紀の城を利用したというホテル「シャトー・ラ・モーヌ(Château la Moune)」。
写真、ブッキングドットコムより<https://www.booking.com/>
ボルドー市内から車で10分の距離にあります。「静かで居心地が良い」「ホストの方が親切」「朝食が素晴らしい」などの口コミが多く、宿泊予約サイトでの評価が高いです。無料Wi-Fi、屋外プールあり。
希望すれば、ホテルの近くにあるブドウ園の見学や、乗馬体験の手配もしてくれます。
宿泊料金は、2人1泊朝食付で、141ユーロでした。
評判・口コミにもあるように、ホストの方がとても親切丁寧でフレンドリーでした!
お相手はフランス語、こちらは日本語が母国語で、お互い英語ネイティブではない中の英語でのコミュニケーション。お相手の英語がフランス独特の訛りがあって、発音を聞き取るのが難しく、なんども聞き直したり…(*_*)
質問・再確認の応酬になってしまうわけですが、それでも「この紅茶はフランスのもので美味しい分良い値段するよ!」や「このチーズは有名なフランス産のブルーチーズだよ!」などの積極的にコミュニケーションをとってくれました( ;∀;)
部屋はこちら。”Rose”という名のダブルルームです。
シャワーと洗面化粧台。シャワーの水圧・温度は問題ありませんでした。
歯磨き粉とボディソープ。シャンプー・コンディショナーはありませんので持参が必要ですね。
朝食会場はこちら。上品で可愛らしい内装です(*’▽’)
ドライフルーツのアプリコット・プルーン、フルーツはライチ・オレンジ・バナナ。
温かいバゲットとクロワッサン。クロワッサンがサクサクふわふわ、そしてバターの香りが強くて美味しいです。
アプリコットとベリーのジャムは、手作りだそうです。
ボンヌママンのチョコレートクリームと、アカシアのハチミツ
かわいい赤いギンガムチェックの蓋でお馴染みの「ボンヌママン(Bonne Maman)」のジャム。
着色料や保存料を一切使用していないという、フランスでは定番のジャムです。パンと一緒に食べるだけでなく、チーズにつけて食べたりもするようです。
ちなみに、ボンヌママン(Bonne Maman)は、フランス語では「素敵なお母さん」という意味だそう。
バター香るオムレツ
手作りのスポンジケーキ・チーズケーキ
美味しい美味しい!とオーバーリアクションで食べてたら、作り方を説明してくれました。わざわざケーキの型まで持ってきてくれて…なんと優しいのか( ;∀;)
この後さらに「ぜひ家でも作ってみて!」と、チーズケーキのレシピを紙に印刷して(わざわざ英語に翻訳してくれて)持ってきてくれました。
フランス産のチーズ盛り合わせ
世界三大ブルーチーズの1つ「ロックフォール」。フランス最古のチーズと言われているそうです。塩辛すぎず、熟成された美味しい風味です。
フランスの家族経営のコーヒー・紅茶メーカー「Lorgues Coffee Roasters」。お茶が香り高く美味しすぎて、メーカーを教えてもらいました。
世界中の言葉で愛の言葉が書かれた小さい本を持ってきた、ホストのおじさま。こんな本があるなんてさすが愛の国フランスですね。
日本語のページを開きながら「発音はどうするの?言ってみて!」と
「愛しています」というと、夫の方を指さして「じゃあもうキスするしかないな!」と笑って満足そうにキッチンに戻っていきました。
ご機嫌になってくれてなによりです!我々夫婦と共に残された変な空気なんて気になりません!
静かにゆっくりできるホテルでした。なによりホストの方の優しさが嬉しく、ボルドー旅行の良い思い出になりました。
ボルドー中心地3つ星ホテル「デ・カトル・スール(des 4 Sœurs)」
ボルドー中心部という良い立地にある、18世紀の建物を利用した3つ星ホテル「デ・カトル・スール(des 4 Sœurs)」。
カンコンス広場まで100m、有名なショッピング通りのサント・カトリーヌ通りまで140m、歩いて数分で飲食店が多い繁華街という、好立地です。
24時間フロント、無料Wi-Fi、エアコンあり。追加7ユーロで朝食を付けることができます。
宿泊料金は、ダブルルームに2人1泊朝食無しで、75ユーロでした。
シャワーの水圧・温度も特に問題ありません。バスタブが付いているのは嬉しいですね。
アメニティはヘアー&ボディソープのみなので、化粧品類はある程度持参が必要ですね。
ボルドー中心地という好立地にある3つ星ホテルで、バスタブ付の部屋で1泊75ユーロはコスパ良いですね!
ボルドーは美味しいレストランやワインバーが多いですし、ホテルの部屋でゆっくり…ではなく素泊まりでOK!という旅プランの人にとっては、おすすめのホテルだと思います。
交通
ボルドーまでの行き方・交通費
パリのモンパルナス駅(Montparnasse)から、ボルドーのボルドー=サン=ジャン駅(Bordeaux Saint-Jean)までは、「TGV inOui(TGV イヌイ)」というフランスの高速国鉄列車でを向かいます。
所用時間は、早い便で2時間20分、途中乗り換えがある便で3時間20分です。
チケット料金は、片道1人60ユーロほどでした。
パリ14区15区にまたがる、フランス国鉄(SNCF)の主要ターミナル駅の一つ、モンパルナス駅(Montparnasse)。
1~28番線まであり、とっても広い駅です。
駅構内に大きめのスーパーもありました。長距離列車に乗る前に、食べ物飲み物を買うことができますね。
冷たいまま食べられる美味しそうなサラダパスタがたくさん。電車の中で好きなタイミングで食べられて良いですね。
イギリスと違って、食べ物の彩りがよく美味しそうです!フランスすごい…(;’∀’)
お弁当、お寿司まで売っていました。
車両は2階建て。座席は十分に広く、リクライニング可能。コンセント完備(Cタイプ)でパソコン・スマホ・カメラ等を充電することができます。
2時間半があっという間に感じるほど快適です!
フランスの高速国鉄「TGV inOui(TGV イヌイ)」では、車内販売も行っていました。メニューはこちら。
定番のパン・ハンバーガーから、クレープやマドレーヌといったフランスらしい食べ物も。
飲み物も、コーヒー、紅茶、ハーブティー、アルコールまで幅広くそろっていました。
あっという間にボルドーのボルドー=サン=ジャン駅(Bordeaux Saint-Jean)に到着です。
ボルドー・メリニャック空港からボルドー市内へは、バスで向かいました。空港の建物から出て正面に、バス停があります。
10~20分おきぐらいに、市内へのバスが出ているみたいです。
道を挟んだバス停の向かい側に、チケット販売機があります。(クレジットカードで支払い可能)
チケットの料金は、1回券は1.7ユーロ。回数券などのお得な買い方は、後述の「ボルドー交通事情」の章で紹介しています↓
毎度利用している欧州格安航空「ライアンエアー(Ryanair)」を、今回も利用しました。
前もって予約するのが早ければ早いほど、料金は安くなります。今回は、20日前に航空券の予約をして、1人片道36ユーロでした。
”安いのだけは良い”なんて声もある格安航空「ライアンエアー(Ryanair)」。メリット・デメリット、乗ってみた感想などを別途ブログ記事で紹介しています↓
ボルドー交通事情
ボルドーの重要な公共交通機関が、トラム(Tram)やバスです。
各駅にある券売機でチケットを購入することができます。
チケットには複数種類あります。
・1日券(24時間)…5.00ユーロ
・7日券…14.20ユーロ
その他にも1ヶ月券という長い期間のチケットや、夜間限定のチケットなどもあります。旅の予定に合わせて購入しましょう。
トラムに乗車したら、チケットを車内乗車口付近にある機械にかざして使います。
このチケットを改札に通す作業をしていないで抜き打ちで巡回している係員さんに見つかると、罰金(51.50ユーロ)を支払うことになります。忘れずチケットをかざして有効にしておきましょう。
ボルドー市内はTBM交通が、トラム・バス・フェリー(水上バス)を運行しています。TBM交通が発行する乗り放題チケットを購入すれば、これらの公共交通機関に乗り放題になります。
TBM交通公式サイト<https://www.infotbm.com/en>
2泊3日の旅費は?
フランス・ボルドー、2泊3日旅行にかかった費用は、約9.9万円/人。
単位:万円
飲食費について
前回記事のその②その③「グルメ・食べ物編」で紹介した通り、評判が良いレストランと、ワインバーへいくつか行ってきました。
ボルドーといえばボルドーワインが有名なので、酒好き夫婦の私達はけっこう飲んだと思います。お酒をあまり飲まない人であれば、数万円ほど安く抑えられるかと思います。
交通費について
市内から離れた場所にある、13世紀のお城を利用したホテルまでのと、ボルドー空港までのタクシー代です。空港まではバスで片道1.7ユーロで行けますが、ボルドー市内にフライトぎりぎりまで観光を楽しみたい!ということで贅沢にタクシーで移動しました。
飛行機代は安く抑えることができました。欧州間の移動は格安航空のライアンエアーがおすすめです。
ライアンエアーについてはこちらの記事で詳しく紹介しています↓
以上、フランス・ボルドー旅行記ブログ記事でした。ご参考になれば幸いです。
今回はボルドー市内中心の旅でした。ワインのシャトー巡りも憧れますが、2泊3日で市内の近場だけでもこれだけ満足感ある旅ができてよかったです!
ここまで読んでいただきありがとうございました。